〈心〉なき片手落ち

「人生三周目」予告編 第二号

どうやら「人生二周目」の20年間は、一周目の延長として、その「変形」としてしか考えられていなかった。それが、80歳を境とした「三周目」を目前にして、もはや根本的に「異質な」ステージとして捉えるべきでありそうだ。と言うのは、「二周目」のリタイア後の人生を支えた基盤は年金制度にあったのだが、それはズバリ言って、〈片手落ち〉な制度であるからだ。つまり「三周目」に入ってそれを〈両手揃えた〉ものとするには、年“金”ではなく、もはや金銭に頼らぬ、年“〈心〉”とでも呼ぶ次元にすべきなのだ。 詳細記事