前号までに、二編の連載記事「日本エソテリック論」と「人生はメタ旅に向かう」を完結し、別々に頂上をめざしてきた二つの登山のはずなのに、実際に登頂してみれば、実は一つの山であったとの感慨を述べました。本稿が述べるのは、その〈二登山同時達成〉によって得られた、その頂上からの思いがけないほどの眺望です。そしてそれは、「人生談」と「学的分野」の間において見出せる、ひとつの《実験のもたらした視界》です。つまりその同時登頂とは、人生というリアルと、実験というメタの、人間だからこそ可能な自己自身を対象とした〈実験〉を通した、その二つの〈運動=旅〉の融合であったのです。

登頂を終えて(なおこの山々については、この記事を参照)

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前号の「アメリカン・ナチ」に続く、アメリカ社会の陰惨な大衆支配の、徹底して隠されてきている実態のレポートです。

非常に詳細な情報の集積であり、むろんおおやけに報道される種類の話のレベルではありません。それだけに、なかなか、読むことに努力がいるものともなっています。

それを注意深く読むとき、今日のアメリカで、どうしてそのようになってきているのか、おおよその納得がゆくものと思われます。

著者が指摘するように、一度、嘘や隠蔽が始まれば、それは上塗りに継ぐ上塗りを続けるしかない。

それでは、「MKウルトラ計画」にご案内いたします。

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MKウルトラ計画  

「社会における究極の専制政治は、戒厳令による支配ではない。現実が制限されても、それが牢獄であると人々に気づかれないようにした、意識の心理的操作による支配である。彼らは、自分たちが存在する場所の外に何があるのかということにさえ気づかない。」 ――バーバラ・マーシニアック『プレアデス人』

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