その隠されたメッセージとは

〈連載「訳読‐2」解説〉グローバル・フィクション(その39)

私などには、クロップサークルはUFOなどとくらべ、やや馴染みの薄いテーマです。日本の田にも出現したことはあるようですが、私の知識の限りでは、それほどに知られた現象ではないようです。しかし、畑に一夜にして描かれる図形が、謎の現象であるどころか、ETからのそういう形での何らかのメッセージであるとすると、俄然、興味を引き起こされ、その本物を見てみたいとの関心も抱かされます。

それにしても、もし、地球外のETが、しかも、それほどの高度な知能をもっている彼らとするなら、そのメッセージの送り方には、もっと別のものがあってもよさそうな気もします。

それとも、あえて農作物の上の図形というように、いかにも人類の食生活に直結した場を選んで、ことの本質さを喚起しているのかもしれません。

ともあれ、これも興味深い議論のひとつです。

それでは、その「クロップサークル」の章へご案内いたします。

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