メルボルン大学の研究所が実施するHILDA〔家計・収入・労働動態〕調査によると、2002年から2014年の間に、オーストラリアの貧困層は縮小し、社会福祉への依存は変っていないが、長期的貧困はまれなものとなっている。しかし、平均的な暮らし向きは改善しておらず、住宅価格の上昇にも拘らず、家計資産は増減はない、といった全体像が報告された。 詳細記事
2016年12月6日、連邦準備銀行は今年最後の定例理事会を開き、政策金利を1.50パーセントのまま据え置くことを決定しました。今年8月に現行利率に引き下げられた金利は、おおかたの予想の通り据え置きのまま新年を迎え、年最初の理事会は2月第一火曜日です。
ドメイン・グループの調査(10月26日発表)によると、今年7-9月四半期の戸建住宅の中央値は、シドニーで直前四半期より2.7パーセント、メルボルンで同3.1パーセント上昇し(下表)、低金利、移民動向、そして地域経済の好調が反映したものと見られています。 詳細記事
2016年11月2日、連邦準備銀行は定例理事会を開き、政策金利を1.50パーセントのまま据え置くことを決定しました。
2016年10月4日、連邦準備銀行は定例理事会を開き、政策金利を1.50パーセントのまま据え置くことを決定しました。
2016年9月6日、連邦準備銀行は定例理事会を開き、政策金利を1.50パーセントのまま据え置くことを決定しました。
「ポピュリズム」政治家たちの世界各地においての隆盛が、各国の既成政党政治を脅かし始めている。
アメリカの大統領選挙におけるトランプ候補の異色な強さは、最終選挙結果はまだ未定ながら、既成の政治システムが機能を果さなく始めた、終わりの始まりを警告するに充分な現象と映る。 詳細記事
2016年8月2日、連邦準備銀行は定例理事会を開き、住宅価格バブルは収まったとして、政策金利を0.25パーセントポイント引き下げ、1.50パーセントという史上最低率にすることを決定しました。
2016年4-6月四半期の全国住宅価格統計(Domain Group 調査)によると、一時低下を見せていたシドニーの住宅価格の中央値はふたたび上昇に転じ、対1-3月期比で2.4パーセント増となり、再度百万ドル(8千万円)の大台をこえました。全国では1.5パーセントの上昇で、都市別の浮沈はあるものの、相変わらずの値上がりトレンドは続いています(下表参照)。 詳細記事
住宅価格の高騰により、オージーの夢である自宅保有がしだいに困難になりつつあります。今週発表されたメルボルン大学の調査によると、2001年から2014年の13年間に、オーストラリア人の自宅保有率は3.5パーセント・ポイント低下し、この先数年間に、半数を割り込むだろうと予想されています。 詳細記事
来月20日で、私も70の大台に加わります。こうして迎える新たな十年紀へ、セルフィーな“はなむけ”ですが、当地の主要経済紙に掲載されたタイトルのような記事を訳してみました。ゴシップ記事風な味わいですが、欧米式な率直な語り口に乗せられて、思わず読まされてしまいます。
2016年7月5日、連邦準備銀行は定例理事会を開き、先月に引き続き、政策金利を1.75パーセントに据え置くことを決定しました。
2016年6月7日、連邦準備銀行は定例理事会を開き、政策金利を現行の1.75パーセントに据え置くことを決定しました。
2016年5月3日、連邦準備銀行は定例理事会を開き、政策金利を0.25パーセント引き下げて、史上最低の1.75パーセントに決定しました。この決定により、昨年5月以来12ケ月間にわたり据え置かれてきた政策金利は、一年ぶりに史上最低を更新させることとなりました。
2016年4月5日、連邦準備銀行は定例理事会を開き、政策金利を、3月に続いて、史上最低の2.0パーセントのままに据え置くことを決定しました。この決定により、昨年5月以来、据え置きが12ケ月間にわたることとなります。
オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー紙によると、全体としては供給過剰傾向にある賃貸住宅市場でありながら、シドニーとメルボルンは、まだまだ、引き締まった状態であるといいます。以下は3月20日付け記事の抄訳です。
2016年3月1日、連邦準備銀行は定例理事会を開き、政策金利を、2月に続いて、史上最低の2.0パーセントのままに据え置くことを決定しました。この決定により、昨年5月以来、据え置きが11ケ月間、連続することとなります。
2016年2月2日、連邦準備銀行は今年最初の定例理事会を開き、政策金利を史上最低の2.0パーセントのままに据え置くことを決定しました。この決定により、昨年5月以来、据え置きが10ケ月間、連続することとなりました。
高騰の様子を見せてきたシドニーの戸建住宅価格は、最新データで1,013,258豪ドル(8,410万円)と、昨年12月までの四半期と直前四半期間の変化で、3.1パーセントの下降を見せました。これは過去20年間で最大の下げです。ただ、その年間の変化は14.8パーセントの上昇と、高騰の最終局面の様子を表しています(下表参照)。
また、シドニーのアパート価格は同655,845豪ドル(5,444万円)と、同四半期間変動では2.8パ―セントの下降、年間では8.7パーセントの上昇と、戸建価格に比べて穏やかな変化となっています。 詳細記事