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「社会における究極の専制政治は、戒厳令による支配ではない。現実が制限されても、それが牢獄であると人々に気づかれないようにした、意識の心理的操作による支配である。彼らは、自分たちが存在する場所の外に何があるのかということにさえ気づかない。」 ――バーバラ・マーシニアック『プレアデス人』
政府とは、人々をコントロールするための装置以外の何ものでもない。アメリカ人が狂っているからとか、武器を持つ権利があるからということで銃乱射事件が起こるのではない。アメリカ人の武装解除を企むディープ・ステートがあるから、このような銃乱射事件が起こるのである。そもそも、そのような軍事的な攻撃が単独犯によって行なわれることはない。不正な諜報機関が関与しているのだ。第二次世界大戦以来、アメリカの諜報機関はマインドコントロールと悪魔儀礼虐待にに関与しており、完璧な「満州候補生〔後述〕」を作ることを実践している。視覚刺激と「引き金」は、私たちのポピュラーなメディアを通して増幅されている。2013年、テレビ女優のロザンヌ・バーは、「ハリウッドではMKウルトラのマインドコントロールが支配している」と発言している。
第二次世界大戦後、世界的な情勢が変って冷戦が幕開けし、軍事戦略の方向性が変化した。米国は、世界的な情報収集活動を行い、スパイ活動やテロ対策に従事する機関を設立する必要性を感じた。戦時中は、戦略事務局(OSS)がこの役割を担っていた。戦後、1947年の国家安全保障法は、これらの活動を拡大し、世界中の秘密活動を監督する正式な権限を設けることを意図して、中央情報局(CIA)を正式に設立した。ナチスの諜報部隊はCIAに提供され、そこから後に、MK-Ultra、Operation Midnight Climax、Artichoke、Monarchなど、多くの陰険なプロジェクトが派生していった。プロジェクトMKウルトラは、科学情報部が運営するマインドコントロールと化学的尋問の秘密研究プログラムのコードネームであった。「MK」の語源は「Mind Kontrolle」の略である。ドイツ語の Kontrolle を英語に訳すと、control になるのは明らかだ。
これらの極秘で陰険なプロジェクトは、ナチスの科学者がペーパークリップ計画を通じて米国諜報機関に影響を与えた直接の結果として、1953年にアレン・ダレスの下で正式に許可された。このプロジェクトでは、「個人の精神状態を操作し、脳機能を変化させるために、薬物やその他の化学物質のひそかな投与、感覚遮断、隔離、言葉や性的虐待を含む多くの方法論」を用いて、被害者にトラウマに基づくマインドコントロール状態を誘発することを目的としていた。MKウルトラ計画におけるCIAの活動の多くが明らかになったのは、1975年のチャーチ委員会の議会公聴会からである。
第二次世界大戦後の数ヶ月間、アメリカとドイツの潜水艦と貨物船は、彼らの違法なナチスの積荷と何十億ドルもの盗まれたヨーロッパのお金をアメリカに運ぶために使われた。ナチス親衛隊は北大西洋を通って米国に密入国し、ニューヨーク州モントークの沖合より上陸した。アメリカの潜水艦が夜間にロングアイランド沖に到着すると、OSSは地元所有の商業漁船が彼らを迎えに来るのを待っていた。そして、ナチスたちは漁師の服を着せられて、ニューヨーク州モントーク近くのキャンプ・ヒーローに連行された。ナチスは到着後、英雄的な歓迎を受け、米国とナチス政府始まって以来の、特にOSS、CIA、OSI、FBIから王族のように扱われた。残念なことに、これらは単に国や宗教が違うだけではなく、精神異常者が戦争を永続させ、甚大な被害をもたらしているということである。テレビは、軍事用の集団マインドコントロール兵器として開発され、1936年にナチス・ドイツでオリンピックを放送するために初めてテストされた。
MKウルトラは、戦前のナチス・ドイツで、主に、カール・ユングの「赤い本」の「集合的無意識」の研究に基づいて作られ、その後、「ペーパークリップ作戦」で米国に移された。戦後のナチスの人材プールから調達した多くのドイツ人医師は、MKウルトラの開発にとって貴重な財産となった。ペーパークリップの人員の約半数は航空・宇宙分野で活躍するロケット科学者であり、残りの半数はCIAの情報部門に所属する秘密主義者で、この中にはサディスティックなマインドコントロールを行うナチスの心理学者も含まれていた。
このサディスティックな科学者たちは、CIAと連携し、暗殺や機密情報の保持を目的として、被験者の人格を尋問に耐え抜く、特殊で区分された人間「ロボット」へと変貌させる「PDH」(痛み/薬物/催眠)技術を開発した。この邪悪な技術は、麻薬輸送、性奴隷、スーパーソルジャーなど、最大限の耐久性、情報機密、封じ込め、否認を必要とする役目に使用されている。国連と世界保健機関は、第二次世界大戦直後に設立され、平和と健康のための組織を装っていたが、実際はナチスの世界支配と大量虐殺の体制を継続するための秘密の手段であった。これは、アドルフ・ヒトラーやジョージ・H・W・ブッシュ自身が推進した、悪名高い「新世界秩序」〔の一部〕となった。誰がCIAを作ったのか、彼らの邪悪な活動は何なのか、そして彼らの大衆欺瞞のプログラムにどう対抗できるのかを知ることは重要である。19世紀初頭に詩人のウォルター・スコットが言ったように、私たちが最初に欺くことを実践すると、私たちは実にもつれあった網を編むこととなる。
MKウルトラは、米国中央情報局(CIA)のマインド・コントロール・プログラムと呼ばれることもある。CIAが計画し、実施した違法な人体実験プログラムに付けられたコードネームである。人体実験は、尋問や拷問に使用する薬物や手順を特定し開発することを目的としており、マインド・コントロールによって人格を弱体化させ、自白を強要することを目的としていた。
このプロジェクトは、CIAの科学情報部を通じて組織され、アメリカ陸軍化学部隊の特殊作戦部と連携して行われた。1950年代初頭に始まり、1953年に正式に認可されたが、1964年にその範囲を縮小した。1967年にはさらに縮小され、1973年に正式に中止されたと言われている。一部の研究者は、特定のプログラムは現在も運用されていると考えている。
MKウルトラは、1950年、当時の長官でナチスとして知られるアレン・ダレスが承認した「ブルーバード計画」の登場により、CIAが行動変容の分野での取り組みを拡大することを決定したのが始まりである。その目的は、まず、既知の方法による不正な情報抜き取りを防ぐために、人員を条件付ける手段を発見することであった。次に、特殊な尋問技術を応用して個人をコントロールする可能性を調査し、次に記憶強化の調査を行った。最後に、捕らえられ、尋問された局員の敵対的支配を防ぐための防御手段を確立するために使用された。
1951年8月、ブルーバード計画はアーティチョーク計画に改称され、催眠術や薬物を含む尋問技術の攻撃的な使用法を評価した。この計画は1956年に中止された。プロジェクト・アーティチョークが停止する3年前の1953年4月13日、中央情報局副長官のリチャード・ヘルムズの提案により、「極めて繊細な特別資金調達メカニズム」を確立するという理由で、プロジェクトMKウルトラが発足した。
MKウルトラでは、さまざまな患者を対象に、数多くのマインドコントロール実験が行われることになっていた。冷戦時代のスパイが潜入しているという妄想から、プロジェクトの全容を一人の人間が理解できないようにするため、すべての作戦は互いに区分されることになり、秘密が貫かれた。秘密保持と結果の偏りを避けるために、研究者は患者に薬を投与していることを告げないばかりか、患者の同意なしに嘘をつき、実験を行うことになった。MKウルトラには、アメリカの44以上の大学が使用された。さらに、数多くの病院や刑務所、製薬会社が、同計画に利用され、さらに、数多くの病院、刑務所、製薬会社がCIAのフロント企業から報酬を受け、疑いを持たれることなくさまざまな実験を行った。合計で80を超える別々の研究機関が、CIAのさまざまなサブプログラムを通じて報酬を得て実験を行い、研究者のほとんどは、自分がなぜ実験を行うのか、誰のために働いているのか、まったく知らなかった。MKウルトラの活動は極めて秘密主義的で、CIAのフロント企業を運営するエージェントでさえ、自分たちの活動以上のことは知らなかったとされている。
(1) Lupan, Carmen: https://nanobrainimplant.com/2013/07/14/mind-control-remote-neural-monitoring-daniel-estulin-and-magnusolsson-on-russia-today/
(2) James, Preston: https://catyoung.weebly.com/home/preston-james-fooling-american-masses-with-false-flag-terror-no-longer-easy
悪名高い「死の天使」ヨーゼフ・メンゲレは、アウシュビッツで何千人もの囚人を殺したこと、死のキャンプの囚人たちにサディスティックな生体実験を行ったこと、そして双子を「研究」するのが好きだったことなどで知られている。ミュンヘン大学で生物学を学び、フランクフルト大学遺伝生物学・人種衛生研究所で助手を務めた後、メンゲレはシュトルマブテイルング〔ハンガリー国家社会党〕に入り、ナチス党の準軍事組織「ストームトルーパー」(Sturmabteilung)に入隊した。
ヨーゼフ・メンゲレは、間違いなく歴史上最も邪悪な人物の一人である。彼はドイツの親衛隊将校で、ナチスのアウシュビッツ強制収容所の医師であった。1940年、彼は予備医療隊に配属され、その後、東部戦線の第5親衛隊パンツァグレンディエ師団ヴィーキングに所属した。1942年、ソ連戦線で負傷し、医学的に戦闘不能と宣告される。その後、3人のドイツ兵の命を救ったことで親衛隊大尉に階級に昇格した。1943年5月、メンゲレは、ナチスのビルケナウ強制収容所で病気になった別の医師に代わって担当した。1943年5月24日、彼はアウシュビッツ・ビルケナウのツィゲウナーファミリアンラーガー(「ジプシー家族収容所」)の医務官となった。メンゲレはアウシュビッツをきっかけに遺伝の研究を続け、収容者を人体実験に利用した。彼は当初、到着した囚人の輸送を監督する親衛隊医師の一人として、誰を医学実験の被験者にし、誰を強制労働者にするかを決定したことで悪名が高まった。しかし、それ以上に悪名高いのは、子供を含む収容者の人体実験を行い、メンゲレは「死の天使」のレッテルを貼られたことである。
メンゲレは戦争を生き延び、ドイツで身を隠して生活した後、南米に逃れたとするのが通説である。そこで、ナチスの戦犯として追われながらも、生涯、捕らわれの身とならなかった。MKウルトラの生存者によれば、ヨーゼフ・メンゲレは、プロジェクト・ペーパークリップのもとで新しい身分を得て移転しただけでなく、アメリカ中を旅して、特にアメリカの子供たちを対象としたMKウルトラ実験を指揮していたという。ヨーゼフ・メンゲレ博士の監督下でトラウマに基づくマインドコントロールに耐えたと証言する生存者は、何百人、何千人もいる。(3)
(3) Posner, Gerald, Ware, John. “Mengele: The Complete Story” http://amzn.to/16m2vTC
MKウルトラ計画は、アレン・ダレスが長官を務めていたCIAが開発した、恐ろしい「マインド・コントロール・プログラム」である。その実態は、無防備な人々にLSDを投与し、睡眠不足の限界に挑み、その他の深く非倫理的な実験に従事した。この計画は、訴訟や粘り強い調査報道のおかげで、数十年かけて少しずつ明らかにされてきた。アレン・ダレスは「アメリカのナチス」と呼ばれ、CIAの創設を指揮し、元ナチスのアメリカへの移住を支援し、ウォーレン委員会の立場からJFK暗殺を隠蔽し、イスラム同胞団と取引してマインドコントロールされた暗殺者を作り上げた。弟のジョン・フォスター・ダレスは、1929年の株式市場の暴落の前に、偽のゴールドマン・サックス信託を主宰し、イランとグアテマラの政府転覆を手助けした。二人ともスカル・アンド・ボーンズ、外交問題評議会(CFR)のインサイダーであり、最高大総監のメーソンであった。エイヴリー・ダレスは、当時の国務長官ジョン・フォスター・ダレスの息子で、当時のCIA長官アレン・ダレスの甥である。アヴェリーはマルティン・ボルマンのアルゼンチンでの自由への逃亡を手助けし、ジョージタウン大学の顧問として働いていた。また、マルタ騎士団のメンバーでもある。ダレス家とロックフェラー家はいとこ同士である。
アレン・ダレスは、米国とナチスのビジネスとスパイのネットワークを構築した最高責任者である。1927年から1941年までウォール街の法律事務所サリバン&クロムウェルで弁護士兼国際金融の専門家として兄のジョン・フォスター・ダレスと密接に仕事をした。その間、ナチスのトップ実業家たちと仕事をし、米ナチス企業との関係を促進する上で極めて重要な役割を担った。アレンは、ナチスのためにユニオン・バンキング・コーポレーションを運営していたプレスコット・ブッシュと仕事をした。アレンはスタンダード・オイルやナチスのI.G.ファルベンの法律顧問を務めた、ロックフェラー家が共同所有していた。ナチスと手を組んだ他の米国の大富豪は以下の通り。ウィリアム・ランドルフ・ハースト・シニア、アンドリュー・メロン、アイリーン・デュポン、ヘンリー・フォード、J・P・モルガン。モルガン、デュポンらは、1934年にアメリカ政府を転覆させるファシストの計画にまで関与していたが、起訴されることはなかった。
ダレスが裏切り者であることを知ったルーズベルト大統領は、1941年から42年にかけて、ニューヨークの「情報調整官事務所」を盗聴させた。ブッシュのユニオンバンクなど、ダレスと関係のあるいくつかの企業は、その後、「敵国との取引法」に基づいて接収された。ルーズベルトがダレスを反逆罪で告発する計画は、1944年にダレスが警告を受け、その痕跡を消したため失敗に終わった。年末の1944年11月には、米上院軍事委員会の戦争動員小委員会が「カルテルと国家安全保障」に関する報告書を発表し、ナチスが「すでに世界中に経済的蓄えを配備している」と指摘した。ルーズベルトの方針転換の計画は1945年に自身の死とともに消え、ダレス兄弟はより強力になるばかりであった。(4)
戦争が終結すると、ダレスは1945年にラインハルト・ゲーレン将軍と交渉し、戦略事務局内にナチスのスパイ網を構築する協定を結んだ。1947年にCIAの設立に携わり、1951年に副長官、1953年から1961年にJFKに解任されるまで長官を務めた。イタリアの不正選挙(1948年)、イラン(1953年)とグアテマラ(1954年)のクーデターなど、数々の悪名高い秘密工作を監督した。ユニオン・バンキング・コーポレーションが清算から戻った後、プレスコット・ブッシュとジョージ・ハーバート・ウォーカーは1951年に150万ドルを受け取っている。ピッグス湾でのキューバ侵攻に失敗した後、ダレスはケネディ大統領に解雇されたが、〔暗殺事件を検証する〕ウォーレン委員会のメンバーとして、1963年に「単独犯」がジョン・F・ケネディを暗殺したという説を広めた。
(4) Davis, Randy “Nazis in the Attic.” http://emperors-clothes.com/articles/randy/swas2.htm
CIAの原型は、何年も前に戦略事務局が第二次世界大戦の関係国の金塊や資産を買収したことに始まる。ドイツと日本の金塊は、戦時中に他の多くの国から集められ、盗まれたもので、それがCIAの手に渡ったのだが、これは公然と承認されたものではなかった。だがCIAは、これまでに蓄積された最大の金塊の山を返そうとはしなかった。この金塊はアメリカ国外にあり、フィリピンの洞窟やスイスの民間銀行に保管されていた。もし、この金塊が米国に持ち込まれ、米国財務省に加えられていたら、ドルや世界の通貨を不安定にする可能性があった。
CIAは他のあらゆる情報機関より優位性が与えられている。なぜなら、CIAは常に「国際安全保障」というカードを使うことができ、優先順位の低い「国家安全保障」しか持たない、より劣った機関に切り札を出せるからだ。大統領の出す大統領令を極秘にすることができ、その執行を担当しない機関には非公開にすることができる。つまり、大統領が「国際的」な極秘業務を行う場合、米国の情報機関は国家安全保障の下位の極秘権限しか持っていないため、この極秘情報から外されてしまう。基本的に、米国大統領は現在、米国議会、最高裁判所、米国市民がそれらの戦争の存在を知ることさえなく、「国際」戦争を実施しているのである。さらに、オバマ大統領は議会の承認を得て国防権限法を変更してその権限が与えられたため、大統領は米国内ですらあらゆる種類の戦争を秘密裏に行うことができる。オバマ大統領の就任以来、数々の大統領令によって、他の特別な大統領権限が強化されてきた。
大統領は現在、かつてないほどの権力を握っており、その権力は違憲、違法、非倫理的である。National Registryで公開されている大統領令を読めば、オバマ大統領がアメリカ国内外を問わず、外国や個人に対して秘密裏に戦争を行っていたことがわかるだろう。「国家安全保障」という名のもとに、大統領はこの新しい権限でアメリカ国内のあらゆる資産を差し押さえることができるというのは、十分に怖いことである。しかし、それ以上に怖いのは、CIAが「国際安全保障」の名の下に、依然として大統領を切り捨てることができるということだ。CIAは、自らを議会、大統領、我々国民よりも上位の権威と位置づけ、そのすべての業務において秘密裏に行動することができるのである。(5)
(5) Icke, David, Children of the Matrix. Bridge of Love. Scottsdale, AZ. 2000.
1963年11月23日に暗殺されたジョン・F・ケネディは、皮肉なことに、こう述べている。 「もし米国で政府転覆のクーデターが起きたら、それはCIAによるものだろう。この機関は、途方もない権力と、誰に対しても全く責任を負わないものとなっている。」
チリの9.11を覚えているだろうか。CIAは、自国の人々や資源を搾取しようとする多国籍企業や中央銀行に立ち向かうラテンアメリカの指導者を暗殺することを好んできた。彼らはその後、大統領を殺害し、ファシスト独裁政権を樹立する死の部隊を養成する「スクール・オブ・ジ・アメリカズ」を設立した。スクール・オブ・ザ・アメリカズは、今もなお存続し、活動している。
仕事上だけでなく、社会的にも、彼らは共に徒党を組み、閉ざされた友愛関係を形成した。彼らは自分たちの特にお気に入りのレストランで一緒に食事をし、ほとんど自分たちの中だけでパーティーをした。彼らの家族は相互間を移ろい合ったので、彼らの防衛を優先する必要はなかった。このようにして、彼らはどんどん普通の世界から離れていき、かなり偏った世界観を持つに至った。自分たちの献身的な二面生活が正しい規範となり、他の市民を見下すようになった。
最も悪名高いナチス親衛隊の何人かは、(ペーパークリップ作戦に加えて)「オデッサ」とか「スパイダー」と呼ばれる秘密の地下ネットワークを通じて、アメリカに連行された。第三帝国のヒトラー親衛隊のほとんどは、戦略事務局と合併してCIAを創設し、アメリカにおける第四帝国を形成した。彼らは、アメリカに到着すると、ナチスの熱烈なシンパである陸軍次官補のジョン・J・マクロイおよびジョン・J・マクロイとダレス・ブラザー・ナチスによって助けられた。CIAはアメリカ国民に嘘をつくために作られた。つまり、愛着あるナチスを隠し、無公害、無石油燃焼、フリーエネルギー、〔ニコラ・〕テスラテクノロジーをアメリカ国民やその他の国々から隠すために、ナチスと協力して、アメリカに第四帝国や新世界秩序を作るために作られた。アメリカ市民を守ったり助けたりするために作られたのではなく、ネオファシスト政権に奉仕するために作られた。CIAがアメリカのためにした良いことを一つでも挙げられるだろうか。アメリカのCIAとFBIは、自分たちが法律より上位にあると考え、情報公開に応じないし、認めない。
CIAが国際的な麻薬取引に関与してきたことは周知の事実である。「Cocaine Import Agency(コカイン輸入機関)」という別名があるのはそのためである。アヘン/ヘロイン取引のコントロールも、発展途上国の競争相手を排除するためである。これは1兆ドル規模の産業である。多くの場合、武器がアヘンやヘロイン、コカインなどの薬物と引き換えに、より貧しく資金不足の国に供給され、アメリカ政府の秘密工作員は、転売のためにアジア、ヨーロッパ、中米を横断して麻薬を輸送する。(6)
CIAのネオファシストはまた、盗んだ第二次世界大戦の戦利品を使って、ネオナチの原理主義者、保守派、右翼、反自由主義のグループ、例えばオペレーション・レスキュー、アーリア民族の同胞団、KKK、そして、スカリア、トーマス、ソーターといった共和党大統領が任命した最高裁判所判事らへの資金援助をした。これらの反自由主義の最高裁判事は、アル・ゴアの再集計の要求を不当かつ違法に拒否したのと同じ判事たちである。それはアメリカの民主主義にとって悲しい一日であった。CIAの新世界秩序のファシストの多くは、S.A.I.C.(科学応用国際企業)のような政府関連企業のコンサルタントとなり、これは、CIAのスペルを逆にしたものである。
不正な会計処理を偶然発見し、CEOが何百万ドルも儲ける一方で、労働者や株主が何百万ドルも損をした世界の大企業のほとんどは、CIAの新世界秩序の親衛隊ナチスをコンサルタントとして雇っていた。これらの企業には、W.R.グレース社、エンロン社、ワールドコム社、タイコ社、NASA、テルコルディア・テクノロジー、ルーセント・テクノロジー、航空会社、バイエル、メルク、アメリカン・ホーム・プロダクツ、その他ほとんどの大手製薬会社などがある。CIAの新世界秩序の親衛隊ナチスは、世界最大の企業のCEOと共謀して、今日のような困った不況経済を作り出してきたのである。それがただ起こったというだけでも不思議である。だがそれどころか、注意深く計画されたのである。
2019年9月、〔元『ニューヨーク・タイムズ』特派員〕スティーブン・キンザーの新刊『Poisoner in Chief: Sidney Gottlieb and the CIA Search for Mind Control〔毒殺長官 : シドニー・ゴットリーブとCIAのマインドコントロール探求〕』が発売された。この本は、CIAのマインドコントロールプログラムであるMKウルトラのディレクターたちが、メリーランド州フォートデトリックの研究所を重要な拠点として利用していたことを詳細に説明している。フォートデトリック研究所は1973年にほとんどの記録を廃棄したが、その秘密の一部は、機密解除された文書、インタビュー、議会調査の結果で明らかにされている。これらの資料から、フォートデトリックがMKウルトラや外国の指導者を殺すための毒薬の製造において中心的な役割を担っていたことが明らかになった。1970年、リチャード・ニクソン大統領は、すべての政府機関に対して、生物学的毒物の供給を破棄するよう命じた。陸軍の科学者たちは、それに従った。しかし、〔MKウルトラの責任者の一人の〕ゴットリーブは躊躇した。ゴットリーブは、何年もかけて作り上げたこの毒薬庫を壊したくはなかったのである。しかし、CIA長官リチャード・ヘルムズと会談した結果、しぶしぶながら「仕方がない」と承諾した。
「狂った単独犯」――マインドコントロールされた犠牲者であることが多い――による銃乱射事件の映像をすべて見ることができないことを不思議に思ったことはないだろうか。それは、〔犯人の〕「狙撃者」の監視カメラの映像がマスメディアのシナリオと一致しないからで、一般市民は完全な映像を見ることはない。連邦捜査局が銃乱射事件の現場に急行すると、まず、その場所の内外からすべての監視カメラの映像を押収する。また、念のため周辺の店舗やATMの映像もすべて押収する。そして、「単独犯」と呼ばれる大量殺人犯は、脱出者や目撃者が複数の発砲者がいたと報告していても、常に一人である。このようにして、暴力事件が演出されたヤラセ事件であることを見分けることができる。通常、実際に人が死ぬが、MSMが数日後や数週間後に伝えるような展開にはならず、誰も監視カメラの映像を見たり、アクセスしたりすることはないのである。
「満州候補生」という言葉は、1959年にリチャード・コンドンが発表した小説「The Manchurian Candidate」が出どころである。コンドンは、朝鮮戦争で満州に送られたアメリカ兵小隊の姿を描いている。そこで彼らは拘束され、洗脳され、分身を作られ、アメリカ政府を転覆させるために、重要人物を暗殺するようプログラムされた。その結果、「満州候補生」という言葉は、自分の人格が「分身」に分割され、意識せずに殺人やその他の行為を行うことができる人物を意味するようになった。その「分身」が殺人を犯し、 通常の意識に戻ると、自分が何をしたのか思い出せない。MKウルトラのプログラマーにとって、このような分身を作り出すシステムは最も重要であった。
CIAは、1950年代初頭から実施された大規模なマインドコントロール・プログラムに関する18,000ページ以上の文書の機密指定を解除した。これらの文書は、政府が開発した「満州候補生プログラム」が極めて現実的であったことを証明している。情報公開法を通じて、これらの文書は米国政府から直接入手することができる。これらの文書の中で最も意義深いものに、満州候補生の作成に関する膨大な引用がある。
以下は、機密指定を解除された文書2件と、「満州候補生」プログラムを描いた科学論文1件のサンプルです。これらの文書と引用文は、本や映画『満州候補生』の魅力的なコンセプトが、フィクションよりも事実であることを示している。まず、CIAの機密解除された2つの文書には、2人の19歳の少女に分身を作る実験と、疑うことを知らない暗殺者を作る実験が記されている。
これらの被験者は、電話や書面による暗号や信号もしくは言葉の受け取りによって、完全に覚醒した状態から深い催眠状態に移行でき、また、こうした催眠にかかった人の支配は、個人から個人へ、それほど困難なく通せることを明確に証明している。また、彼女たちが情報収集のための不本意な運び屋として働くことができることも、彼女たちの実験によって明らかにされている。Aさん(以前は銃器に対する恐怖心を表していた)は、Bさん(現在は深い催眠状態にある)を目覚めさせるために、あらゆる方法を駆使するよう指示されている。それができなければ、彼女はピストルを手に取り、Bさんに向けて発砲することになります。その際、Aさんの怒りは凄まじく、躊躇なくBさんを「殺す」すよう指示されていた。Aさんは、Bさんに向けて(弾の入っていない)銃を発射することを含むこれらの暗示を実行し、その後、深い眠りに落ちていった。適切な暗示がなされた後、両者は目を覚ました。Aさんは、上記のような一連の行動があったことを完全に否定している。(7)
1971年の『サイエンス・ダイジェスト』の記事で、G.H.エスタブルックス博士は次のように述べている。
1920年代までに、臨床催眠術師たちは、特定の人物をジキル・ハイドのような多重人格に分けることを学んだ。第二次世界大戦中、私は海兵隊の中尉(ジョーンズと呼ぶ)にこの技法を施した。私は彼の人格をジョーンズAとジョーンズBに分けた。ジョーンズAは以前「普通の」海兵隊員であったが、まったく別の人格になった。彼は共産主義の教義を語り、それを本気に信じていた。彼は共産主義者の細胞から熱烈に歓迎され、意図的に不名誉除隊させられた。ジョーンズBはより深い人格で、ジョーンズAの考えをすべて知っており、意識段階では何も言わないように「刷り込み」されていた。私は彼に催眠術をかけ、ジョーンズBと連絡を取るだけでよかった。こうして私は、共産主義者集団へのパイプを手に入れたのだった。(8)
(7) Declassified CIA document dated Jan. 7, 1953 describes creating alters (CIA Mori ID 190684). A second document dated Feb. 10, 1954 describes an experiment on creating unsuspecting assassins (CIA Mori ID 190691).
(8) Drudgaard, Lars, “History of RFID-chips, Directed Energy Weapons.” ICAACT interview https://icaact.org/audio-icaact-radio.html#.XWFwOJNKhyB
プロジェクト・モナーク〔王制〕は、王制ではなく、オオカバマダラ〔蝶の名(英語名はモナーク蝶)、北米で渡りをする蝶で有名〕に由来している。電気ショックによる外傷を受けたとき、まるで蝶のように浮遊しているかのような軽快な感覚を覚える。また、この美しい昆虫が、芋虫から繭(休眠、不活性)、そして蝶(美しい新しい創造物)へと変貌を遂げ、原点へと帰っていく。これが、この種をユニークな存在にしている変態のパターンである。オカルト的なシンボリズムでは、さらなる洞察を与えてくれる。それは、人間の魂が蝶になって新たな輪廻転生を始めるという信仰からきている。
電気ショックや性的虐待などによる激しいトラウマにより、精神が分離して別人格となる。以前は「多重人格障害」と呼ばれていたが、現在は「解離性同一性障害」と認識され、モナーク・プログラミングの基礎となる。さらに 催眠術、二重拘束、快楽と苦痛の逆転、食物、水、睡眠、感覚の遮断、さらに特定の脳機能を変化させる様々な薬物によって、被害者の心の条件付けをより強化する。大脳の機能を変化させる薬物も使用する。次に、指定された分身に詳細な命令やメッセージを埋め込んで圧縮する。この作業は 、ハイテクヘッドセットとコンピューター駆動のジェネレーターを使用することで実現する。潜在意識や無意識につながる神経細胞の経路を覆うRNAに影響を与える、不可聴の音波やハーモニクスを発するジェネレーターを使用する。
キャシー・オブライエンは、世界政治の上層部との売春を強要されたこともある、プロジェクト・モナークの不本意な犠牲者であった。その他にも、「麻薬の運び屋」や「運び屋」、カントリーミュージック業界とCIAの違法活動との関わりなど、秘密裏に任務を遂行させられた。幼少の頃、彼女はまず父親から性的虐待を受け、さらに児童ポルノ製作者のネットワークからも性的虐待を受けた。彼女は、CIAによって、MKウルトラのサブセクションであるプロジェクト・モナークと呼ばれる政府のマインドコントロール・プログラムに参加させられたと主張している。催眠術をかけられ、国際的な小児性愛者組織、麻薬王、悪魔崇拝者たちによる自分と娘の性的虐待の記憶を思い出すことができた。彼らは「トラウマに基づくマインドコントロール・プログラミング」の一種を用いて彼女を性奴隷にし、著名人を脅迫するために彼女を利用したと言われている。オルギー島での未成年の性奴隷を暴露したジェフリー・エプスタイン事件は、オブライエンの主張を裏付けている。彼女は自分の「分身」と一緒にほぼ完全な記憶を持つことができた。Wikipediaで興味深いのは、「キャシー・オブライエン(陰謀論者)」というページがあるのに、プロジェクト・モナークを扱ったページがないことだ。(9)
もともと尋問に使用するプログラムとして設計されたMKウルトラは、機密解除された「クバーク尋問マニュアル」に記載されているガイドラインの多くに従ったもので、そこには「不思議の国のアリス」方式と呼ばれる尋問方法が記載されている。この方法は、尋問対象者を現実から切り離すための混同技法である。(10)
このような恐ろしいトラウマに基づくマインドコントロール実験の無数の自称被害者が、プログラミングにディズニー映画が使われたことを証言しており、特に子供の被害者はそのことを認めている。「オズの魔法使い」や「不思議の国のアリス」のような映画は、トラウマを抱えた被害者が解離し、プログラミングの指示を受け入れる能力を最適化するイメージとして、マインドコントロール・プログラミングの定番であったと報告されている。機密指定を解除されたクバーク尋問マニュアルの一節に、次のような記述がある。
このような候補者は、自我が完全に形成される前の若い時期に選ばれるため、『オズの魔法使い』や『不思議の国のアリス』のような童話がモデルテキストとして好まれた。それゆえ、ディズニー帝国全体がこのようなプログラミングに関与していることになる。
(9) Estabrooks, Dr. G.H. Science Digest, April 1971, pp. 44-50.
(10) Wikipedia: “Cathy O’Brien (conspiracy theorist)” https://en.wikipedia.org/wiki/Cathy_O%27Brien_ (conspiracy_theorist)#Project_Monarch
神経科学、サイバネティクス、人工知能、ニューロチップ、トランスヒューマニズム、サイボーグの科学、ロボット工学、身体監視、行動制御、思想警察、人間強化等の間の、実際の関連性を認識している人はほとんどいないのではないだろう。だがこれらはすべて密接に関係しており、我々の歴史上、この問題が今ほど理解することが重要であったことはないだろう。これらのテーマについては、本書の「ユーバーマインドの部」で詳しく解説する。
懸念される主な理由は、1950年代初頭に開発が開始され、現在では非常に高度な技術となっているこの新しい技術が、完全に規制されておらず、一般の人々がその意味を知らないままであることだ。また、ラジオ司会者のラース・ドルードが2012年のインタビューで語ったように、初期の開発については完全に記憶喪失の状態である。CIAは、一流大学を通じて、また当時の著名な神経科学者を雇うことで、同意なしに人々を対象とした実験に資金を提供していた。これらの実験(1950年代以降)は残忍で、人の人生のあらゆる側面を破壊し、国家安全保障と秘密のカーテンや、非常に主観的である精神医学の診断に隠れている。リー・ハーヴェイ・オズワルド、サーハン・サーハン、チャールズ・マンソン、ジョン・ヒンクリー・ジュニア、マーク・チャップマン、デビッド・コレシュ、ティモシー・マクヴェイ、ジョン・サルヴィなどは、MKウルトラのトラウマに基づく精神制御プログラムを受けた疑いが強い、悪名高い著名人たちである。(11)
(11) The Sharp Edge/ Corey’s Digs. “Keys to The Magic Kingdom” https://www.coreysdigs.com/trafficking/
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2004年、アプライド・デジタル社とデジタル・エンジェル社は、世界初の人間用の埋め込み型RFID(Radio Frequency Identification)マイクロチップ「VeriChip」が、米国食品医薬品局から米国での医療用途を許可されたことを発表した。VeriChip健康情報マイクロ通信システムは、埋め込み型RFID、インサータ、独自のハンドヘルドスキャナー、患者が承認した健康情報を含む安全なデータベースで構成されている。私たちの個人的な医療履歴、通貨、すべてのアクセスキーとパスワードが含まれているため、私たち全員が必要であるという事実を売り込むことになるだろう。インプラントされた後の生活はとても楽で安全になる、と私たちは言われることとなる。あまりに素晴らしいアイデアなので、義務化されること請け合いである。
VeriChipは、米粒ほどの大きさの皮下埋め込み型高周波マイクロチップで、外来による簡単な処置で皮下に挿入さ れる。この16桁の番号は、暗号化されたインターネットアクセスを通じてデータベースとリンクしている。そして、あらかじめ保存されている情報は、インターネットを通じて、登録された依頼先の医療機関などに伝えられる。
英米連合に支配される世界という(このような)狂気のビジョンは、エリート秘密結社が民主主義を回避するために20世紀に行った最初の試みの1つである。これは、国家主権を覆し、超国家的な統治形態を確立するという目的を達成するためである。これは、今アメリカで起きていることである。
ファシスト・アメリカの警察国家は、以下の簡単な10ステップを踏むことで形成される。 1. 恐怖の内外の敵を呼び起こす(対テロ戦争) 2. 収容所を作る(FEMAキャンプとグアンタナモ湾) 3. 無法者階級を育てる(国土安全保障省)4. 内部監視システムの構築(CIA、NSA、RFIDチップなど)、5. 市民団体への嫌がらせ(モグラ)、6. 恣意的な拘束と尋問(キャッチ&リリース)、7. 重要人物へのターゲット(責任者を脅迫しコントロール)、8. 報道のコントロール(主要メディアの統合)、9. 異論は反逆に相当(あなたは我々と組むか反対するか)10. 法の支配を停止(愛国法、NDAA など)。
作家のイアン・ウィリアムズ・ゴダードによれば、「市民が事実を見たり調べたりすることを拒否し、政府やメディアが日常的に嘘をつき、検証可能な事実に反する現実を捏造することをさせない社会こそ、選択に値する。その反対が、警察国家による独裁を選択し、それに値する社会である」。結局のところ、カルマの法則で、最終的には自業自得となる。
RFIDチップが大量に人口管理に使われるまでは、精神科の薬が採用される。「薬業界は、まず教授を買収し、次に科長を買収し、さらに他の科長を買収するという具合に、次々と買収してゆく」、とピーター・ゴッチェ博士は言う。大手製薬会社の医薬品は、毎年20万人以上のアメリカ人を死亡させている。悲しいことに、副作用や医療ミスが重なり、アメリカでは死因の第3位を占めている。医師のアドバイスを採るべきかどうか、医師に尋ねることだ。
前世紀、テディ・ルーズベルト以降の米国大統領、副大統領、下院議員、上院議員のほぼ全員は、ケネディ兄弟とドナルド・トランプを除いて、新世界秩序のための違法なブッシュ・プランに従った。アメリカでは、全議会議員の95%以上が、何らかの形で妥協したり、脅迫されたりしている。プレスコット・ブッシュは、莫大な富を洗浄し、政治的影響力を行使して、アメリカ戦略事務局を創設し、若き日のジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュをその新進気鋭の指導者にしたと言われている。プレスコット・ブッシュが第二次世界大戦中にナチスと取引していたことは議会で確定した事実なので、ブッシュとナチスのつながりは存在し、そのつながりはブッシュ大統領、ジョージ・H・W・ブッシュを通してまだ生きていたと言ってよい。
ニコラ・テスラは1943年1月6日に諜報員によって殺害され、反重力飛行円盤、透明化技術、「デス・レイ」のような彼の偉大な発明を、地震や天候修正装置とともに盗んだといういくつかの証拠がある。この頃、第二次世界大戦の終結を前に、ナチス・アブウェア「防衛情報部」のトップであったヴィルヘルム・カナリス提督は、第三国として再編成することを決定した。ドイツが戦争に「負ける」ことが確定し、組織は「地下」に潜ることを余儀なくされた。戦後発見された文書「マドリッドサーキュラー」に記された彼らの長期計画は、米国に秘密裏に潜入し、最終的には集団マインドコントロールを駆使して米国を占領し、一発も撃たずに「1000年帝国」を樹立することだった。その後、アブウェアは「ドイツ防衛庁(DVD)」となった。同庁のモットーは Für uns, ist der Krieg niemals vorbei(私たちにとって、戦争は決して終わらない)」である。(12)
当初、影の秘密政府は、ナチス・ドイツと同じ普通のファシズム政府であった。それは、国家と企業の連合体であり、国家が企業、国防請負業者、民間産業を指導していた。それが、大企業、特に航空宇宙産業や兵器製造会社が政府を掌握し、自分たちだけのために利用するようになった。加えて、大企業、特に航空宇宙と軍需産業は、政府を重責させて、自分たちの独占的なニーズに応えるためにさらに利用した。これは、超ファシズムと呼ぶのが最もよく表現されたもので、企業と国家は融合し、企業が国家を支配し、自らの企業利益のために利用するのである
第二次世界大戦後の数十年間、エリート秘密結社は公的な情報機関やペンタゴンに対して独立し、ますます支配的になっていった。これは、ブラック、ディープブラック、そして超ブラックの未承認のプログラムへの変貌によるもので、協力する地球外生命体と共同で、人類の防衛用に反重力船を逆工学的に開発するプロジェクトに関連していた。もちろん、これはすべて、「宇宙最高機密」と呼ばれる最も厳密な機密のもとに、防護されるようになった。やがて、ディープブラックと超ブラックの秘密〔レベル〕の知られざる国防請負人プログラムが支配的になり、アメリカ国民やほとんどの議会議員には極秘にされながら、目に見える連邦DC政府内部のすべての政策を彼らが指揮するようになった。作家のプレストン・ジェイムズはこう述べている。
国家と企業が融合し、企業が国家を支配し、その選択肢を積み重ね、自分たちの企業利得と資金調達のために、ワシントンDCの納税者の金を私費のように使うこのタイプのファシズムは、超ファシズムと呼ぶにふさわしいものである。MJ-12の支配下で発展したこの超ファシズム制では、CIA、モサド、FBI、その他の頭文字機関は、ディープブラックと超ブラックの影の秘密政府本位のの汚い仕事をするための道具となり、〔攻撃を〕否定できる部署となった。
アメリカの中央情報局(CIA)とその「民営化」された付属機関である民間警備会社ワッケンハットなどは、長い間、外国政府の転覆に従事し、 米国の有力指導者や高官を暗殺し、国内外での偽の「緊急事態」やクーデターを引き起こすことに取り組んできた。そうであるなら、彼らがいっそう有利になる――例えば、英国の傀儡植民地時代に戻そうとする――ように、アメリカの中央政府を転覆させ、大規模に改組しようとしていると信じにくいのはなぜなのだろうか。そのような手段でアメリカ憲法が転覆され、戒厳令が敷かれ、我々の権利が停止されるのを見るかもしれないと主張する人もいる。その理由はおそらく、予想される米国の財政破綻と新たな世界恐慌に対処するための方法であるからだろう。研究者のデビッド・アイクは何十年も前から、グローバリストの裏方的な計画がすべて公開で実行されなければならない時が到来すると言ってきた。私たちは今、〔そのように〕、「一つの世界通貨」「一つの世界宗教」「一つの世界政府」の進行を見ているのだ。
CIAは、1970年代に議会の公聴会で、違法なMKウルトラを使用していたことを公に暴露されたが、それを止めたとか何かが変わったという兆候は見られない。最高レベルは今も、CIAはコントロールしているのであり、私たちが「陰謀団」と呼んできたものの執行機関なのである。したがって、MKウルトラやその他の類似の手法が、一般市民だけでなく、彼らの従業員にも日常的に使用されていると結論づけることは明白であろう。彼らの集団マインドコントロール作戦は決して終わっていないのである。
ファシズムのシンボルである「ファシーズ」。このシンボルは、斧を囲む束ねた木の棒である。古代ローマでは、ファシーズは判事の権力と管轄権を象徴するもので、ムッソリーニ政権の象徴となった。ファシスト運動は、カリスマ的指導者の下に政府を置き、後に「国家資本主義」と呼ばれるようになるコーポラティズムの力を行使する「プロレタリア国家」の創設を約束するものである。
アメリカの腐敗したファシスト的コーポラティズムは、企業に市民と同じ権利を認める「市民連合」という最高裁判決に現れている。「連邦最高裁の判決は、国家がポスト憲法時代に突入したことを意味する。政府による米国内での米国市民の異常な強制連行が合法であることを意味する。裁判所は、立法府や行政府と同様に、企業権力にのみ奉仕することを意味する。
ファシズムの定義の中核をなすものである。それは、国家の内部機構が非常に腐敗し、企業権力に従属しているため、改革や最も基本的な憲法上の権利に基づく市民の保護の希望がないことを意味する。OpenCongress.comの世論調査では、この条項の不支持率は98%であり、被治者の同意は残酷なジョークであることを意味する。そして、企業権力の仮面である二大政党制を打破することを含め、企業の専制政治を打倒するための戦闘的(Washington’s Blogは非暴力主義)な大衆運動を急速に構築しなければ、私たちの自由を失うことになるということである。…ヘッジス対オバマの裁判の審理を拒否し、NDAAの見直しを拒否したことで、最高裁は、南北戦争時代から続く、軍隊がアメリカの街を取り締まることはできないという判例に背を向けた」と、ブルース・アフランとともにこの訴訟に数えきれないほどの無給の時間をかけた弁護士カール・メイヤーは述べている。クリス・ヘッジスは、「これは市民の自由に対する大きな打撃だ」と述べている。これは、海外の秘密施設を含む軍事施設において、裁判や弁護人なしで人々を拘束する許可を軍に与えるものだ。戦時中の大統領の行動に対する司法審査はほとんど残っていない」と述べている。
MKウルトラは、悪魔の儀式的虐待を伴うサディスティックなCIA計画である。被害者は薬漬けにされ、催眠術をかけられ、トラウマを植え付けられ、電気ショックやその他の治療を施され、脳が再編成される。これらのマインドコントロールされたゾンビは、スパイ、暗殺者、性奴隷、そしてセレブリティとして利用されてきた。MKウルトラを通じて、CIAのハンドラーは、自分の良心に反してでも命令通りに行動する満州候補生を作り出した。ペーパークリップ計画では、ナチスの医療施設がアメリカに移設され、「研究」が続けられた。
ジョージ・オーウェルは、アメリカに警察国家が到来することを予言した。彼はまた、永遠の敵という概念や、世論を思い通りに動かすためのヤラセ作戦も予見していた。【写真中の文】「戦争は勝つためにあるのではなく、継続するためにある。階層社会は、貧困と無知を基盤としてのみ可能である…。戦争は、支配者集団が自分たちの主体や対象に対して行うものであり、その目的は、ユーラシアや東アジアに対する勝利ではなく、社会の構造そのものを維持することである」–ジョージ・オーウェル、1949年、『1984』より
心理作戦(サイコプス)とは、CIAのプログラムであり、大衆に働きかけることを目的としている。心理作戦は、集団レベルでのトラウマに基づくマインドコントロールの一種であり、暴力的で衝撃的なプログラムによって、理性を上書きすることで知られる基本的な恐怖の感情へと人々を回帰させる。MKウルトラは、心の働きの専門家を活用し、他人に信じさせたいことを効果的に影響する方法を知っていた。TVやソーシャルメディア、脅迫、サブリミナル広告な、を通じて、サイコプスは、特定の感情的反応を起こさせるために「人を仕向ける」ように設計されている。
2001年9月11日の「攻撃」は、新しい敵を作り出すための一つの大きな心理作戦であったが、もちろん、ヤラセ作戦として、本当の犯人は隠されたままである。「私たちが立ち上がって言わなければならないのは、USSリバティを攻撃しただけでなく、9/11も彼らがやったということです。彼らがやったのです。私はこの2週間、陸軍士官学校や海兵隊本部の関係者と長い間話し合いましたが、どちらの場合も、9.11がモサドの作戦であることは100%確実であるとはっきり伝えました」。2010年3月14日。米陸軍士官学校の戦略研究所(CSIS)の元所長であるアラン・サブロスキー博士は、この問題の専門家といえ、また、米国陸軍士官学校、ミドルベリー大学、カトリック大学などで教育・研究を行ってきた。在職中は、ジョージタウン大学とジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究所(SAIS)で非常勤講師を兼任した。また、米国内外の防衛・外交問題に関して幅広く講演を行っている。
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