「人のふんどしで相撲をとる」という諺がある。
いま、中央アジアの旅を始めて、はや十数日となっているのだが、私は、この旅とは正直言って、まさに、この諺の通りだなと思っている。 詳細記事
健康長じてのこの楽しみ
「人のふんどしで相撲をとる」という諺がある。
いま、中央アジアの旅を始めて、はや十数日となっているのだが、私は、この旅とは正直言って、まさに、この諺の通りだなと思っている。 詳細記事
“私アニメ”;「夢は枯野をかけめぐる」
前号の「〈続〉 残雪の山歩きで見えてきたもの」では、奥秩父での山行体験が発展して、なにやら、量子理論の自分解釈版になりそうな記事となった。それが、兄弟サイトの『フィラース』に掲載中の「MaHaと僕のシェアーライフ」の「2.03 「並行宇宙」論と共に」ではさらに発展して、ことに、量子理論の「並行宇宙」論の私版を述べることとなった。
そう述べながら、これはもしかすると、今日風「夢」ではないのだろうかとの思いも頭をよぎる。
そこで、それがもし「夢」であるとするなら、そのドキュメンタリー映画中での宮崎駿の告白、「人間の夢とはことごとく、呪われた夢なんです」が、再度、想い起されてくる。 詳細記事
〈脆弱〉から〈天才〉への飛躍
前々回に「変容する主流パーソナリティ」と題して、人間のパーソナリティに焦点を当てた視点を述べました。今回は、そうした変化と共にあるはずの社会の側の特徴を述べてみます。というのは、人間のパーソナリティといってもそれは、その在り方を左右する人間にとってのインフラ側の特徴を反映していると考えられるからです。そこで下に示す図です。
戦争しない国はどこ
対立の歩み寄り
2025年(昭和だと100年、明治だと158年)の年頭に当たって、世界が日ごとに大戦争の淵へと迫っているかの今日、これはきわめて大ぐくりで、時にナイーブとされかねないことは承知の上でのビジョンです。すなわち、その破滅へと向うかのような情勢の反面、一歩距離を置いたバードビユーにおいては、ある種のコンバージェンスつまり収束、あるいは歩み寄り状態が浮上し始めてきているように伺えることです。もちろん、自分の希望的観測も含んでです。
人生の“新フェーズ”か“旅支度”か
「リアル・メタ半々」の世界
私は現在、二つのサイトを制作し、それを駆使しています。ひとつはこの『両生歩き』、他は『フィラース』で、互いに「兄弟サイト」と称し合っています。
最近、その兄弟サイト『フィラース』で、「MaHa」と称する架空の人間存在を想定し、その設定意義を述べ、またこれからその活躍を描こうとの構想を練っています。
その「MaHa」を誕生させる以前は、「自分彫刻」として、自分自身を彫り刻む、つまりその誕生へのそうした作業途上にありました。
その「MaHa」とは、創作テクニック上では一人のアバター像なのですが、「MaHa」との名が示す通り、私自身の鏡像です。
そういう「MaHa」を誕生させたのが今年の2月20日ということで、以来、9か月ほどを経てきています。
つまり、このようにして生み出した自分のアバター像「MaHa」を常時、念頭におきながら二つのサイトに取り組んでくるという生活を、ほぼ9か月ほど送ってきたわけです。 詳細記事
《観測装置》たる自分
内部「バイオフィードバック」のもたらすもの
運動の後、芝生の上に座して、こう思った。
私は、どういうわけか自分の意識をこう持ってここにいて、その〈眼鏡〉をとおして外界を眺めている。自分でも、また誰からも、意識のそういう在り方の理由もその目的も、説明はおろかその問いさえ聞くことは極めてまれだ。意識はただ、気付いた時にはそう存在していて、それを今まで長々と引きずってきている。
間違いなく、昔は、我を張ることを、そうとも気付かぬほどに当たり前としていて、「自分、自分」と、おのれを中心にすえた同心円を保持するのに汲々としていた。 詳細記事
旅立ちの設計
「悪がり」は装いか
兄弟サイトの『フィラース』に、先月亡くなった松岡正剛さんの逝去について、私は、そこにひとつの見落としがあったと見る立場での見解を書いています。
ただその見方について、それがあの松岡さんについてだっただけに、少なからずはばかれるところがあります。
その出どころは、一方での、実質的な絶筆書と思われる対談録『初めて語られた 科学と生命と言語の秘密』の随所にみられる、尽きぬ進歩を遂げる生命情報科学の今後を見通す、彼の慧眼です。 詳細記事
78歳となった
大いなる「見込み違い」
20日で、78歳となった。
このいまの瞬間で、なによりもの感慨は、健康で、充実して、この年齢を迎えられている幸福感であり、そして、それをもたらしてくれている、あらゆる人や物や事に対する感謝の気持ちである。
記憶にある、10年、あるいはもっと前の自分が、将来の78歳の自分を想像していた時の自分像は、少なくとも、こうしたいまの自分ではなく、もっと老いさらばえた自分であった。 詳細記事
二周目も四分の一を経過
「メタ」フェーズが舞台に
あとひと月ほどで78歳となる。アメリカでは、大統領をめぐって同世代の老人たちの確執が世界の耳目をさらっている。3億も人口があって、しかも確実に増加しているというのに、若い人材がいないはずはないと思うのだが、実に奇妙だ。
一方、日本は高齢化に歯止めがかからず、子育て環境は厳しく、人口は収縮期に入っている。しかも、かつてのお家芸の経済も活力を失って、「貧乏国」との自嘲めいた声さえ聞こえはじめている。 詳細記事