前々回に「変容する主流パーソナリティ」と題して、人間のパーソナリティに焦点を当てた視点を述べました。今回は、そうした変化と共にあるはずの社会の側の特徴を述べてみます。というのは、人間のパーソナリティといってもそれは、その在り方を左右する人間にとってのインフラ側の特徴を反映していると考えられるからです。そこで下に示す図です。
〈脆弱〉から〈天才〉への飛躍
《「人生二周目」独想記》第28号
戦争しない国はどこ
《「人生二周目」独想記》第27号
2025年2月18日、オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は今年初の定期理事会を開き、現行政策金利をこれまでの4.35パーセントから4.10パーセントへ0.25ポイント切り下げることを決定しました。 詳細記事
変容する主流パーソナリティ
《「人生二周目」独想記》第26号
これは、エビデンスが主導する純アカデミックな見解ではありません。あくまでも、経験からくる感じによる「独想」です。そしてその経験も、一人の人間の生涯にもとづく数十年、そして、幾世紀にもわたる歴史的系譜を含めての話です。これがどれほどの信ぴょう性を持つものとなるかはさておき、私が自分の人生上で得てきた一連の受け止めを述べてみます。
そうした長期にわたる感じや印象を典型的に語るものとして、日本ばかりでなく、世界の人々のパーソナリティ上の中核的な特徴が、下図で示した赤と青の二つの矢印のような変化をし始めていると受け止められることがあります。

(第4象限のイラストは2月13日付AFR紙より)
訪日観光ブームへの苦言
〈半分外人-日本人〉(その12)
今回の〈半分外人-日本人〉は、いまや沸きにわいている「訪日観光ブーム」への、ご多分に漏れず、苦言です。
まずはじめに、そうしたブームに火を付けた、「観光立国推進基本法」と命名されたその法律からみておきます。以下は、2007年1月1日施行のその法律の前文です。 詳細記事
「親ガチャ」そして「国ガチャ」も
変遷するゲームの“遊び方”
〈半分外人-日本人〉(その11)

ズラリならんだ「ガチャ」ゲーム
これは、最初からそういう考えがあったという話ではないのですが、今になってよくよく考えてみれば、そういうことだったのかもと思えてきていることがあります。
それは、「親ガチャ」という言葉があり、その「乗り越え」という行動があるように、「国ガチャ」という言葉があったとしたらどうだろうということです。そして、自分が長年にわたって取り組んできたことが、たとえ暗黙にではあったにせよ、この「国ガチャ」を乗り越える行動であったのかもしれないという思いです。 詳細記事