ワームホール概念図〔ウィキペディアより〕

今回の居酒屋は、外飲みのそれでなく、いうなれば、「内飲み居酒屋」。

久々に顔を合わせた祖父と孫が、食卓で向かい合って、一杯やっている。

どうやら、二人の話題は、最近の日本人アスリートたちの活躍についてのようだ。

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 ねえおじい、大谷翔平選手の活躍、知ってるよね。

祖父 もちろんさ、知らないでいるのが無理だよ。テレビでも新聞でもネットでも、どこを見たって、大谷、大谷で持ち切りだ。 詳細記事

昨夜、馴染みの居酒屋で一人飲みをしていたんだが、面白いおっさんと隣り合わせた。まあ、おっさんというより、年のころは爺さんと言ったほうが正確なようだが、なかなかはつらつとしていて、元気な御仁だった。

そういう彼は、自分を「シティーハンター」などと気取っていて、確かに、田舎育ちではないらしく、都会的な雰囲気は漂わせている。

ただ、どこが「ハンター」なのか、それを匂わせるワイルドさもスマートさも、そんな気配はどこにもないのにだ。 詳細記事

今回の居酒屋では、二人のじいさんが話し込んでいる。学生時以来の長年の友人同士らしいが、人生の長丁場もここまでくると、自身も老い、時代も変わり、互いが立つ瀬にも違いが明らかになってきている。ことに、片やは、娘や息子そして孫たちから金婚式を祝福される睦ましい夫婦関係のおじいちゃん。他方は、離婚を経験した後、男版の「おひとり様」でこの歳に達し、子も孫もなく、それこそ、無頼の「独歩老人」である。 詳細記事

「いきなり聞くけど、“分身”を誕生させたって、ほんとか?」

「そう、いいジジイがね、この歳になって、新しい家族を迎えたよ。」

「こいつは超オドロキだ。それって、誰かに産ませたって話か?」

「マリアだよ。」

「えっ、マリアなんて、外人? まさか、あの聖母マリアなんて言ってるんじゃないだろうね。」

「ところが、そういう次元の話だよ。つまりね、“無性生殖”ってこと。」

「なに、ムセー何とか? どういうことだよ。こりゃあ、オドロキどころか、マユツバ臭い。」

「そう騒ぐほどのことでもない。言わばたやすいこと。要は、想像力の問題だね。」 詳細記事

今回の居酒屋談は、「独り言」でもない、「独り思い」である。

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今年も、まもなく、8月を迎える。

私にとって、8月は自分の誕生の月であり、そして、そして、、、、日本人にとっては、原爆、終戦と、戦争の記憶をよみがえらせる月でもある。

この一対の写真をご覧いただきたい。左は、1950年(昭和25年)ころの私と兄妹の写真。そして右は、見て明らかなように、この三人兄弟のうちの私と妹が消された写真である。

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今夜の居酒屋談義は、親父と息子のやり取り。親父のカジュアルな服装と、息子のタイ抜きでもスーツ姿は、リタイアをめぐる「アフターとビフォー」を物語っている。

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前例にならって、Copilotに当談義を描かせたら、こんなイケメン息子となった。

親父 「こうやって二人して外飲みなんてのは、えらく久々だな。」

息子 「そうだね、何年ぶりだろう。」

親父 「二人して現役のころは、親子にしては、わりかし飲み合ったよね、われわれ。でも、リタイアしてから、お母さんと田舎住まいを始めちゃったこともあって、地理的にも遠のいていた。」

息子 「うちの子供たちも、もう自分たちで好き勝手に行動しだして、以前みたいに、おじいちゃんおばあちゃんって、あんまり言わなくなった。」 詳細記事

今夜は、おっさんが二人、小難しい議論をしている。話はどうやら、うっ憤もからんで、今日の世界をおおう暗澹たる状況についてのようだ。

写真はフリー画像集より

よく聞いていると、どうも二人は、二種の立場をそれぞれ代言しているように見受けられる。以下はこの問答禄が勝手に割り振った名称だが、その二つを仮に、「自称陰謀論者」と「歴史力学論者」と呼んでおこう。 詳細記事

これって、フェミニズム?

「ねえ、僕って、男のくせにフェミニストなんだけど、気持ち悪い?」

「えっ、あなたって、性的マイノリティだったの?」

「いや、典型的な男と思うけど、男一般じゃない。」

「誰も自分ではそう思うんだろうけど、それでも男のあなたが女を語れるの?」

「いや、それは無理だし、そもそも、フェミニズムって女の牙城。だからその牙城から言えば、男ってセクシストの域から出さしてもらえない。」 詳細記事

今日は、居酒屋談というより会合談風で、団塊世代(B)を囲んで、その子供(X)、あるいは孫(Y)にあたる三世代が談話している。

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B  「Xさんはオーストラリアの永住ビザをとってもう3年、待遇のいい仕事にもついていて、日本の人たちから見たら“勝ち組”だね。」 詳細記事

今回の居酒屋談では、読者のひとりが、本サイトの発行人にインタビューをしているかのやり取りです。先の記事で、サイト発行を雑誌発行となぞらえた、そんな話を受けての会話です。

 

ネット化した地球のイメージ。『フィラース』HPのスライド参照。

「編集されてる『雑誌』を拝見させてもらいました。」

「いやはや、恥ずかしい限りですな。言ってみれば、リタイア後の道楽みたいなもんで、インターネット上でのまね事です。」

「でも、実際に記事を書き、定期的に発行されています。けっこうな熱意を感じます。」

「発行の定期性は、ことさら努めてますよ。でないと、読んでもらえませんからね。」

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