「あなたって、いわゆる『おひとりさま』ですよね。」
「ええ、死に分かれて、もう、だいぶになりますね。」
「僕って、そういう意味では『おふたりさま』ですね。二人に法的婚姻関係はないですが。」 詳細記事
男ならではの腹中談
話の居酒屋
ペットって、家族より家族
話の居酒屋
「君、ペット飼ってる?」
「飼ってるなんてもんじゃないわね、同棲してる家族。」
「一人暮らしでさみしいから?」
「というより、その子との二人暮らし。」
「おー、母子家庭なんだ。そうなんだよね、もう、人間よりペットのほうが身近。」
「なんというのかなあ、人間って、結局、どこかでウソっぽいってゆうかカラをかぶってる。うちの子のほうが、ほんとに裸で打ち解けれる。」 詳細記事
「私、陰謀論者よ」
話の居酒屋
今日の居酒屋談義、隣で話している男女二人の会話の盗み聞きである――――。
「ねえねえ、私って、けっこう熱心な陰謀論者だってこと、知ってた?」
「陰謀論」という何でも包める風呂敷
「おいおい、陰謀論者って、ありもしない勝手な話を作ってネットで拡散させる、あの陰謀論者のことか?」
「そうよ。あっちが言うにはね。」
「ええー、びっくりだな。君って冷静だし、そんなミーハーな人とは思ってなかったけど。」
「あらあら、ミーハーで悪かったわね。大きな見込み違いだったってことね。」
「発達障害」だなんて、なんともグロテスクな言葉が横行し始めていると思わされています。その多くはまだ子供について、まるで「お前は問題人間だ」と断定し、人としての尊さをまるまる抹殺してしまうかのような用語です。
また、その毒気を抜くつもりなのか、「自閉症スペクトラム障害」などといった、いっそう手の込んだ類似語も使用されているようです。それもその長たらしい字面が面倒なのか、「ASD」(フルスペルは、Autism spectrum disorder)なんて英語略称を使って。
――今回の居酒屋談は、そんな現状にご立腹のお年寄りのご託です。
「発達障害」への疑問は、こんな風にも
過去と今時の性事情
話の居酒屋
もう十年以上にもなりますか、いかにもひとりよがりなんだけど、こいつはね、「道路と鉄道の融合」とかという構想をあっためているんですよ、いっぱしに。
それはSF風に言うとですね、道路と鉄道を融合させ、車が線路化した道路上を、列車のように連なって高速走行する輸送インフラなんだとか。 詳細記事
きれい好き日本
話の居酒屋
秋の日本へ
話の居酒屋
私にとって、山登りは、自分の心身ともの成長の、自然な教師役を果たしてくれていたようです。子供のころ、小学三年生までは病気がちで、医者通いが欠かせませんでした。それがしだいに健康となってくるに伴い、体を動かすことの味を覚えてゆきました。当時、神戸に住んでいたため、放課後には、仲良しの友と連れ立って、毎日のように、市街の裏山に登るようになりました。するとどうでしょう。それまで、細々としていた自分の足に、筋肉らしきものが付き始めているのに気付きました。それからです。メキメキと山歩きに自信をつけて、やがては、家族を案内して、日曜ピクニックを率いるようになってゆきました。
そんな私が喜寿に達し、その成長時代とは逆に、体力に自信を無くしがちな時期に至ってはいますが、やはり、山への思いはなぜか衰えてはいません。
この十月、日本に帰国し、二度の山歩きを楽しむ予定です。ひとつは、秩父の武甲山から東京の最高峰、雲取山への縦走です。この山行きには、この春、エベレスト登頂を果たした若き友人がガイドを務めてくれます。第二は、大学以来の旧友とともに、彼の故郷、松本の山々を訪ねます。穂高連峰の前衛峰、蝶ヶ岳をめぐる山行きです。
そこでこの居酒屋談では、ライブ報告風に、月二回の通常掲載を変則的にして、その都度のエピソードをお話しして行こうと思います。ご期待を。
【月二回の号数建ては変更せず、その都度、前記事に追加する形で掲載してゆきます。適時のチェックをお願いします。】