究極の生き方=愛

〈訳読‐2〉「東西融合〈涅槃〉思想」の将来性(その34)

 

 

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【新版(Second Edition)に基づく】

 

究極の生き方=愛

「大胆に行動せよ、すると、力強い援軍が現れる。」 ――ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
 

見ることが必ずしも信念をもたらさず、それは偏狭な理解に終わりやすい。そこで重要なことは、注意深くオープンな眼で見ることである。歴史は、権力者によって無残に覆された出来事に遭遇した、多くの目撃例に事欠かない。そしてその良い例は、ルネサンス期の天文学者、ガリレオ・ガリレイである。ガリレオは、教皇、司祭、さらには当時の科学者にすら、望遠鏡を使って木星の月を見させることに失敗した。そうした者たちは、そこに新しい世界――そこは文字通り上下逆さまの世界〔天体望遠鏡による像は上下が逆〕だった――が見えることを知っていて、望遠鏡を見ることを拒否したのだった。その教訓は、誰も目前の海岸線を越えた彼方の世界を見たいと望むまでは、新しい地平線を見ようとはしないということである。つまり、意欲がすべてを決めるのである。

自分の暮らしや周りの人たちのそれを考えてみよう。私たちは息を飲むほどに美しい惑星――驚異と荘厳さと豊かさに満ちた――に住んでいる。だのに私たちは、地球と呼んでいるこの惑星で、今、生きていられることがどれほど幸運なことであるのかを理解していない。木は見えても森が見えないように、その自然は汲みつくせないほどに美しい贈り物であることが見えていない。そして私たちは、社会と呼ばれる狂った大規模な車輪のうちの歯車と化し、誰もが道に迷ってしまったと感じている。あるいは、身の回りに住んでいる動物を見て、その動物がそこまでに進化してきたことが、どれほどに驚くべきものであったのかを考えてみよう。もし、自分自身や将来について気掛かりな事は何もないとしても、私たちと同じほどにこの惑星に依存しているそうした動物のために、少なくとも何かをしてあげよう。ごく平均的な人がそのように平凡に生きていることを非難するのは正しくない。私たちは、様々の、主に否定的な決定要因の結果である。そこには、意図をもって私たちをいびつに形作る社会的な鋳型がある。私たちの自然の生存本能に害を及ぼし、思考する能力にも影響を及ぼす、日々の生活中の毒素がある。しかし、私たちのそうした犠牲化は、避けられないわけでは決してない。私たちには、美しい世界がある。すなわち、私たちの周りにあるすべてのもの――イエスが説いたように、この混乱の原因たる「敵」をも含め――を愛することに焦点をあてる生き方である。

愛を取り入れる良い方法は、思いやりを実行する簡単な方法を見つけることである。これは驚くほど容易なことだ。小さな親切にはそれに代わるものはないことを忘れないでいよう。あらゆる行為は予想される帰結をもたらさない波及効果を生み出す。親切で思いやりのある行為は、しばしばそれ自身のお陰である。ギリシャの哲学者ソクラテスはこう述べた。「思考の最高の領域は、まずその初めに思いやりを理解しないでは到達することはない」。すべての生き物は幸福を求めており、あなたの思いやりを全員に広げてみよう。あなた自身の自己進歩のためにそれを行おう。思いやりのある世界は、私たち一人ひとりによる一つの実践形態として始まり、私たちの誰もがそれを習得すれば、世界は変化する。それをどうしてしないでいられよう。アルバート・シュバイツァーは、「すべての倫理がそれに根差す同情は、すべての生き物を包み込み、人類にとどまらない、全き幅と深さを達成することができる」と語った。彼は真実の人間である。

 

「ヌースフィア」とPSI圏

ウラジミール・ベルナドスキーとティルハルト・デ・シャーディンの考えよれば、「ヌースフィア(noosphere)」は、「人間の思考の球体」を表している。この言葉は、「心」を意味するギリシャ語の nous と「球」を意味する sphaira に由来し、字義上、それは「大気」と「生物圏」を意味している。ヌースフィアは、バンアレン帯〔高エネルギー粒子を含む地軸に直交したドーナツ状の領域で、地表からの高度は3,600㎞と18,000㎞の二層に分かれている〕の間に位置する上層大気圏にある。ベルナドスキーとデ・シャーディンの概念によると、私たちの脳は電磁体であり、電磁界に影響を与えることができる。作家のヨセ・アーゲレスは、地球を取り巻く環状の虹の橋をヌースフィアと呼んでいる。 2012年の末に新しい位相変化が起こり、これが私たちを精神性増殖時代(Psychozooic Era)の始まりに導いた。

ヌースフィアは、すべての人間からなる一種の「集合意識」というのが定説である。それは人間の心の最も高い相互作用から徐々に出現してきた。ヌースフィアは、人類が地球に居住し始めて以来、人類総体の組織化に伴って成長してきた。人類がより複雑なソーシャルネットワークにより組織されるにつれて、ヌースフィアはよりいっそう、その自己認識を増している。それは、宇宙における進化の性質を記述した、テイルハルトの「複雑性と意識の法則」を適応したものである。ティルハルト・デ・シャーディンは、ヌースフィアはさらに大きな統合と統一に向かって成長しており、彼はそれを歴史の目標とするオメガ点へと高まりつつあると述べている。歴史の目標は、思考と意識による頂点である。そしてティルハルト・デ・シャーディンは次のように説明する。「複雑さのスケールが告げるように、人間がより複雑なものになればなるほど、それがいっそう中心となり、いっそう意識されるようになる。言い換えれば、生き物の複雑さの程度が高いほど、その意識は高くなり、またその逆もしかりである。 2つの特性は並行して同時に変化する。我々がそれらを図式的な形で描写すれば、それらは同等であり、交換可能なのである。

この惑星全体を霊理的に統一し、自分たちがテレパシー的に交流することが可能とするなら、そこには共通の目標が必要である。だがそれはどのようになされるのか。そのためのまず第一歩は、いかにを理解することにある。この地球メモリー複合体は「PSI圏」として知られており、存在するすべての思考レイヤーを左右している。PSI圏は、地球の周りの磁気記憶場で、生物の進化にも影響を与えている。これらの思考圏は、真核細胞膜と同様に、膜のように機能する。物理的、精神的、アストラル的、エーテル的な面にも層がある。これらの外層は、放射線や磁気帯を含む地球の球体に存在する。それらは、意識の第四および第五次元のゾーンで、その中には、調和ある成長と発達の構造上のコードが保存されている。これらのコードへは、神聖な儀式、形而上的技法、エソテリック科学の使用を通じてアクセスすることができる。それはまた、内的視野をもってアクセスすることも可能である。

 

それ自身を知る

多くの神経科学者や心理学者は、私たちが意識的に使っているのは、脳のごく一部でしかないという。もしそうであるなら、その未使用の精神的能力の大部分を利用することができたらどうなのであろうか。それは私たちを非常に賢くするのであろうか。だがそれは、あなたが賢さを定義する方法によっても異なってくる。 賢さや賢い本を持っていたとしても、それが即、私たち自分自身を癒すことにはならない。他方、あなたの心はあなたを病気にするほどにも強力である。そしてそれは、あなた自身を癒すのにも十分強力である。これは将来の本当の治療法になりえる。そして、次第しだいに、すべての人が自分の潜在意識に触れることができるようになり、最終的には「ユニバーサル・マインド」へのアクセスを得ることができる。ETが使っているようなヘッドバンドを使ったテクノロジー・セラピーは、私たちの過去の人生や、私たちが本当に霊理的である人に関して、その無くなった、忘れられた、または隠された多量の知識にアクセスできるようにすらなる。

こうした時代における私たちの教訓は、自分自身を知ることである。もしあなたが、美しく平和な世界に住みたいなら、それはあなたがそれを選ぶことである。逆に、恐怖と怒りの中で暮らすことも、あなたの選択による。あなたがひどい家庭生活や暗い子供時代を送ったとしても問題ではない。そうした焦点は、私たちを 「古い」地球へとつなぐだけである。重要なのは、否定的な感情を棄てることである。恐れを放逐することである。そして許して抱擁しよう。平和と調和に焦点を当てれば、本当にあなたの人生にそれを持つことができる。私たちは誰も自分の人生を癒す力を持っており、誰もがそれを知る必要がある。私たちは頻繁に自分は無力と考えがちだが、それは正しくない。私たちはいつも、私たちの心の力を持っている。自分の力を信じ、意識的にそれを使おう。私たちの思考で将来を変えることができる。私たちがヘッドバンド装置にアクセスできるようになるまで、この形の自己治療は依然として最も効果的である。

結局、あなたにふさわしい個人思想を開発することが最善の解決策となる。個人思想は、人生の目的、心と身体の関係、宇宙のより高い力の理解など、究極の意味の問題に関わるはずである。愛と思いやりという根源的な宗教的価値観は、私たちの文明の経済的、政治的生活を形成することとは、完全に異なったものである。ほとんどの政治や企業の意思決定者は、自分自身のための名声と命運に焦点を当てる。彼らは優しさを評価せず、恩恵を分かち合うつもりもない。富、地位、評判に応じて自らの価値を測るそうした哲学は、最終的には失敗する。組織された既存宗教が特定のグループに対して偏見を持ち、愛情と優しさの代わりに政治的な野心に従っている場合も同様である。 詩人エラ・ウィーラー・ウィルコックスはこう見抜いた。「非常に多くの神々、多くの信条、多くの曲がりくねった道があり、生きとし生けるもののすべは、すべて、悲しみの世界が必要としているものと化している」。あまりに図星である。

愛は、世界のすべての宗教の起源に共通する、根源的な思想的価値で、それほどの意味を持つ、「愛」と一文字で表現できる、単純な単語である。世界の宗教は、「神の愛」が私たちの世界を創造し、支えている力であるということに同意する時に、互いの違いを克服する。私たちの主な目的は、それが具体化された時、この神の愛を理解し表現する能力を伸ばすことである。世界の宗教の大部分は、他者に対する思いやりや赦し、私たち自身がそうなりたいと言う人々を扱い、物質的な所有物に執着しないことを説く。宗教による良い生活は、お金、名声、地位、権力を追求するのではなく、神と正しい関係を追求することにある。神へのアクセスは、自分自身の最も深い部分を知ることを学ぶことによるものである。これは、死後の世界での「成功」も、出版物、援助金、富、評判ではなく、優しさと他者に対する思いやりの行為によって測定されるという信念にもつながっている。したがって、物質主義は偽であり、意識は身体から独立して存在し、存在することができる。この真実を認識している人は、「量子活動家」と呼ばれる。

 

恐れを持たない

私たち一人ひとりが、私たちの生活に恐怖を持たなくなるとき、私たちは驚くべき方法で拡大する能力を持つこととなる。恐怖を失うことによって、私たちが人生で直面する課題は大きなチャンスへと変化する。もし、機会というものに挑戦が伴わないなら、そうした機会はそれほど深遠なものではない。 恐れを失うことは、私たち全員が持つ力であり、人間という家族を結び付ける能力である。それは、団結意識を抱くために役立つ。それは、私たちが不公平な制度への平和的な遵守を育てることを可能にし、幸福に焦点を当て、人生を肯定的なものにする。

恐怖を持たないことは難しいことなのだろうか。わずかな実験から始めてみよう。 毎日、誰だろうとこだわらず、優しさを与えてみよう。そうすることで、我々は即座にエネルギー界を変えうる。分極化されたエネルギー――不信、怒り、暴力、恐怖を伴う紛争と相違の温床――は、私たちを分裂へと導く。彼らのプログラムに従えば、崇拝の絆と人類の統一を壊してしまう。世界にはたくさんの誤魔化しがあることを覚えておこう。怒り狂う人、壊れた制度、あるいは物理的暴力の本当の脅威に対処することは時に困難である。だが、恐れはあなたを抑える。ゆえに、動機付けと規律を通して愛があなたを高めることを実践しよう。

人間の進化は意識の進化による。私たちが生きている地球でさえ、生きた意識をもつ生体であり、それ自身を完全に意識している。そして、人間は地球と共に進化している。意識そのものが進化し、新しい現実を創造し、そして人間は上記のような方向性を持つベクトルである。愛と恐怖の間の選択は、私たち全員の中にある。私たちがそれを忘れてしまうと、いつでもそれは再現してくる。人類全体は、実際には一つの一体意識である。私たちを団結させ続けるのは、愛に対する集団的な焦点である。他方、私たちを分裂させるものが恐怖に陥る。地球の中心につながって、あなたの心の中心に留まり、どこに行くにしても、良さを広げよう。これは今後の変更に備えるための最良の方法である。最も重要な要因は恐怖を放棄することだ。 条件や状況が「誰か他の人の過ち」であり、悪いことにもかかわらず、否定的な感情を放つ。あなた自身を捨てないでほしい。 自分を許し、 他人を許そう。

私たちは誰も、カルマ〔業、因縁〕について知っている。人が恐怖を作り出すとき、人はたくさんのカルマを作っている。ということは、人が愛と許しを抱くならば、人はこの地球で生まれ変れるという保証を意味する。無条件の愛の普遍的法則に従おう。それは人に何度も繰り返し戻ってくる。さらに、人が死ぬとは、それは、恐れや憎しみや裁きの結果であるのだろうか。この現実に生きている人生とは、ホログラフィック宇宙におけるすべての周波数と光の束である単一意識から放たれた、自由意志の生きざまであることを理解しよう。純粋な愛のエネルギーは、私たちが何であり、どこから来たのかの本質であるため、それを抱きしめて、それをあなたの人生に意図的に持ち込もう。第二の意見が必要なら、アルバート・アインシュタインに耳を貸そう。 彼はこう言った。「すべてがエネルギーであり、それはそのために、すべてそこにある。あなたが望む現実であるが、どうしもできない現実の振動に呼応しよう。他の方法はない。これは形而上学ではなく、物理学である。」

先のことを考えると、恐ろしい気持ちにもなるが、その時は、「私は別の自分」という意味のIn Lak’ech というマヤ文化の知恵の言葉を思いだそう。つまり、私はあなたであり、あなたが私であるということである。私たちはすべて一つであり、私たちはすべて一緒であり、恐れだけが私たちを逆行させる。ダライ・ラマの言葉を覚えておこう。「怒りはあなた自身の心の平和の最終的破壊者です。」

 

愛の鼓動

日本人著者である江本勝〔まさる、1943-2014〕博士は、思考、言葉、音楽、意図が水分子に及ぼす影響に関する世界的な研究を行ってきた。彼の広範な研究は、言葉が自然の振動を実際に音に変換できると結論づけた。江本博士によると、人間による感情的な放電は、局所的な水の結晶の構造を変えることができる。祈り、音楽、または書かれた言葉を水の入った容器に張り付けることによって、肯定的な感情変化を達成することができる。江本博士は、水源の種類によって水の結晶構造に多くの違いがあると主張している。彼は世界中のサンプルを収集し、元の山の流れから採取した水サンプルが、凍結するときれいに形作られる幾何学的なデザインを示すことを著書にした。一方、汚染された水源は明確なひずみを示し、その構造はよりランダムに形成される。よりニュートラルなパターンを表示すると、蒸留水の氷結晶は、複雑な枝分かれのない基本的な六角形構造を示す。

サイマティックスは、可視化した音の研究である。文字通りの意味は、波に関すること。周波数が高くなればなるほど、生成される波形がより複雑となる。波は分子と相互作用するらしい。分子は結合し合っている原子である。江本博士は、思考、言葉、音楽が水分子に及ぼす影響について世界的に研究し、めざましい結果をもたらした。(with permission, (c) Brad Olsen, 2016)

彼の研究はさらに、人間のスピーチや思考が凍る前の水滴に向けられたとき、その言葉や考えが肯定的か否定的かに応じて、結果として得られる結晶の形が「美しい」か「醜い」ことを示した。私たちが選んだ言葉による私たちの意図は、物質界に本当に影響を与える。人体が80%以上の水で構成されていることを考えると、自分や他の人の話し方や考え方は本当に重要である。思考だけでなく言葉も物である。それらを賢明に選ぼう。愛は感謝にもとづく必要があり、感謝は愛に基づいている必要がある。江本博士によると、これら2つの言葉が一緒になって、水の結晶で最も重要な正の振動を作り出している。

サイマティックスは、目で見る音と振動の研究である。自然の生きている部分と生きていない部分では、訓練された目には、周期的な振動状態のシステムの広範な証拠と見える。音と振動のシステムは、1組の条件から反対の組へと連続的な変換を示す。振動、発振、脈動、波動、風のパターン、振り子の揺れ、出来事のリズミカルな経過、特定の繰り返し、およびそれらの効果と動作など、あらゆる例が見られる。すべてがその存在を唯一かつ完全に忠実に借りている。実際、サイマティックスによると、振動は物質を作る。音はそれを一緒に保持する要素である。

同様に、我々の現実はホログラフィックであり、各部分またはセグメントは全体を含んでいる。その振動を増幅すると、物質の構造が変化する。和声学とその永続波パターンの研究について予測可能性があることは証明済みである。驚くことではないが、この予測可能性は、波パターンの波長を媒体の長さに相関させる一連の数学的関係において表現される。さらに、各和声波の倍音の周波数は、第1和声波の周波数に数学的に関連している。すべての物質は、原子の粒子を振動させ、原子のこの最も小さな「太陽系」を一緒に保持する力によってのみ生じ、存在する。原子レベルから銀河に至るすべてのものは、この同じ相関した周波数、振動、および音響を持ち、我々がすべてホログラフィック宇宙に存在することを示唆している。あることが他のすべてのことにも影響を与えていることを知っていると、私たちはできうる限り最善の人であること以外に、どんな努力が必要なのだろう。要するに、問題が何であれ、その解答は愛なのである。

 

地球の鼓動

私たち人間は、生きている惑星である地球と同じ鼓動数で振動しているという、信じ難い真実がある。そして人間は、光を含む他の全ての生きている生物や知的な存在と、はしごとか鎖の形をもって整列している。この整列は意識が縦軸となり、私たちを外部のヌースフェアやPSI圏に向けて結び付けている。私たちは、意識のレベルを振動の観点から考えることができる。地球の中心核にある鉄の結晶は40ヘルツで振動する。これは毎秒40パルスに相当している。心が最も活発に創造的であるとき、その中心核と40ヘルツで鼓動し合っている。これは、通常の目覚めている意識とも同等な、ベータ波の状態である。このベータ状態にあるとき、私たちは地球の内部の鉄の結晶に共鳴している。精神がリラックスして瞑想的になると、それは地球の内側の球体――中心核から地殻までを成す――と一緒に振動する。私たちの鼓動は、リラックスするにつれて、40ヘルツから7ヘルツまでへと徐々にゆっくりになる。

アルファ波は目が開いている時には眠気を催させ、最終的に眠りに陥らせる。ベータからアルファにいたる状態では、私たちは地球内部と共鳴している。私たちの脳は13〜8ヘルツのアルファ波で振動しており、ベータ波とアルファ波の双方にわたり地球内部と共鳴する。地殻はおよそ7.5ヘルツで振動している。これは、アルファ波とシータ波との間の範囲である。私たちがウトウトしているときや軽い睡眠時には、アルファ波が減少し、心の鼓動である7~4Hzのシータ波として意識存在が大気中へと放散され始める。地球のバンアレン帯――地球表面で荷された荷電粒子を含んだ放射線の内側帯――は、7〜4ヘルツである。ということは、私たちの心がシータ鼓動をもつと、私たちは大気と内側のバンアレン帯と共鳴していることを意味する。

私たちが深い眠りにある時、私たちの心は4〜1ヘルツのデルタ範囲にある。つまり、私たちは惑星の外と共鳴し合っているということである。デルタ睡眠の最も深い段階では、私たちは外側バンアレン帯と共振しており、地球の電磁場と太陽系との境界面である磁気圏境界(magnetopause)の外に達している。磁気圏境界は、太陽風からの圧力と地球の磁場が等しくなる場である。言い換えれば、私たちが最も激しく考えていて、創造力が天才的発想に達している時、私たちは鉄の核心結晶と共振している。つまり、私たちが最も深い集中状態にある時、私たちは地球の知能の中心核に直接つながり、私たちがリラックスして眠りにつくとき、私たちの心は地球の外界に放散される。私たちが宇宙に移動すると、私たちは身体と地球を離れ、天体空間に入る。すなわち、第1の次元は地球の中心核にある鉄結晶で、2番目の次元は地球の内側中心核と外側中心核である。 3番目の次元は地殻である。第4の次元は、内外のバンアレン帯を通って磁気圏境界に至る地球の大気である。第 5次元以上は、磁気圏境界を超えている。もちろん、私たちは3次元世界で、目覚めた時間を生きている。

 

目撃したい世界の変化

私たちは、あらゆる人種と肌の色の人たちが、この清潔で健康的で豊饒な惑星に、完全に尊敬し合い信頼し合って存在できる日を待ち望んでいる。実際、それはそうとう簡単かつ効率的に世界に持ち込むことができるものの、それは私たち一人ひとりの中で始まらなければならない。それは、私たちの日常生活の中で、毎日、知恵を追求し、真実であり、寛容を実践し、すべての生命に対する思いやりが重要であるという確信を持ち始めることから始まる。

私たちの心の中で、私たちはまず自分自身のために愛を育てなければならない。そして次に私たちの周りの人たち、そして最終的にはすべての人々やあらゆる生き物のために愛を育てなければならない。これは理性と思いやりの感覚によって得られる。私たちは、憎悪、復讐、嫉妬、窮乏、悲惨、殺人、恐怖や戦争なしに、すべての侵略、紛争、暴力行為、犯罪行為や不和に終止符を打つ方向に動かなければならない。私たちは創造と生命を生命の最高の目標と意味として認識しそしてそう進化して、肌の色、人種、信仰にかかわらず、真の平和と愛をあらわすようになる必要がある。たとえ特定の人が私たちに危害をもたらしたとしても、最終的には皆を許す必要がある。すべての不満を放棄しよう。私たちの個人的な恨みは、私たちが最終的に脇に置くことができるまで持ち運ばねばならない荷物である。「悪意をもってあなたを使う人」を許すのは、イエスが無条件の愛を表現することによって意味したものである。

金融界とその不平等にうんざりしている人にとっては、お金を廃止するまでは、ただ、それに自分から加担するのをやめよう。クレジットカードを使うのを止め、銀行料金を払うのを止め、無利子の信用制度を使おう。耐久消費財は中古を購入しよう。すべての市場商品は、家族ビジネス、農家の市場や慈善団体から購入しよう。テレビニュースの視聴をやめ、暴力的な映画やビデオゲームは避けよう。大手新聞の購読もやめよう。可能であれば、上場された企業の仕事を退職しよう。銀行家には、彼らが人類から奪った富を返すように要求しよう。

著者のスコット・マンデルカーは、「結局、真実をどれだけ愛しえるか、という疑問に戻ることである」と問うている。あなたは本当に真実を愛しているのか、それとも好奇心だけなのか。あなたの現在の信念に合わない現実に合致するようにあなたの理解を再構築しえるほどにそれを十分に愛しており、120%満足していると感じられるだろうか。たとえそれがあなたを傷付け、あなた自身(や人間社会や宇宙)の見方――衝撃的で複雑で邪魔な、あるいは謙虚な、栄光のある、驚くべき自分自身の側面を明らかにする場合でも――を暴露し、その真実がはるかに人間の事実を越えていたとしても、あなたは真理を愛し続けられるだろうか。真実をどれだけ愛しているか。自分自身にこう問うのは意味あることである。私たちが愛を完全に受け入れるには、個人として完全に真実になるよう努力する必要がある。いかに分かり切ったことでも、傷つけるように見えるかもしれないことでも、真実は宇宙で不変であることを決して忘れないでいよう。ジョージ・オーウェルが言ったように、「普遍的な欺瞞の時に、真実を伝えることは革命的な行為である」。

 

あなたの人生の使命

人が多数になればなるほど、普遍的な意識に到達することが目標となる。これを達成するには、肯定的な良い考えに集中しよう。大声で笑って、それを生きて幸せになろう。愛、幸福、喜び、そして笑いをあなたの創造に正確に集中させた時、あなたが望むものが瞬時に出現する。感情のない思考は解体してゆく。幸福のための5つの簡単なルールは次のとおりである。1.あなたの心を憎しみから解放する。2.心配からあなたの心を解放する。3.シンプルに生きる。4.より多くを与える。5.多くを期待しない。あなたは、あなたが目指したいものに満足していなければならない。悲しい、怒っている、挫折した、または落ち込んでいることには注意を払わないでいよう。愛、平和、豊かさ、真実、正直、正義、そして人の世話に全面的に熱意を払おう。これらの肯定的な感情は無条件の愛の正の振動にエネルギーを加える。愛のこの振動にエネルギーを加えることは、楽にそれをもたらすことでもある。愛の集団意識は、私たちの現実にほぼ即座に現れる。幸福と愛が組み合わされると、あなたの周りのすべての人に迅速に現れる。

 

あなた自身の卒業を準備する

人類は錯覚のベールを取り去りつつある。すべての参加者は、抽象的ドグマと普遍的な真実を区別するように勧められる。この普遍的な真理は、私たち一人ひとりの中に見出される。私たちはそれをすべて学んだし、私たちは私たちの中の宇宙に、すべての知恵と知識を持っている。地球上の人類が真実を知り、すべての人に利益をもたらす真の世界秩序である私たちの最高の可能性のために、集合的に到達する時である。深い真理が常に私たちの目の前にあるのと同じように、大きな真実は信じられないほど単純である。

現代の世界では、最も狡猾な欺瞞は、分離されているという錯覚である。宗教、国家、人種、政治は私たちを分裂させるが、実際にはこの世界に生きるすべての個人は地球自体の個々それぞれな現れである。私たちの肉身、私たちが吸う空気、私たちの飲み水、私たちの静脈の血液、私たちの技術社会の手段のすべてのコンポーネントから最小のマイクロチップに至るまで、すべてが生きている惑星である地球に由来している。私たちは私たちが生息する世界と不可分の関係にある。私たちの各々が地球自身の意識の個別化された表現であるのと同様に、私たちは銀河の意識の個別化された表現であり、地球そのものも意識の個別化された表現である。偉大な先達たちは、この霊的統一のこの究極の真実を完全に理解していた。 イエスは言われた。「あなたがたに告げる。あなたがたは、それを私にしたように、少なくとも私の兄弟のうちの一人にそれをしなさい」。

 

必要不可欠なもの

マックス・アーマンは、1872年から1945年に生きた、インディアナ州テレホートの弁護士であり詩人だった。1927年、彼が55歳の時に書いた『Desiderata〔必要不可欠なもの〕』は彼を有名にしたが、それは彼の死後になってからであった。このタイトルは、望ましい項目のリストを意味する。 『必要不可欠なもの』は、アーマンが自分の日記で強調したように、「私にできるなら、ささやかな贈り物を残すことをしたい」と述べた。ラオ・ツー〔老子〕が その著書『道徳経』で述べたように、マックス・アーマンは、そのような簡潔な文章の中に、正しい生き方の本質を捉えた。以下が『必要不可欠なもの』で、あらゆるものが完全に入っている。

喧噪と多忙の中でも平静を保ち、何が平和であるかを静かに胸にとどめておこう。ひれ伏すことなく、可能な限りすべての人との良好な関係でいよう。あなたの真実を静かにはっきりと話し、愚鈍者や無知な者であってさえ、その人の話を聞こう。彼らも彼らの話をもっている。

 

大声で話す出しゃばりな人を避けよう。彼らは人の心に怒鳴りつける。もし自分を他の人と比べると、あなたは空しく苦々しい想いにさらされる。人は常に、あなたより尊大だったり卑小であったりする。

 

あなたの計画と同じように、あなたの業績を楽しもう。そして、たとえ些細なものであろうと、あなた自身の経験に興味を持とう。それは変わり行く時代の財富の中での、本当の宝物である。

 

世界は落とし穴に満ちており、あなたのビジネス活動には注意深さが必要である。そして、あなたの善行を見失ってはいけない。多くの人が高い目標に挑戦し、どこでも人生は英雄談であふれていたとしても。

 

自分のありのままであれ。ことに愛情のふりはやめ、また、愛情に冷ややかであるのもやめよう。さまざまな味気無さや幻滅はいたる所にあって、雑草のようにはびこっている。

 

青年時代を優しく降伏させ、長年の助言を与えよう。 突然の不幸の中で自分を守る、精神の力を養おう。だが、暗い想像で自分を悩ませてはいけない。多くの恐怖は疲労と孤独から生まれてくる。

 

健全な規律を課しつつも、自分自身に優しくあろう。あなたは宇宙の子であり、木々や星々よりも小さくはない。あなたはここにいる理由をもっている。

 

そして、それがあなたに明瞭かどうかにかかわらず、宇宙は明らかにそれ自身を展開している。従って、あなたが神になり代われると思っても、神とは平和にいよう。そして、人生の喧噪の中であなたの労力と願望が何であろうとも、あなたの魂に平和を保とう。すべての偽り、ぎこちなさ、壊れた夢があろうとも、それはまだ美しい世界である。

 

嬉々としてあれ。 幸せになろうと努めよ。

 

再びユートビアに立ち帰る

私たちの生き甲斐は、愛であり、世界平和である、と仮定しよう。若い世代が団結意識で一体となり、そうすることで、すべての戦争、貧困、環境破壊という逆転世界を終わらせることを考えてみよう。お金はその奴隷化させる力をなくさせる。諸問題は非暴力的に解決され、誰も後に置き去りにはされない。新技術を活用することで、これまでには想像もつかなかったほどのチャンスが生まれる。人類は自由になる。

突破口を開けるには、すべての人々が利用できる汚染のないフリーエネルギーの導入が必要である。無尽蔵のフリーエネルギーによって、エネルギー会社は自らを改革する必要に迫られる。彼らの市場が衰退するにつれて、石油会社は液体輸送事業に携わっていることを認識し、地球上の恵まれない場所に飲み水供給を開始することができる。石油精製は、脱塩プラントに生まれ代わることができる。大手エンジニアリング企業は、大量の海水を大陸の不毛の低地に迂回させて必要な湿地とする運河を作り、上昇する海面に対応することができる。エネルギー関連企業は、電力網から完全に分離されていないが、完全に独立し、幅広い種類のエネルギー生産にたずさわる。

小さな行為でも、何百万人もの人々によってなされれば、地球を変えることができる。平和な世界では、軍と警察は新たな役割を見いださない限り、解散する運命となる。この惑星の軍隊は合併して、例えば、それぞれの地域の生態系を回復させるための自然保全チームを形成し、また、必要時には他の人を助ける活動を行うこととなる。武装解除された新たな軍隊は、地球の森林、植物の生命、流域、野生生物を復元するための多くの仕事を見いだし、地球とともに生きれるよう、生物圏全体に焦点を当てるようになる。

各国政府は生物域別の分権化を行い、世界中の食糧の豊富さを確保するために、すべての利用可能な地域で作物栽培地帯を生み出せるよう、旧軍部やその他の部門を編成するだろう。鉄道路線、空港、倉庫は、災害から数時間以内に世界中の貧しい人々に大規模な緊急用品を提供する、世界的な空輸救助活動のために統合され、それを開始する。あらゆる人が、必要としている他の人を助けるという自らの使命を認識する。災害後の援助は人々の生活をすばやく復旧することによって、被災した都市や村を再び居住可能にする。救助された人々は、次の災害のためにボランティア活動をこころざすようになる。すべての人が自らの使命の重要性を理解し、他者を助け、共に働くことに大きな恩恵を見出すようになる。

高等教育機関は、すでにオンラインで入手している膨大な量のコンテンツを活用し、個人学習ベースの実行、実践的なライフスキル、自然との新しいパートナーシップを教えるためにコースを改編する。教育サービスには、すべてのトラウマが個人的に解決できるような、精神的、肉体的、精神的な治療のすべて含まれる。医療行為と健康産業は根本的に再編される。お互いに学び、癒しをすることは、「他人への奉仕」を肯定的な重要性として認識した上で、多くの人にとっての非常に有益な希求課題となるだろう。総合大学は意識進化の科学にまで研究を広げ、生きた生命の知性に重点を置く使命を果たしてゆく。私たちは、物的な所有や心ない娯楽による無意味な満足の代わりに、創造性を再び導入する。経験ベースのカリキュラムは新しい学習標準になる。これには、深遠なシンプルさ、欲望からの自由、そしてすべての生き物に対する深い思いやりの地球的な抱合が含まれる。

市民は、地域、国家、世界のニーズに対応するために、ウェブベースの民主主義を形成する。完全に公平でレベルの高いプラットフォームで投票を実施し開票することで、誰もがコミュニティの懸念を訴え、グローバルな問題に取り組むことができ、完全に透明なフォーラムを通じて他の人の声を聞きとることができる。顔の認識と網膜の識別は、既にオープンで公正な選挙を保証できる安価な技術である。それぞれの投票が自分の人生に影響を与える決定に含まれるため、誰も投票したいと考える。もはや本質的に腐敗した代表政府は必要なくなり、企業は個人と同じ権利を許されなくなる。地域に根ざした構成員は、世界規模のウエブ知性システムを使用して地域の生活を最適化する。個人レベルでのマイクロ農業は、自然に戻ろうと努力するときに奨励される。世界の人々は、地球上のすべての人々とのつながりにより、明確な統一的アイデンティティーを達成するようになる。将来を見越した政治権力は起こりうる紛争を減少させる。恐れに基づく派閥――戦争勃発のための軍事産業複合体やその製造装置を提供してきた――は、もはや存在しえない。戦争やあらゆる種類の暴力に関わることは、非難されるべきものとなる。

最後に、私たちは、知的生命が銀河に存在し、すでに地球と接触しているという考えに到達している。UFO現象が真実であったことは常識になり、人類と何千年間にもにわたり接触してきた4種類のET人種の動機を発見してゆくだろう。それらの4人種とは、小人グレイ、背高グレイ、北欧風、そして爬虫類風ET人種である。私たちは、彼らの「自己中心」性に立って人類を傷つけようとしている悪意のあるETとは、折り合いをつけてゆくこととなるだろう。「透視技術」をもってすれば、すべての時代のすべての出来事が誰にとっても可視的になる。超先端世代のスマホ・アプリについて想像してみよう。そうした透明性の時代に入ると、秘密はありえなくなり、偽りも消滅する。陰謀や謎がなくなり、歴史は完全に透視されうるものになる。「他者への奉仕」を使命とするETたちと協力し合って、これらの新しいつながりから真の惑星間利益を体験してゆこう。飢餓やホームレスはもはや存在しない。もはや、金銭的不公正は過去のことである。すべての人生は最も高く尊重されるものとなる。そうした時代の究極の生き甲斐は愛である。そしてその時、この惑星は天国となる。地球上にユートピアが達成されるのである。

 

「宇宙のまったき崇高さが自らであると知り、宇宙と一体化した意識に達したヨガ師匠というものは、こもごもな思考や想像のさ中においてすら、その神々しさを保っている。そうした宇宙というものは意識の享楽である。これに常に気付いている人は、間違いなく解放された存在である。」――ジーバンムクタ〔「自己認識した者」との意〕、タントラ教経典(with permission, (c) Brad Olsen, 2016)

私たちの心は強力なエネルギー放射を放出する。これが、私たちが世界をどのように体験し、何を創造するかを決定してゆく。私たちの思考は磁界をなす。それは私たちから発せられ、私たちが考えていることに他者を引き付ける。内なる対話も重要で、それは、私たちが自分自身に話す方法をもって、私たちが関心をもつ出来事、人々、物事を決定してゆくからである。心はあたかも原子のように働き、神的なエネルギーの天界的波動の渦巻をおこす。(with permission, (c) Brad Olsen, 2016)

「考えは言葉として現れ、その言葉は行為として現れ、その行為は習慣に発展し、そしてその習慣が人の性格を作り上げる。ゆえに、思考とその行方を注意して見つめ、そして、それを愛からわき出させ、すべての生命への配慮を生み出そう。影が身体の後に従うように、私たちがそう考えるゆえに、私たちはそうなる」。これは『発句経』にある仏陀の言葉である。私たちの経験は確かに二重の現実をもつものだが、私たちは「思考を見つめ」そして「愛から湧き出させる」ことが可能である。(with permission, (c) Brad Olsen, 2016)

 

【本章完了】

 

参考文献

Jampolsky, Dr. Gerald, Love is Letting Go of Fear, Celestial Arts, 1979, 3rd ed. 2010

Renard, Gary  R.  The Disappearance of the Universe. Straight Talk about Illusions, Past Lives, Religion, Sex, Politics, and the Miracles of Forgiveness. Fearless Books, 2003, Hay House, 2004

A few views of Masaru Emoto’s work: www.life-enthusiast.com/twilight/research_emoto.htm

http://is-masaru-emoto-for-real.com/

www.cymatics.co.uk/

 

 

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2nd edition


Future Esoteric: The Unseen Realms (Second Edition) by Brad Olsen

http://cccpublishing.com/FutureEsoteric  www.bradolsen.com

with permission, (c) Brad Olsen, 2016


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