「人生三周目」に向けてのグランド構想を考えるにあたって、私はいま、ひとつの仮説を立てようとしています。そしてそれを仮説とするのは、まさかそんなものが存在しているとは一概には考えられず、かなり慎重に取り扱わねばならないものだと思えるからです。そしてその仮説とするものは、副題のように、〈運動機能という「人格」のインフラ〉という見立てです。

こうした国土のインフラのように、、、(写真は「しまなみ海道」の本四間連絡橋) .
ひとつの仮説
運動機能という「人格」のインフラ
「人生三周目」に向けてのグランド構想を考えるにあたって、私はいま、ひとつの仮説を立てようとしています。そしてそれを仮説とするのは、まさかそんなものが存在しているとは一概には考えられず、かなり慎重に取り扱わねばならないものだと思えるからです。そしてその仮説とするものは、副題のように、〈運動機能という「人格」のインフラ〉という見立てです。

こうした国土のインフラのように、、、(写真は「しまなみ海道」の本四間連絡橋) .
傘寿ともなれば厄年無縁か
昨年末以来、わずか二か月そこそこの間に、私の「救急車体験」が二度にわたって続いた。何やら嫌な事態に思えなくもなく、日本の風習にならって、いわゆる「厄年」ってやつを調べてみた。 詳細記事
〈AI的リアリティ〉の登場

Copilotの制作によるイメージ .
AIとのやり取りをしながら、ある鼻持ちならない感覚にとらわれた。あるいは、こちらの生身な在りようでは太刀打ちできない、あたかも底なしの世界に引き込まれてゆくような、そのまさに人間離れしたAI側の能力に圧倒される気配である。その場ではもう、こちらにはただ、スイッチを切るしか手は残されていない。これって、これまでの「二重構造」の上塗りじゃないのか。注意しなければならないのは、AIはまるで自分が人間であるかのような顔をして、しかも揺るぎない確信をもって語ってくることだ。これが言われている「シンギュラリティ(特異点)」の第一歩なのかも知れない。 詳細記事
「老若コラボ」というタイムトラベル
見えてくる「二重構造」の桎梏
「人生三周目」に向けて、そのグランド構想を考えている。
そして至りそうな結論から述べれば、こういうことになるのではないだろうか。
人間は、地球上で自然による40億年を要して生じた産物である生命体のひとつで、それ以上でもそれ以下でもない。そうした人間にとっての基盤は、限りなき宇宙を含む、その大自然環境に根差すことから外れてはあり得ない。その一方、時代を席巻するAIがその人間を超越するシンギュラリティ(特異点)をもたらすというが、それでもそれは、そういう人間の作り出したAI技術によるものとの限界は厳として存在するはずだ。つまり人間は、AIによるシンギュラリティという“自作”の新たな人間性をかかえた存在へと変質はするだろうが、それでもその人間性の基盤は、限りなき自然環境に置かれていればこそ開かれていることに変わりはない。
2026年2月3日、オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は、政策金利を現行の3.60パーセントから0.25ポイント引き上げ、3.85パーセントにすることを決定しました。
大江健三郎のさらに向こう
今回の帰国で、大江の郷里、内子町大瀬を訪ねつつ、同時並行して彼の小説『万延元年のフットボール』を読んでいた(前号参照)。そうした彼の生誕の地に実際に入り込み、かつ、その彼による作品――そこを舞台にしたその奇態な物語――の鑑賞という現実とフィクションにまたがる二重な体験をしてみることで、ノーベル文学賞に至るその世界的才能を生んだ環境が何かを探った。そして、同賞という異論のない成果を遂げながら、逆にそこに、あるいはそれだからこそ、その職業的創作者という生き方に、一種の仕組み上がった閉合された世界を見るという、思わぬ発見をしていた。
40年のタイムスリップ
ミカン産地でのほぼひと月間の労働に一区切りが付き、一週間の正月休みに入った機会を利用して、今、長年考えてきた訪問先、故-大江健三郎の郷里、内子町に来ている。
こうした、これまでの四国、愛媛県における新体験をややSF風に表現すると、表題のように、「40年のタイムスリップ」ともしうる感慨がある。
そしてこの「タイムスリップ」だが、それはSF風どころか、日本を離れオーストラリアで40年にわたって過ごした自分と、その間、あたかも昔のままで居続けているような、今回の訪問で改めて接しえた日本の社会の在り様とが、まるで同期したかのごとき、リアルな融合感である。

昔、わが家でもこうした新年の飾りつけをしたことを思い出させてくれた、内子の街並み保存地区でのひとシーン。
12月の「日平均訪問者数」(グラフ中の赤線)は、11月の2,673人からわずか増加して2,685人となり、この一年は、大きな上下動を見せながらも、千人台後半から二千人台後半へと、ほぼ千人、6割ほどの伸びを達成しました。

ノーベル賞級の「森」