78歳となった

大いなる「見込み違い」

《「人生二周目」独想記》第17号

20日で、78歳となった。

このいまの瞬間で、なによりもの感慨は、健康で、充実して、この年齢を迎えられている幸福感であり、そして、それをもたらしてくれている、あらゆる人や物や事に対する感謝の気持ちである。

記憶にある、10年、あるいはもっと前の自分が、将来の78歳の自分を想像していた時の自分像は、少なくとも、こうしたいまの自分ではなく、もっと老いさらばえた自分であった。 詳細記事

「分業」と「役割分担」の違い

「二周目」から「一周目」を振り返る 〈その2〉

人間、自分一人で、あれもこれもの役割を受け持てるわけではありません。社会の中で、人それぞれに、自ら選らんで、あるいは行き掛り上で、とある部分を引き受けています。前回ではそうした役割を、経済学の角度から、「分業」について振り返ってみました。

今回はそうした役割分担を、「分ける」視点からではなく、むしろ反対に、「包括する」二つの視点から見てみます。一つは、生物学的目線で、そして他は、一般に「人の道」と呼ばれる目線です。 詳細記事