これまで数年、急速な上昇を示してきたオーストラリアの賃貸料金が、沈静化の傾向を見せ始めています。オーストラリアの主要都市、ことにシドニーやメルボルンでは、市中のいたるところにアパート建設のクレーンが林立し、まさに供給の最盛期に達している感があります。そうした供給の増大によって、賃貸市場は供給過剰な状態になってきています。

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政府によって検討されてきた外国人がオーストラリア国内の住宅を購入する場合の新税と違反の罰則は、この12月1日をもって発効しました。これは、海外投資監視庁(Foreign Investment Review Board)による購入申請料金として支払うもので、価格100万ドル〔9,000万円〕未満の物件には5,000ドル(50万円)、100万ドルを超えるものについては10,000ドル(90万円)の料金を課すものです。

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2015年12月1日、連邦準備銀行は定例理事会を開き、政策金利を史上最低の2.0パーセントのままに据え置くことを決定しました。この決定により、5月以来、8ケ月連続して2.0パーセントが維持され、新年に移ってゆくこととなります。次回の定例理事会は、2月第一火曜日の予定です。