Tokyo、梅雨入り

《多様多彩》――「花との交信」(No.35)

【撮影およびコメント 山本 哲朗】

名前:アガパンサス

撮影場所:日比谷公園

コメント:樹も草も静かにて梅雨始まりぬ  日野草城

Tokyo、やっとこさ梅雨入り、ムシ暑くなって来た。

さて、コロナワクチン接種はけっこうなペースで進捗しているようで、妙な楽観・安心感が拡がって来ている。とは言え、その接種率は今月18日現在 総人口の17%(1回接種)である。もちろんそれは治療薬ではないし、感染防止を保証するものでもなく、免疫を作り、重症化への防止作用があるだけである。Japan全体から見れば決して安全・安心のレベルには達していないと思われる。

それでも「世界の祭典」オリンピックが近づき、開幕すれば「民」は期待に浮かれ、応援に熱狂し、勝利に陶酔するだろう。支持率挽回・政権維持を目論む政府・与党、その他巨大な利権に与る向きのほくそ笑みが目に浮かぶ。

ひと時の華やかな祭りの後に深く、重い闇がやって来なければいいが・・・。いや、多分やって来るだろう。

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