国民主権行使の日

《多様多彩》――「花との交信」(No44)

【撮影およびコメント 山本 哲朗】

名前:バラ

撮影場所:都電沿線

コメント:凪ぎわたる地はうす眼して冬に入る 飯田蛇笏

 

Tokyoはこのところ秋晴れの連日である。とは云え朝晩はけっこう冷えて来た。7日は立冬。

 

Japan国の「下院議員選挙」が終わった。結果は「自・公」、「立民・共産」が議席を減らした分を「維新」が喰った形で「政権交代」は無かった。

 

選挙期間中のコロナ感染者数は劇的に、不可解なまでに減少した。発表数字への操作さえ疑いたくなったが、岸田総理が選挙を急いだのはコロナ感染が増勢に転ずる前に、という思惑があっただろう。 とにかく、国政の大勢に影響は無く、変わりばえのしない政治運営が続く・・・。

 

それにしてもマスコミの選挙結果の予想が大きく外れたものだ。そもそも全体の情勢が判明するギリギリの数時間前まで予測することに何の意味があるのだろう?  

 

投票率は前回を上回ったものの戦後3番目の低さだった。 かつて某総理大臣が無党派層について「投票に行かないで寝ててくれればいい」と言ったが、与党幹部の本音はそんなところだろう。この国の政治の先行きはなお暗い・・・。

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