この稿を書こうとしているいま、日本からは、3.11の巨大震災の5周年を告げる報道がさかんに入ってきています。むろん、海外居住の私なぞが知り得ることは、その実状の「ほんの一部」というのもおこがましいほどのはずです。にもかかわらず、その災害の規模や深刻さの度は途方もなく、それはおよそ、個人の人間的感覚でとらえうる尺度を、はるかに無残に凌駕するものがあります。

それほどのその巨大災害が、もしも、もしも「自然災害」でなく、「人工地震」を引き金とする人為的と類する出来事であったとするならどうなのでしょう。それはつまり、それを企てた者たちやその組織がこの世に存在するということになります。 詳細記事

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「我々はすでに他の星へと旅する手段をもっているが、そうした技術は暗黒プロジェクト内に閉ざされていて、人類の利益に供するためには、神の手を借りる必要がある。あなたが想像可能なことは何事でも、すでに我々はどうすればよいかを知っている。」

ベン・リッチ

(ロッキード社スカンクワークス・ステルス技術創設者)

 

米国は現在、国民には隠された秘密の科学進歩によって二層の技術開発計画をもっていると、広く一般に受け止められている。この隠された技術は、少なくともほぼこの一世紀の間、支配エリートの手に握られてきている。だがその「秘密」技術の起源は、19世紀以前へとさかのぼる。現代において、特定の技術が、人類への大きな恩恵をもたらすにも拘わらず公開されていない理由は、支配と権力がそれを独占しているからに他ならない。「権力は腐敗する。絶対権力は絶対に腐敗する」との古い金言はいまだに正しい。つまり、もし私たちが、真に進んだ技術進歩の成果――例えば、タイムトラベル、フリーエネルギー、立体像送受信、そして惑星間旅行――を達成しえたなら、そうした情報を統括する者は極めて強力な地位を掌握するだろう。だが、そうした技術開発が、もし少数の支配グループ内に占有された場合、彼らは文字通り、この惑星や人類全体を牛耳る力をもつことになる。 詳細記事