実施中アンケートの“一次”報告

本『両生歩き』は、去る9月22日をもって発刊500号となり、これを記念して、現在、読者と発行者を結ぶコミュニケーション・アンケートを実施中です(アンケートはこちらより)。以下は、その“一次”報告です。

 

まず、そのアンケートへの回答状況なのですが、開始以来ひと月半ほどとなりますが、テスト的な回答を除外して、回答数はまったくゼロです。

そこでなのですが、たしかにこのアンケートは、質問項目が多数にわたり、回答者にそうとうな負担となる面もあり、その意味で、回答率にあまり期待できないことは予想していました。そのため、回答に期限は設けていません。

それにしても、今までのところのこの「ゼロ回答」には、いささか参っております。

というのは、この節、こうした個人情報の送信依頼に安易には応じられない、というのはいまや常識となっています。また、本サイトのようないたって硬い内容のものに、何らかの返答を求めるのも過剰要望なこととでもありましょう。

そうとは推測するのですが、まったく回答がないというのも解せなく、他方、毎月の訪問者数報告記事――千人を大きく越える日平均訪問者数――が示すように、そこまでの無疎通な内容と理解するには、逆な状況を示すデータがあります。それとも、このような特異なサイト内容やアンケート依頼自体が、もはや今日のネット社会の実情についての、認識上のズレを物語っていることなのでしょうか。

さらには、伝え聞くところでは、「ゼロ」であるのはまだ良い方で、「マイナス」、つまり得体の知れぬ攻撃の反応がないのは、まだましであるとの見方もあります。

ともあれ、以上に吐露するような不可解な状況にあることを申し添え、実施中のアンケートの、ひとまずの“一次”報告に代えたいと思います。

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