AIをいろいろと試してきている。たしかに、プロンプト(質問)の仕方次第で、答え方のタイプは異なるのだが、どれもおしなべて、ひと口で言うと「面白味を欠く」という印象をもつ。AIが実際の人間ではなく、数理的な過程を重ねた純数学的なものであるとの原理からすれば、当然すぎる印象ではある。つまり、超博識ではあるが、自分独自の発想といったものはそこにない。むろんあるはずもないのだが、問われた対象はぼう大な分量の材料であるはずなのに、あまりに瞬時な返答振りに接すると、「こいつ、本当に全部を読んでいるのか」とのいぶかしさすら抱く。現に、ある種のマイナーながら独特な部分などについては、何らの関心も示していない。要するに、徹底して統計的で平板に、“常識的”なのである。 詳細記事
面白味を欠くAI
《「人生二周目」独想記》第38号
11月の「日平均訪問者数」(グラフ中の赤線)は、10月の2,818人から154人(5パーセント)減少して2,673人となったものの、おおむね先月を引き継ぎ、熱心な読者の増加傾向という、新たな動向への移行を示唆しています。
