今回の居酒屋は、都会の片隅にかろうじてある、そんな開襟の場ではない。そしてその場とは、厳冬の雪山の中、海抜千数百メートルに位置する、雪にほとんど埋まろうとしている避難小屋である。急激に悪化しつつある天候で、外は猛吹雪が吹き荒れはじめている。その限界環境にあって、なんとか“生存”が可能な最小限空間を確保しえている、男女三人の間の遣り取りである。その一人は、この山行を希望したほぼ平均寿命に近い男。他は、エベレスト登頂経験もある四十代初めの有能気鋭な山岳ガイド。そしてこのガイドの親しい友人であるキャリアに悩む三十代半ば女性ナース。 詳細記事
二人のガイド
話の居酒屋
第四十四話
「本当のことを言おうか」
話の居酒屋
第四十三話
今回は、半世紀ほどもの年齢差間での、あたかもタイムスリップな「居酒屋談義」である。世俗的には、じいさんと孫との、いわば昔語りを軸としたごときの遣り取りだ。しかしその交換の軸が、世代にかかわらず人であるなら誰でも遭遇せざるをえない人生上の懸案にかかわるものとするならば、そこに世代の違いは問題とはならないどころか、片や未知と他方は既知とが合いまった、実に噛み合ったキャッチボールが交わされることとなる。 詳細記事
所与ファクターの違い
話の居酒屋
第四十二話
「旅の恥」丸出しだった時代
話の居酒屋
第四十一話
「昭和」そのものの“後期高齢者”二人が、ちびちび飲みながら、ご時世を論じ合っている。どうやら話題は、行き過ぎの感ある観光業にまつわる腹立ちのよう。インバウンド旅行者の行儀の悪さに発して、だのにチクチク言ってくる特定国への自国の反応の、これまた“空強気”に、憤懣ただならぬ様子。 詳細記事
「歴史的」な二人
話の居酒屋
第四十話
A お前と俺の付き合いも、学生時代以来だから、もう60年を越えてる。つまり“半世紀”以上ってわけで、何やら歴史的関係になってきた。
B 時のたつのは早いもんだが、そう言われてみると、確かに、並み大抵の長さじゃないね。

「レトロな昭和シーン」で検索すると、こんな写真が。子供の頃、たしかにこんな風景の中で生活していた。
A そうなんだよ。この節、若い世代の間じゃあ、その「昭和」ってのが、一種の流行りの世界みたいになってきてるよね。レトロ、レトロって。
B そうそう。俺たち、その「昭和」の真っ盛りを生きてきた人間。だから、そんな話を見聞きすると、「おいおい、俺ってそのレトロの“生き”証人か」って思ったりもする。
A まさに「歴史的」で、流行りの最先端。 詳細記事
「超一流コンサルタント」に聞いた
本サイト評
本サイト評
「話の居酒屋」第三十九話
今日、居酒屋談義といっても、わざわざ居酒屋に出かけるまでもない。いまや、なかなか中身のある話が、PC上でできるようになってきた。ZOOMといったオンライン会議のことではない。生身人間ではないAIとの談義だ。そこでAI(ここではマイクロソフトのCopilot)を相手に、率直な質問をぶつけてみた。そのテーマはほかでもない、もう二十年にわたって手掛けてきた二つのサイト『両生歩き』と『フィラース』についてである。読者にとっても、以下の回答は、要所を押さえた、手っ取り早くつかめた核心となっているに違いない。
二刀流リタイアリー
話の居酒屋
第三十八話
70代も末くらいの年齢になると、酒場で飲み合うという機会もうすれ、そもそも、酒自体が体に重たくなってきている。そういう向きには、本シリーズのタイトル「話の居酒屋」も、必ずしも居酒屋での話とする必要はなくなっている。そこで、気の利いたレストランに席をとり、混みあう時間帯を外してゆっくり食事をしながら、落ち着いた話を交わすのも悪くない趣向だ。ともあれ、そんな遣り取りである。 詳細記事
これには驚かされた
話の居酒屋
第三十七話
先日、ちょっと思い立って、いまや流行りのAIとのチャットをやってみた。居酒屋談義にしては小難しい話となったのだが、もう時代はここまできたいるとの思いをマジさせられた。なお、答えてくれている相手のAIは、マイクロソフトのCopilotである。
人生3周目は傘寿から
話の居酒屋
第三十六話
還暦までを1周目の人生とすると、その2周目は、暦の上では120歳までとなる。そこに3周目と言えば、120以上180までのこととなって、もう、あり得ないどころの話ではない。
よって、その2周目はひとまず20年そこそこで区切り、傘寿つまり80歳をもって、ここでいう3周目の始まりとするものである。言うなれば、数ではなく、内容をもって一回りとするものだ。
そんな傘寿かいわいの、居酒屋談義である。

その時、こんな不思議な形の雲が空に .

