2025年2月18日、オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は今年初の定期理事会を開き、現行政策金利をこれまでの4.35パーセントから4.10パーセントへ0.25ポイント切り下げることを決定しました。 詳細記事

変容する主流パーソナリティ

《「人生二周目」独想記》第26号

これは、エビデンスが主導する純アカデミックな見解ではありません。あくまでも、経験からくる感じによる「独想」です。そしてその経験も、一人の人間の生涯にもとづく数十年、そして、幾世紀にもわたる歴史的系譜を含めての話です。これがどれほどの信ぴょう性を持つものとなるかはさておき、私が自分の人生上で得てきた一連の受け止めを述べてみます。

そうした長期にわたる感じや印象を典型的に語るものとして、日本ばかりでなく、世界の人々のパーソナリティ上の中核的な特徴が、下図で示したの二つの矢印のような移動をし始めていると受け止められることがあります。

(第4象限のイラストは2月13日付AFR紙より)

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訪日観光ブームへの苦言

〈半分外人-日本人〉(その12)

今回の〈半分外人-日本人〉は、いまや沸きにわいている「訪日観光ブーム」への、ご多分に漏れず、苦言です。

まずはじめに、そうしたブームに火を付けた、「観光立国推進基本法」と命名されたその法律からみておきます。以下は、2007年1月1日施行のその法律の前文です。 詳細記事

下記グラフのように、1月の「日平均訪問者数」(グラフ中の赤線)は、12月の1,602人から1,656へと僅かに増加し、昨年全般に見られたAI津波現象が一掃され、それ以前に帰ったかの様相です。

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ズラリならんだ「ガチャ」ゲーム

これは、最初からそういう考えがあったという話ではないのですが、今になってよくよく考えてみれば、そういうことだったのかもと思えてきていることがあります。

それは、「親ガチャ」という言葉があり、その「乗り越え」という行動があるように、「国ガチャ」という言葉があったとしたらどうだろうということです。そして、自分が長年にわたって取り組んできたことが、たとえ暗黙にではあったにせよ、この「国ガチャ」を乗り越える行動であったのかもしれないという思いです。 詳細記事

下記グラフのように、12月の「日平均訪問者数」(グラフ中の赤線)は、11月の1,932人から1,602へと下落し、AI津波現象を抜きにした、従来型の変動状況が見られています。

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対立の歩み寄り

《「人生二周目」独想記》第25号

2025年(昭和だと100年、明治だと158年)の年頭に当たって、世界が日ごとに大戦争の淵へと迫っているかの今日、これはきわめて大ぐくりで、時にナイーブとされかねないことは承知の上でのビジョンです。すなわち、その破滅へと向うかのような情勢の反面、一歩距離を置いたバードビユーにおいては、ある種のコンバージェンスつまり収束、あるいは歩み寄り状態が浮上し始めてきているように伺えることです。もちろん、自分の希望的観測も含んでです。

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