【新版(Second Edition)に基づく】
隷属を終わらせる(その2) |
優生学は、誰が生きて再生産されるに値し、誰がそれに値しない人であるかを決定する、反社会的行為である。優生学や人口撲滅プログラムは、ロックフェラー、カーネギー、ハリマンらの強力な家族王朝によって、20世紀初頭に始められた。彼らの研究は、後に、アドルフ・ヒットラーのような独裁者に、人口のうちの望ましくない部分の淘汰を正当化することを鼓舞した。ともあれ私たちは、ヒトラーとは、自分の私的教条によって国を支配した特異狂人であることに焦点を当てて教育された。しかし、そういう面もあるが、それが全体像ではない。ヒトラーは、スターリンを転覆させようとしていた国際銀行秘密組織の人形であったことは、文書によって十分に証明されている。
残念なことながら、そうした第三帝国は、自国の市民に背を向けた多くの政府のうちのひとつにすぎない。米国においても、人体実験が、すでに1890年において行われたことが文書に残されている。政府は、自国の市民――兵士、囚人、居留地の先住民族から村や郡の全体に至るまで――に、30回以上にわたり、毒性化学物質を秘密に実験している。このようなケースは、1930年代のタスキゲー研究所(Tuskegee Institute)が行った梅毒実験から、1990年代の生物廃棄物投棄や、21世紀の不可解な軍の予防接種死に至るまで、すべてが特定目的下の実験と考えられている。1700年代に、英国人がアメリカ先住民に天然痘ウイルスを意図的に感染させた毛布を配布したことを忘れてはならない。それが意図的か否かに関わらず、結果として致命的な病原菌が広がり、最終的にはアメリカ先住民の半分が死亡した。
不妊化は、優生学が実施されている多くの狡猾な方法のうちの一つである。 1904年、カーネギーは、ロング・アイランドのコールド・スプリング・ハーバーにある最初の優生学研究所に、秘密裏に資金を提供した。ロックフェラーは、自らの優生学プログラムを通じ、有色人種の強制的な不妊化計画に資金を提供し、さらに、第三帝国によって採用された優越人種政策をさらに発展させるため、ドイツのカイザー・ヴィルヘルム研究所に資金を提供した。ドイツの敗北とニュルンベルク裁判の有罪判決の後、ナチスの大量虐殺の政策は闇に葬られたが、多数の人々を積極的に排除する同様の政策が(目につかない形で)世界中で再浮上している。最近では、過去10年間に、ブラジル、プエルトリコ、ニカラグア、メキシコ、フィリピンで、ワクチンに秘密の添加物を使用して、女性と少女の大量秘密不妊化が行われている。
探求ジャーナリストのエドウィン・ブラックは、2003年の著書『弱者への戦争:優生学とアメリカの優越人種キャンペーン』で、アメリカにおける優生学運動の起源について書いている。その当初、優生学運動は、カーネギー研究所とロックフェラー財団を含む大企業の慈善事業として資金提供された。カーネギーとロックフェラーが資金援助を貸しただけでなく、彼らの慈善活動の政治的および社会的意義は、ハーバード、プリンストン、イェールなどの国の最も明晰な頭脳をも引き付け、いっそう信頼性を持つ運動へと発展させた。ブラックは、第三帝国が悪名高い言葉を普及させるずっと前に、優越人種を造るための組織的な努力があったことを著している。ロックフェラーはまた、世界保健基金――あたかも厳密な人道的目的のためようには見える――を設立したが、破壊的なワクチンを導入するという暗い歴史も持っている。国際的なエリート組織であるローマ・クラブによる1991年の刊行物は、彼らの粗野な政策が熱心に継続されていることを明示している。この刊行物『最初の世界革命』では、「私たちを統合させる新たな敵を調査する中で、汚染、地球温暖化の脅威、水不足、飢饉などがそれにあたるとの考えに達した。これらすべての危険は、人間の介入によって引き起こされ、・・・真の敵は人類そのものであ」と述べられている。この構想の基調は、明らかに、その「人類」の定義が劣等な他者であり、彼ら自身はそれから除外されていることである。
1984年、世界銀行から委託された『世界開発報告書』は、「今日の無行動は、人口の増加を遅らせるために、明白な選択肢と自由に適合しない、より劇的なステップが明日必要になることを意味する可能性がある」と記述した。 1978年、ヘンリー・キッシンジャーは、極めて批判的にこう宣言した。「第三世界に対する米国の政策は、人口削減策のひとつでなければならない」。作物散布、大気中化学薬品散布、フッ化物などの飲料水添加物、汚染ワクチン、GMO、HAARPによる人為的天候異変、終わりのない戦争などは、 人口削減のレンズを通してみる時、まったく異なったものが見えてくる。人間の出生率が世界的に急落しているのは、不思議でもなんでもない。
そうした世界的エリートによる危険に気付く人々がいっそう増え、そうした人々は発言を始めている。例えば、調査の結果、フッ化ナトリウムは少々の濃度であっても、細胞組織に損傷を与え、破壊的である。そして人々は、飲料水のフッ素化を止めるよう要求している。それは虫歯を防ぐことには何らならず、完全に優生学上のことである。私たちの政府は長い間、フッ化ナトリウムが哺乳類には毒であり、松果腺の周囲に集まることを知っている。松果腺機能についての動物研究は、フッ化物への曝露はメラトニン産生を変え、性成熟のタイミングを変化させることを示している。ヒトにおける松果腺の役割に関する最近の情報は、松果腺機能に影響を及ぼす任意の作用物質が、性成熟、カルシウム代謝、副甲状腺機能、閉経後骨粗鬆症、癌および精神疾患など、さまざまの健康障害をもたらすことを示唆している。しかし、私たちは、フッ化物は「歯に良い」から飲料水に入れられている、と教えられている。
1959年に発見された反ユートピア小説『Brave New World』の著者アルダス・ハックスレイは次のように述べている。「現代では死の予防は非常に容易だが、妊娠の予防は非常に困難である。その理由は非常に単純である。例えば、感染症などによる死の予防は、少数の専門家と少数の未熟練労働力によって行われ、わずかな設備投資で済むからである」。生命はまるでフィクションのように扱われている。人口を減らすために新たに製造された疾病には、HIV、エボラおよびSARSなどがある。 SARSあるいは鳥インフルエンザは、非コーカサス人、特にアジア人をターゲットにした特定の生物兵器として開発された。「やくざ」と呼ばれる日本の組織犯罪組織は、彼らの民衆に対する新世界秩序の企みを知った時、彼らは反撃することを決断した。新世界秩序を可能にさせないために、彼らは彼らのやり方を変更し、他人を雇って秘密集団の隠れた政策を公開した。彼らの主導スポークスマンは、元フォーブス誌のアジア太平洋局長、ベンジャミン・フォルフォードで、彼は「青い目の侍」と呼ばれている。
フルフォードは、金融エリートが一般国民に新たな戦争に入る意気込みを持たせるために、繰り返し偽の軍事事件を起こしてきたかを説いている。銀行家は、戦争から最大の利益を得ることに執拗である。極めて単純に、彼らは各紛争の両側に資金提供し、その金利からしっかりと利益を得る。フルフォードは読者に、各軍事作戦が始まった状況をよく調べると、それがやらせ作戦であったことを指摘するに十分な証拠が出てくる、とうながす。スペインとアメリカの戦争から9・11の悲劇まで、20世紀のアメリカの軍事行動のほとんどすべては、先制攻撃、やらせ作戦、またはその両方であった。真珠湾攻撃についても、F・D・ルーズベルト大統領は、差し迫った日本の脅威について事前の知識を有していながら、米国太平洋艦隊に注意を喚起せずにその不意打ち攻撃を行わせたことは、この十年間でようやく明白となってきたことである。
ほとんどの人が遭遇するジレンマは、もし戦争の合理的理由が本当のきっかけではなく、私たちが真の歴史を教えられているのではないとするならば、そのなす意味は、合理的に飲み込むにはあまりにもかけ離れすぎていることである。それは、逆の事態を「想定」するだけでも想像を絶することである。それには多くの人が関わっており、多くの計画や多くの内部者が関わっており、ほとんどの人が拒否状態に入ってしまう。そのような陰謀は、9・11が内部者の仕業であったとするように、あまりにも複雑すぎてもっともらしくはない。それは単に大きすぎる陰謀であり、選出された政治家にとってもあまりにも入り組み、あまりに多くのことが良からぬことでなければならず、基本的には推測の域を越えてしまい、よって、そうした説は完全に見捨てられてしまう。人々がこの否定的な点に達すると、彼らの心は閉ざされ、問題の合理的追求はされなくなってしまう。
危機問題のカウンセラーは常に、人々が危機に面した際、特に心的外傷後ストレス障害(PTSD)に陥っている患者に対し、ある自然な対応を見出そうとする。たとえば、誰かが深刻な心的外傷を負った時、彼らは心の中に一種の間仕切り――拒否の場――を作る。それはその心的障害を取り扱う分離した人格のようなもので、心の他の部分に通じている場合もあれば、そうでない場合もある。そしてその人は、その心的外傷に関する些細な問題にすら、非常に防衛的になる。典型的には、心的外傷を引き起こした経験に関する情報を得た場合、そのまず最初の傾向は、その提供者を攻撃することである。このような防衛行動は、「不調和認識」の一つのバージョンであり、圧倒的な感覚から生じ、「だめ、だめ、そんなことは考えられない。そんなのありえない」と反応すると同時に、その人の心の恐れの潜在意識の部分では、それが本当であることを認識している。同様に、本書が提供する情報についても、それに直面した平均的アメリカ人は、最初にこの「不調和認識」の反応を起こすだろう。つまり、こんな情報は考えられない。私たちが聞いたことやこれまで信じられていたことには合致しない。「この提供者」は絶対まともじゃない、と。
ディビット・アイクはその著書『Children of the Matrix』にこう書いている。「人類の大部分は、外から植え付けられた「規範」――自分の“正常な”考え方が、個人的にも集団的にも自分を刑務所化することであるとは気付かないよう、揺りかごから墓場まで、その精神に注入されたもの――により完璧に教化されている」。彼はさらに、エリートが地球を牛耳る唯一の方法は、彼らが私たちを無知に保つ努力が成功するかどうかにかかっている、と指摘する。そうした支配者らが行ってきたことは、人類が受け取る情報の流れを厳密に規制するシステムを採用することだ、とアイクは指摘する。彼らが行ってきたことは、私たちが誰であり、私たちの本当の力、私たちが何に由来するかの正しい事実、私たちの真の歴史、そして今日までの彼らのだましの知識などについての情報から、私たちをつんぼ桟敷にすることである。彼らがしてきたことは、多様な人種を葬り去り、盲目の羊である国民を作り出すことであった。
この機密な問題にいどむ、フルフォード、アイク、コリアー、ウィルコック、そして他の多くの人々は、地球人は、いまこそ主権を取り戻す時だと主張する。社会のその究極の専制体制は、戒厳令をもって人々を支配しているのではなく、意識の心理的操作を通じて支配し、現実を規定し、その中に存在する人々は自らが囚人であることにさえ気付かなくなっている。そうした支配者らが欲しないことは、私たち一人ひとりが自分の経験に責任を負い、私たち一人ひとりが他の人に鼓舞を与えるようと覚ることである。しかし、ますます多くの人が「世界を変える話」をまさに理解し始め、その気付きを自分たちの周りの人たちと分かち合おうとし始めている。誰にでも、目を覚ます機会は存在する。十分な人々がその自己犠牲化に対抗する選択肢に目を覚した時、そして私たちが意識的にそれに代わる手段を取り始めた時、世界はより良き方向へと、巨大な変化を見せ始める。この新しい現実を共に創造する時、専制体制の支配は再生できえない。私たちは誰もが自分の主になることが可能である。エリートは、いったん人々の意識が変わり始めると、元に戻せないことを知っている。私たちが自身の新しい視点に焦点をあて、その結果として生じる体験の変化は、世界なぞ本当は強固でなかったという考えの復活である。それは言わばホログラフィック画像である。原子核にあっては、すべての物質はエネルギーで構成され、ホログラフィックエネルギーは世界をなす個人の思考を通して形成される。
イルミナティとその秘密政府ネットワークの具体的な目的は、地球上の人々を根こそぎ乗っ取るため、隠れた心の支配方法を導入することである。ドラコニア人爬虫類ETとその召使いであるグレイズもまた、この構想を後押ししている。現在、これらの詐欺的なETと権力に飢えた人間たちは、同じ目標を達成するために互いに協力しあっている。これらの2つのグループは密接に結びついている。ほとんどの人は、爆弾や銃を用いた軍事的手段の面でのみ、世界の乗っ取りを考える。しかし、世界の指導者や大衆を支配するこれらのグループのいっそう破壊的な方法は、マインドコントロール、催眠、脳インプラントによる。重要な問題は、「これを止めさせるために私たちは何ができるのか」ということである。政府は、欲得、技術の獲得、世界の支配のために私たちを売った。現在、彼らは自ら始めたことを停止することは不可能である。そこで第一のステップは、地球の人々が世界政府制度を取り戻し、これらのグループと結託している無数の隠れた政策を公開することである。そしてこの第一のステップの重要な要素は、そのニュースが初めはどれほど混迷させられるように見えても、地球外生命体についての完全な開示を政府に強制することである。
彼らが敗北するまで、今、私たち自身を守る唯一の方法は、私たちの意識の強さを通じたものである。 私たちがより高いパワーに共振し、自分の力を支配し、自分の個人的なエネルギーや衝動に自らが主となる場合、私たちは何ら心配することはない。周囲に悪意ある存在を感じることがあれば、非暴力の原則に立って、自分自身の保護を考えよう。他の人に援助を差し伸べることは、ただちの保護となって還ってくる。また、私たちの強さの一部は、個人として考えることにある。グレイは集団記憶の生き物で、独自で考える能力はほとんどない。今は、実際に何が起こっているのかを人々に気付かせる時である。上記のような情報を、友人や家族と、こわがらせない討論をもって共有しよう。 そしてこのテーマについて、いっそう多くの研究を個々人で行おう。もし十分な人が気付けば、最初の効果が出始める。 すでにそれは起こっているが、残された時間は長くない。
世界は霊理的にも心理的にも覚醒し、犠牲化への合流を止める必要がある。この犠牲者意識は、無意識な人々のETによる拉致や操作の継続をたすけてしまう。変化が意識において開始されると、それは繰り返され、個人やグループの行動につながってゆく。イルミナティ秘密集団とその悪意的ET同盟者は、今や、これまで以上に弱まっている。悪意あるETと秘密政府の両方にとって、彼らの最大の強みは、こうした主張が大衆にどのように映るかである。それがゆえに、彼らは本当に起こっている真実から私たちの眼をそらすために、たくみな逆情報操作と組み合わせて、私たちをほどほどな情報で推測させるにとどめている。
地球人のための真の希望は、まだその途に就いたばかりだが、唯一、霊理的な覚醒である。この霊理的な目覚めはさらに、秘密政府とイルミナティから権力を奪い去る、政治的行動に結び付くものでなければならない。彼らも、悪意のETによる自らの犠牲化を意識し始めている。彼らはまた、袋小路と恐怖による支配という、終局的な危険さえ認識せざるをえない。そして、私たちというそれ以外の人々にとっては、彼らとて、許す方法を見つけなければならない。人間の視野の変化は常に可能であり、救済を超える以上のものはない。すでに始まっている世界的な霊理的な目覚めは、地球上のひどく虐待されている動物界だけでなく、あらゆる次元のすべての存在に対する深く新しい尊厳をもたらす。
私たちが進行中の新世界秩序を止めさせることができる方法は、そのシステムに不服従することである。それは、仕事をやめたり、お金を燃やしたり、社会から脱落することではなく、他人や自分自身に対する正しい行動をとることである。疑いがあるときは、あなたの心に正しいことをしよう。菜食主義者になるとか、車を持たないなど、意識的な決断を下すことで、システムから自らを切り離すことである。何を正しいと感じるか。それは自分内部の対話による正当化を必要とするものではない。ヒューマニズムに立ち、ただ考え、行動すればよく、社会的地位や収集した装飾品の数などによる必要などない。あなたが他者に与えているエネルギーに気づき、そしてより重要なことは、あなたが自分自身を引き出しているかどうかである。
私たちは誰も、意識的に人間としての自分の可能性を認識しなければならない。作られた幻想を超え、全体像を注意深く見よう。世界の諸機関は私たちの進歩においては役立たない。そうした世界の機関が教えて実践している想定上の限界を無視しよう。そうした虚偽を働く機関には、企業、政府、宗教が含まれる。そうした機関の各々は、私たちの理解の範囲を狭めることで、知識を細分化する。私たちが宗教と論理を結びつけ、強制された信念体系がどのように形成されているのかを知る時のみ、私たちは教義なしに霊性が科学と融け合う必要性を理解することができる。人間が神と呼んでいる主体の本当の性質は何か。それは男性と女性の両性であるものなければならず、私たち誰もの内なる表現でなければならない。宇宙には唯一の法があり、それは愛である。悪は不調和の代表であり、この唯一の法を否定する者である。生涯を深くかえりみ、その中での自身のユニークな役割を実感し、本当の可能性を志向しよう。システムに従順であることを止め、私たちが生きるこの信じ難き時に目をみはる時、人類は覚醒して大衆の啓蒙に向かう。
現在、人類史上最大の社会運動が起こっている。世界中で100万以上の組織が、いま、生態系の持続可能性と社会正義に向けて取り組んでいる。数は力である。私たちは、世界支配を目論む一握りの実践家を、100万人以上は、数で上回っている。 私たちがしなければならないのは、彼らの抑圧に対して目を覚まし、正義を要求することだけである。
まず、連邦準備銀行制度は監査され、解体される必要がある。次に、国際通貨基金(IMF)と世界銀行を完全に解散し、完全な透明性を備えた新しい通貨システムを開始するか、お金を全く使わないようにすることである。そして、これらの組織のメンバーのため、「真実と和解委員会」を設立する。たとえば、連邦準備銀行の理事が誰なのか、誰も知らない。そのように、すべてを調査し、歴史を通じた中央銀行システムの証言と証拠を収集する必要がある。
また、厳重秘密を貫くビルダーバーグ・グループについても、精査し報告する必要がある。1954年5月下旬に、初めての会合が持たれたオランダのアーネムにあるビルダーバーグホテルにちなんで命名されたこのグループは、明らかに、イルミナティと密接な関係を持っている。この一団は、NATOの新しい秘密サービスの米国支部を設立する任務をもった、少数のアメリカ人代表者によって開始され、そのすべては秘密とされるべきとされた。 ディビット・ロックフェラーと元首相らが最初の参加者だった。今日では、ディビッド・ロックフェラーやヘンリー・キッシンジャー――両者は三極委員会に大きな影響を持つ――を含む、主に銀行家、CEO、元首相、国際外交官からなる120名以上の参加者がある。ビルダーバーグ・グループの活動は、会合でとりあげるとする議題の公表はあっても、会合の開示も公開もされたことはない。加えて、その会議は招待者のみで行われる。
議会や一般市民の監視を受けぬスパイ機関、ことにCIAとNSAは、調査され解体される必要がある。上述の「真実と和解委員会」は、誤った行為や人物を特定し、責任を課し、そして必要であれば、生存中のいかなる有罪当事者を起訴し刑務所に収容する、それを実行するための最善の方法である。すべての地下基地は一般に知らされなければならない。CIA、NSA、MI-5、モサドなどの諜報機関は、まず第一に強制抑制され、解体され、隠密的に人々を監視し統制する活動を撤廃しなければならない。これはすべて白日夢のように思えるかもしれないが、これはユートピアにむけたひとつのシナリオである。
有害な気象変化を意図的に作り出し、フリーエネルギー技術の捻りつぶしについて法的責任を負う石油会社を、私たち自身が保有しなければならない。世界の人々による巨大石油企業の集団訴訟は、その良いスタートになるだろう。「人々の側」が勝利し、有罪判決が下れば、炭素排出エネルギー企業を完全な清算に追い込み、そのすべての資産をフリーエネルギー開発に用い、またその倒産の場合には、その全ての資産を、気象変化の修正と損害賠償に適用される。レスター・ブラウンの地球政策研究所によれば、地球環境を回復し、世界的な社会的目標を達成するための費用は、年間2000億ドルを上回らない。法的に必要とされる議会の監督なしに、すでに数十億ドルに上る納税者の金が、暗闇作戦につらなる「未承認特別アクセスプロジェクト」に用いられてきている。費やされた金銭の会計は、完全かつオープンに見直され、報告されなければならない。
議会はUFOに関する公開審問を開催する必要がある。1960年代、当時ミシガン州議員であったジェラルド・フォードは、UFOの審問を行おうとしたが拒否された。大統領となった彼は、しかし、公然とそれに試みたことはない。2人の米大統領と少なくとも5人の議員はUFO現象の調査を試みたが、失敗している。
米国政府は、地球上の戦争、死、破壊の大半に関わっており、20世紀には2億人以上が死亡した。米国の軍事予算を半減させると、世界の軍事支出全体の防衛支出とほぼ同じになる。いまや私たちは、平和省を設立する時である。ユートピア社会では軍隊の必要はなく、国家安全保障の名のもとに何も隠す必要はなく、高い意識が、問題を非暴力的に解決する策を提供するだけである。
UFOとフリーエネルギー技術に関する情報が公開されれば、それは当然、これまで抑制されてきた新分野のリストをもたらす。 既成権力は、中央集権的管理を必要とするあらゆる分野において、まだ支配力をもっている。映画やウェブサイトの『Thrive』によると、何が抑圧され、疎外されてきたのかという、短いながら、以下のようなリストを提示している。
有機栽培
自然で非加工の食品
天然サプリメント
自然治療
医療用マリファナ薬局
独立したラジオ局
代替通貨
独立系銀行
ジェネリックおよび輸入医薬品
9-11の独立した調査
代替政治候補
投票結果印刷紙付き投票機
有色人種と兵士の投票
ホームスクーリング
ワクチン接種の自由
GMO食品の拒否および表示
個人的なお金の移動のプライバシー
インターネットのプライバシーと速度やアクセスの平等
きれいな飲料水とGMOなし食品
連邦準備銀行制度と秘密予算歳出の透明化
告発にさらされる可能性のある人物は、現役または退役軍事高官、元および現職の政治家や政治任命人、トップ諜報員、軍事産業家、メディア大立者、企業役員、連邦準備銀行理事、「潰すには大きすぎる」金融機関をあやつるウォールストリート金融家などである。 むろん、有罪と疑われる人物は、取り調べると示唆する誰にも反対する。しかし、これらの権力の重鎮は、望むべくは真実と和解の精神と完全に透明な世界裁判所で、公平な裁判を受け、それは公開されなければならない。
これが完了すると、次は、公平で透明で真に民主的な新しい機関を建設する段階となる。 貢献志向、誠実な達成は、認められる唯一の成功要件となる。金権は既存権力から永遠に取り除かれ、その除去によってその権力も無に帰す。 操作や搾取を行う人はもはや承認されない。 それに代わり、新しいシステムが導入され、十分善良で十分な決断を下す最高の能力を示す者が昇格する。人類にとって重要な資源の全てを支配する世襲家族グループの悪業は、かくして崩壊する。
『Thrive』によると、隷属を終わらせるために今できる10の行動は以下のとおりである。
- 情報を集め、議論し、他者とつながる。
- 銀行を地方化する。
- 責任を持った購入と投資。
- 監査に参画し連邦準備銀行制度を廃止する。
- インターネットを公正に開放する。
- 独立したメディアをサポートする。
- 有機、非GMO農業を支援する。
- 選挙と運動資金の改革を要求する。
- 再生可能エネルギーとフリーエネルギーを主張する。
- 重要な大衆行動に参加する。
さらに、特に重要な道標として、マネーシステムを完全に排除することがある。
今ただちに自分に言い聞かせる必要があるのは、物事とは、あなたが理解したり想像したりするよりも悪いことである。それは、あなたが今まで持っていた最悪の悪夢よりももっと悪いと言える。ホラー映画のようなものである。だが同時に、それらがあなたを圧倒することにはならない。それは恐怖に基づく感情で、それ自体が私たちに勝つことはできない。情報の収集に努め、人生に何が重要かを常に認識しておこう。毎日、この世界がどれほど美しいか、あなたがどれほど重要であるかを再確認し、あなたが知っているすべての良い人が自分の小さな方法で重要な貢献をしていることを、自分自身に教えよう。ちょうど、笑顔が人の一日を変えることができるように。常にポジティブで誠実な態度を保つと、容易に嘘を発見し、より簡単に対処することができる。
今日のように、私たちが希望を失い、嫌悪感や否定性にさらされているとき、人生で本当に重要なことを簡単に見失しなってしまう。あなたは、そのような欺瞞と邪悪の時にあなたの心と精神を損なわないようにする必要がある。ボブ・マーリーの「スリー・リトル・バード」の曲に耳を傾けると、「何も気にしないで、みんな小さな事なんだから」と激励している。厳しい日を過ごすために、自分を肯定しよう。幸福、真実、正義、そしてすべての平等のために、あなたの個人的な探求を続けるよう毎日肯定をしよう。1960年代の平和運動の勢いを続けよう。「あなたが解決策の一部になっていない場合、あなたは問題の一部である」。そしてそれが適切であるなら、家族や友人と、あなたにとって本当に重要な問題について話し合おう。
隷属の将来を終了させる最善の方法は、非生産的であると思われるかもしれないが、非暴力と内なる平和の提唱者になることである。そしてその変化は、個人レベルで行われことである。啓発を受けた人々が、他人に対して積極的な態度をとるだけで大きな違いを生むことができる。私たちはまだ投票権を持っているうちに、選挙プロセスで積極的に行動しよう。私たちの隷属化の終わに向けた一歩は、米国が世界のすべての軍事基地を閉鎖することによって、本当に平和な国になることである。平和省が国防総省に取って代わる。真のユートピアは、みんなの心に共鳴するもので、誰も取り残されはしないものである。
【本章完了】
参考文献
Black, Edwin. War Against the Weak: Eugenics and America’s Campaign to Create a Master Race. Dialog Press, 2008
New Scientist, 2, July, 1994 “Battle for Control of World’s Seeds”
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Future Esoteric: The Unseen Realms (Second Edition) by Brad Olsen
http://cccpublishing.com/FutureEsoteric www.bradolsen.com
with permission, (c) Brad Olsen, 2016