宇宙次元の極秘:UFO

〈訳読‐2〉「東西融合〈涅槃〉思想」の将来性(その20)

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【新版(Second Edition)に基づく】

 

 宇宙次元の極秘:UFO

 

「米国政府は、UFOには無関心を装っている。だが実際は、何十年にもわたって、おそらく、突出した、最優先の関心事であった。」――元カナダ国防大臣ポール・ヘリアー

 

Eppur si muoveとはイタリア語で「それでもそれは動いている」という意味である。有名なイタリアの数学、物理学、哲学者のガリレオ・ガリレイの言葉である。1633年の異端者裁判の前に、地球は太陽の周りを動いているという彼の信念の撤回を余儀なくされた時に発せられた。ガリレオは裁判中、司祭らに望遠鏡で見るように尋ねたが、彼らは、受け入れ難いものを見るとは判っていたので、それを拒否した。今日でも同じような拒否が、UFO現象に関して真実のようだ。

この問題を研究する際の便宜のために、UFOの定義を提示しておこう。UFOとは、目撃報告にある、空あるいは地上の物体ないしは光で、その外観、軌道、動き、光、そして色は、論理的にも常識的にもあるいは自然現象としても、当初の目撃者がばかりでなく、証拠を調べた上で妥当な識別を行おうとした科学や技術の専門家によっても、説明がつかないものである。 UFO学者や民間UFO団体は、米国中に存在している。

聖書の時代から、人間は空での奇妙な現れを目撃、記録し、別の世界からの訪問者の可能性があるとも推測してきた。今日では、カリフォルニア州の空からカンザスの荒野、そして東洋の米の田んぼにいたるまで、世界の航空会社のパイロットが、定期的かつ持続的に、空飛ぶ円盤とも呼ばれる未確認飛行物体の目撃情報を報告している。もし、誰かが一般市民や数千におよぶ航空および軍関係者のからの事例報告を読むならば、UFOが本物であることに納得するに違いない。1947年から1968年までで、米空軍に報告された12,000件以上のファイルがあり、それらのうちの701件は、いまだに、真に未解明と分類されている。

地球でのETの観測と相互遭遇は、純粋に現代的出来事どころか古代からの現象とは考えられるものの、第二次世界大戦や「核時代」の幕開けと一致する時期でのそうした出来事の顕著な増加は、ETがこの人間社会の進化の過渡期について非常な懸念をしていることを示唆している。彼らはことに、人類の核兵器技術と世界的な破壊の可能性、なかでも、軽微ではあるだろうが、ET自身への潜在的な脅威を懸念している。友好的ETは、世界社会、国際平和、そして有効に代表された世界政府樹立への人類の平和的な移行に関して、非常に興味を持っている。

ETの技術は、その軍事的利用により世界の安全保障を脅かす恐れがあるため、ETと人類の政府機関との双方で、厳重に防護されている。友好的ETにとって、地球上に、国際平和ならびに腐敗なき公明な世界政府が築かれることが、人類へのその技術の大幅な適用にあたっての必須条件である。

ETInvasionIrust

H・G・ウェルズの小説『宇宙戦争〔The War of the World〕』は1898年に出版された。1938年10月30日、〔脚本家・映画監督の〕オーソン・ウェルズがこのSF小説をラジオ番組「ニュース報道」と合わせて生放送風に放送し、あたかも火星人による侵略が現実に生じているかに演出した。この放送は大きなパニックを引き起こし、それが事実と誤解した聴取者の暴行や自殺事件も発生した。このETの侵略にまつわる社会のヒステリー現象は、その後何十年間にもわたり、UFOに関するあらゆる情報を機密にする口実となってきた。(with permission, (c) Brad Olsen, 2016)

 米国政府は、少なくとも1947年以降、極秘組織とそれ以上の高度に選別された人物たちに限って、UFOの現物とその乗組員についての知見を持つことを許してきた。というのは、その情報が知られた場合に予想される、国民の混乱と社会的動揺を避けるために、その厳密な安全保障とその事実の世界的な隠蔽が必要とされてきているためである。その背景には、1938年にオーソン・ウェルズがETの侵略という作り話(写真右)を放送した際、社会的ヒステリーが発生した記憶がある。もちろん、ET機器類の軍事的、技術的使用をめぐって発生しうる、重大な安全保障上の問題が存在し、ことに世界は、この半世紀間、冷戦による緊張と競いあう利害に悩まされてきたことがある。

 

大半の人々はUFOを肯定

国連の報告によると、1947年以来、世界で1億5千万人以上の人々が、UFOの目撃者となっている。その内の2万人以上は、UFOの着陸を文書化している。たとえその90パーセントが誤認やデマとして除外されるとしても、高位の政府や軍関係者によって幾度も文書化された、あまりにも多くの信頼できる出来事が存在している。また、エンジニアや科学者による無数の厳密な調査を無視はできない。彼らは、そうした証拠は反証ができないと言い、また、論理的にETたちに帰すとすべき、洗練され、効率的で、ハイテク探求をへたものに相当するものであり、ことにそれらは、私たちのものよりはるかに進んでいると言う。また、接触に類する報告がされており、野球のボール大の浮遊物から、空母よりも大きい巨大な光り輝く宇宙船に至るまでの物体が目撃されている。したがって、いわゆる「空飛ぶ円盤」に加え、ETの活動の無数の存在が想定されるのである。

21世紀初めで、アメリカ人の圧倒的多数が、UFOが実在し、そうした飛行体は、他の世界や次元からの知的生命体によって導かれている可能性が高いと考えていると答えた。米国で行われたローパー世論調査は、人口の70パーセント以上が、政府はUFOとETについて知っていることのすべてを国民に告げていないと考えていると報告した。 アメリカ人の12人に1人は、自分でUFOを見たと主張している。そして、こうしたアメリカ国民の実情に、米政府はともかく、迅速かつ組織的な対応をとっていない。私たちは、UFOを信じるまでに錯乱しているのか。それともそれは、私たちをそれほどに攪拌するに足る、かってない最大の神話なのか。あるいはそれは、集団的無意識による記憶が顕在化していることなのか。

一部の人々が今だにそうするように、私たちの惑星を訪問している知的地球外生命を示す証拠はないと主張することは、単に事実を偽っているにすぎない。そうした否定者には、米軍の多くの部門、メディア、そして、NASAやFERMI研究所といった政府出資の科学研究組織を含んでいる。 UFO目撃は、その性格、ことに無視するにはあまりに多くの確かな観測記録、加えて、文字通り数百万人もの目撃者からして、全地球的である。それをそのように否定することは、証拠が存在しないと言いはる、尊大ないしは無知に固執しているに過ぎない。

また、科学界の主流は、その無関心、ならびにUFOの現実への問いかけや地球を訪問する知的地球外生命の可能性を見下げた否定を維持している。これは、科学者や天文学者による、居住の可能性をもつ、新たな数十億個の惑星や未発見だった銀河系の発見、以前では生存不可能と考えられた極端な環境で生き延びる地球上の新たな異種生命体の報告、そして、太陽系内の少なくとも10の惑星に発見された興味深いヒントが存在しているにもかかわらずである。加えて、問題には解決が必要との理由をもって、主流の科学者たちは、UFO現象に真剣に取り組む人たちを見下げあざ笑っている。

主流メディアや多くの学術論文に広がるUFOに関するそうした否定的見解に反して、その現象は、科学者、軍人、警察官、そして、民間あるいは私有航空機のパイロットにより、頻繁な報告がされている。世界中の百カ国以上で、文字通り数百万の目撃情報が寄せられている。ジミー・カーターは、彼が大統領に就任する前にUFOを見たと述べている。また、広く信じられているにも関わらず、UFOの報告は、農村地帯や米国に限定されているのではない。その現象は、およそ150カ国で報告され、アメリカの主要都市地域、イギリス、旧ソ連、ドイツ、フランス、スペイン、すべての北欧諸国、中国、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、中央および南アフリカ全土、そして南北両極にわたって報告されている。 ノルウェーのヘッセダレンでは、あまりに多くのUFO目撃があり、常設のウェブサイトが設けられ、驚くべき結果を示している。 UFOはまた、民間および軍事の原子力施設、米国および世界の軍事拠点、地球の海洋の表面および水面下、そして、地球の大気圏の外側において繰り返し報告されている。

人間のあらゆる人種がUFOを見ている。それは、貧富、教育の有無、老若も無関係である。実際、UFOを目撃したと報告したほとんどの人々は、それを探していて見たのではない。 UFOを見る機会は、小さな町や田舎に住んでいて、夜遅く屋外にいた場合が多い。ほとんどがUFOをそれ以前に見たことがないにもかかわらず、その何人かは、彼らが子供や若い成人の時に見たことが、UFOへの関心を引き起こしたと言う。多くのUFOの研究者は、UFOは歴史を通じて登場していると述べている。

多くの神話、伝説、そして物語は、不思議な物体や、人間文明の発展を支援するために天から来た生き物が空中に現れたと告げている。現代の学者は直接これらの物語の事実を確認することができず、それが真実の出来事の正確な報告であるかどうかを判断することは不可能である。多くのUFOニュースを評価する際には、注意が払われるべきである。読者は、自らの結論を引き出すことができるよう、個別にUFOに関する情報を調査、研究することが奨励される。

 しかし、率直になってみよう。もし、空に見られる不思議なことが、単に、移動する妙な光であったり、太陽の中にあるいくつかの斑点だけであった場合は、UFOの疑問は生じてこないであろう。また、もし、人の拉致や牛の切断がなかった場合にも、問い合わせはしないであろう。しかし、多くのこうした不思議な物体の身近な観測が、直接に経験されている。さらに、様々な種類の物的な痕跡が残され、目撃者は、傷害、植つけ、および死をも含む、物理的および医学的効果を経験している。私たちは、各々のサンプルに応じ、報告された目撃情報のすべてを、5から25パーセントの間に絞り込むことができた場合、専門家の審査を確約するに十分である。そして、もしそれが1パーセントであるなら、注目に値するだろう。だが、ろうばいをもたらす事実は、米国と英国政府が敵がい的ETの少数グループと共謀をはかり、彼らに人々や動物に有害なことを加えることを可能とさせ、秘密協定の込み入った取り決めのある間、その行いがもみ消しにされたことである。

。(with permission, (c) Brad Olsen, 2016)。

2010年7月、中国の一空港は空を横切って飛ぶ謎の物体が見られた後に閉鎖された。浙江省の省都、杭州の上空にアーチを描くその光は、白色光に輝き、その後に明るい航跡を残した。 このUFOは午後9時ごろに観測され、数十の便の着陸が変更されたのち、蕭山空港は閉鎖された。2015年11月7日には、非常によく似た出来事が5つの米国の西部州と2カ国の上空で発生した。それは、海軍では「ミサイル発射」が準備されたように光輝エネルギー武器で、メキシコ北部からカリフォルニア州サンフランシスコをへて西部ネバダ州の何千人もの人々によって目撃された。(with permission, (c) Brad Olsen, 2016)。

 

宇宙版極秘事項

 UFO現象には信憑性があるとする者にとって、UFOの研究主体は、4つの主要グループに分けるられる。第一は、同現象は他の天体からの異星人の関与があると確信するグループ。第二は、評判は低下しているが、UFO目撃は人間の心の反映作用とするもので、それはおそらく遠い祖先の記憶で、カール・ユングはそれを「完全性を求める私達の憧れの表現 」と呼ぶ。1959年、ユングは『空飛ぶ円盤』との本を著し、「我々は大きな変化に近づいている」と予告した。第三のグループは、すべてのUFOは完璧に人間の手になる高度に進歩した飛行体で、テスラ技術に基づき、秘密の政府の暗闇作戦によってその全てが製作されたものとする。第四は増加中のグループで、そうした「飛行体」は時間や次元間旅行の結果で、我々と同時に存在している別の宇宙――いわゆる「多宇宙」――から到来したものだとする。既知の二千億の銀河うち、我々の銀河は、多宇宙のうちの数百万あるいは数十億の別宇宙――その各々は、物理法則、規模、および次元構造を異とする――を含んだより広大な天体のひとつである。

 米政府、ことにCIAとNSAの諜報部門は、問題を解明するためには、途方もない時間を要することを再三にわたって強調している。米国の諜報機関は、他のNATO諸国とともに、UFOやET関連のいかなるものも「宇宙的極秘」に指定した。CIAがUFO関連の研究を秘密に扱うとの考えは、1940年代末に現代のUFO現象が見られるようになって以来、研究者の主要な原則となっている。

 

水爆以上の極秘

地球外生命体に関する機密情報を明かした場合、常に非常に厳しい罰則が科される。 1953年12月、統合参謀本部は、陸・海・空軍広報第146号を発行し、UFOに関する情報を不正公表した犯罪に、スパイ法に基づく最大10年間投獄および一万ドルの罰金を科すとした。米国政府が存在しないとしてきたはずの現象に対して、〔その公表への罰則がありうるという〕不思議な政策である。

以下の規定は、1954年4月、アイゼンハワー大統領がETとの接触を図っていた時に採択された、公的秘密の方針を説明している。「地球外起源であることが知られている実体とのいかなる遭遇も、国家安全保障の問題、即ち、極秘事項と見なされる。いかなる状況においても、一般国民や公的報道機関は、こうした実体の存在を知ることはない。政府の公的政策は、そうした生命体は存在せず、いかなる連邦政府の機関も、現在、地球外生命体またはその生成物の研究に従事することはない。この定められた政策からの逸脱は、厳密に禁止される。」

1934年7月11日、オリオン座星系からのグレイ小人(背丈約1メートル、おおわれた大きな目を持つ)と大統領フランクリン・デラノ・ルーズベルト政権下の米国連邦政府との間の初の条約が、パナマの港湾都市バルボアの海軍艦船上で結ばれた。これは人類史の中で最も重要な出来事の一つで、それは私たちが準備していなかった、すなわち、きわめて予測不可能な(時に邪悪な)地球外の競争を受け入れることに私たちを加担させるものであった。その条約は、10年毎に条約を更新されるとされ、1944年、米国はまだ第二次世界大戦の戦時中であったため、それは速やかに了承された。

グレイは、遺伝子実験を実施することへの許可と引き換えに、彼らは高度な技術を提供すると述べた。その開始にあたり、アメリカ側は、被拉致者のリストが米政府に提供された場合、被拉致者が出来事の記憶を消され無傷で戻されることを唯一の条項として同意すると表明した。グレイは、反重力装置、金属や合金、フリーエネルギー、および医療技術を提供し、その見返りに、彼らは自身の条件で取り組むことが許された。彼らはまた、当時のアメリカ人には知られることなく、人間社会のすべてのレベルに浸透した。加えて、彼らは、世界の主要な指導者を、彼らのコントロール下のクローンに置き換え始めた。この情報は、選ばれた少数にのみ知らされ、政府と秘密機関内で厳密な「相応知」として保持された。そうした選ばれた少数の高官は、事実上、人類を売り渡してしまうに等しかった。

 

二度におよぶ大統領との会談

F・D・ルーズベルト政権中に行われたパナマでの最初の軍事的接触からほぼ二十年後、一人の在任大統領が、実在のETとの最初の対面した会談をもった。 1954年2月20日の夕方から翌日の早朝の間、カリフォルニア州のパームスプリングスで「休暇」中のドワイト・D・アイゼンハワー大統領が行方不明となり、伝えられるところでは、秘密の会談を行うために、近くのムロコ飛行場(後にエドワーズ空軍基地と改称)に行っていたとされた。翌朝、彼がロサンゼルスの教会の礼拝に再び現れたとき、記者団は、彼が前夜、緊急歯科治療のため地元の歯科医を訪れていたと告げられた。その歯科医は、その後ある催しに出席し、記者たちにアイゼンハワーを治療した医師として自分自身を名乗った。その後、その行方不明となった夜から朝は、うわさ話として再燃し、アイゼンハワーが特別な目的のためのすり替え話として、その疑惑の歯科医の訪問を使用していたとされた。そしてその特別の目的とは、最も重大な出来事となる可能性のあるものであった。すなわち、一人のアメリカ大統領がムロコで、地球外生命体との「最初の会談」を行い、それは、別のET人種との一連の会談の開始となるものと伝えられた。

 その数カ月前、もう一つの重要な会談が、「背高白人」と呼ばれる独特な「北欧風」外観を持つETとの間で行われた。研究者のウィリアム・クーパーらは、「背高白人」との最初の接触は、フロリダ州のホームステッド空軍基地で行われたが、それには「アイク〔アイゼンハワーの愛称〕が臨んでいなかったことに注目していた。彼らは私たち人間に似ており、厚手の服やサングラスを着用していたら、彼らは人間として通ることができた。しかし、綿密に調べると、彼らは色の違う大きな目、非常に白い肌、そしてプラチナブロンドの髪を持っており、その外貌はそうとう異なっていた。彼らは「エセリアン」と呼ばれ、空軍当局に、事前に設定されたその会議に加わるために乗ってきた5機の飛行体の検査を許した。この友好的ETグループはその後、赤道上空の軌道を通った有害な異星人について、それを私たちに警告し、加えて、私たちの集団精神が発展するよう私たちを支援することを申し出た。彼らは、彼らの私たちへの援助のための主要な条件として、私たちの核兵器を解体し、破壊することを求めた。彼らは私たちがすでに保有する技術を霊性的に扱えないことを取り上げ、技術の交換を拒否した。彼らは、私たちが相互の破壊のために、新しい技術の使用を目論んでいると見ていた。そして彼らは、私たちは自己破滅の途上にあり、互いに殺しあうことを止め、地球を汚染することを停止し、地球の天然資源の奪取を止め、調和して生きることを学ばなければならないと宣告した。これらの要求、ことに核軍縮のへの重大な条件付けは、大きな疑いを招いた。ことに軍上層部は、そうした軍備縮小の条件に応えることは、敵対的ETの脅威に面した場合、自分たちを無力化させてしまうと確信した。また、私たちは、その歴史において、人類が助けられたという決定をえたことはなかった。そして、核軍縮は米国の最善の国益にかなうものではないと判断され、その申し入れを拒絶したのであった。

およそ1年後の1955年2月11日、アイゼンハワー大統領は、ニューメキシコ州ホロマン空軍基地において、約45分間、ETとの「二回目の接触」である会談を行った。この会談で奇妙なことは、フォルモサ(台湾の旧称)をめぐって中国との間での強い国際的緊張の最中、同大統領は、ジョージア州トーマスヴィルの近くで野鳥狩りをする間、30人ほどの記者団の前からこっそり抜け出すことができたことであった。同大統領がコロンバインIII型機でホロマンに到着した時、2機のUFOが飛行航路の上を飛び、1機が大統領機の近くに着陸した。そして大統領は、グレイに会うためにその皿型の機体に入った。こうして、今では「グレアダ条約」と呼ばれる――「グレナダ条約」と呼ばれることもある――技術交換に関する合意の最終的な再署名が行われた。アイゼンハワー政府の下で、グレイと米国政府との間の三度目の条約の10年間の延長が署名され、新しい条約となった。アイゼンハワー大統領が会ったこれらのETは、7年半前、ロズウェルで墜落した人種と同じだった。彼らは、自分たちの惑星が死滅しつつあり、自分たちの人種が生き延びるため、地球上に、有用な遺伝的実験を行う安全な区画を必要としていると告げた。つまり彼らは、自身をクローニングすることで再生してきたが、この技術は、遺伝的多様性を取り入れることを欠き、非常に長い年月にわたるうちに、自身を弱体化していたと推測された。かくしてその安全な根拠地は、彼らが〔米国の〕軍部と共有に合意した特定の「先端技術」と交換に、彼らに提供されこととなった。

 

グレアダ条約の失敗

アイゼンハワー大統領がグレイと同盟をむすぶ決定をした後、米・ET統合軍の地下基地がネバダ州ネリス空軍基地の遠隔地で活動を開始した。その地帯は、「ドリームランド」との別称をもつエリア51の約10キロ南のS-4に設置された。それは、ニューメキシコ州ダルシー地下の施設として、唯一の地下基地であるばかりでなく、この時点でのグレイの「根拠地」として建設されたものであった。 グレアダ条約の趣旨は、ET技術が、彼らの研究目的のため、許可をえて人間の誘拐や家畜の切断への実施と交換されるというものであった。こうして全面的にグレイとの同盟を結ぶ前、各々の地球外人種の動機は、これらの条約の議論に関与していた軍高官によって探られていた。そうした軍高官らは、人類の霊性的な発展より、秘密化と高度技術の取得を第一にしていた。

 先進技術の提供と引き換えに、グレイには、医学的診断と観察の目的のため、限定された条件で、人間を誘拐する権限が再び与えられた。そうした生体組織試供体は、彼らの人種の存続のために必要な遺伝的実験に用いるものであった。彼らの生物学の知識には、私たち自身の理解を超えるものがあり、彼らの動機が十分に説明されることはなかった。条約には、誘拐された人間は、無害で安全に拉致地点に戻され、後遺症をもたらすどんな記憶をもたないことが規定されていた。また、ETはその規定の遵守を監視するMJ12と呼ばれる特殊グループにすべての被拉致者の詳細なリストを提供せねばならなかった。

国家安全保障会議は、その外見からそう呼ばれる「大鼻グレイ」との合意を行い、その爬虫類人はMJ-12に拉致被害者のリストを定期的に提示しなければならず、その特異な極秘監視団の任務は、UFOとETとの接触に関係するすべての事項にわたっていた。やがて、これらのグレイがグレアダ条約に違反し、多くの子供たちを含め、彼らの報告よりはるかに多くの人々が誘拐され、かつ、戻されない人もあることが、アイゼンハワー政府には明白となってきた。そうした大鼻グレイの裏切りに恐怖した政府は、人類に対する彼らの裏切を許した自身の過失を意識し、さらにETについてのどんな情報の公開も禁じた。フィリップ・コルソ大佐は、その著作『After Roswell〔ロズウェル後の日々〕』に、「真実を隠すと、真実が敵となる。真実を開示すれば、それは武器となる」と告発した。堕落した爬虫類人は、地球上の自分たちの存在は、いかなる犠牲を払っても隠蔽されることを見抜いており、彼らはまったく無責任な態度に終始した。そこで、ひとつの評価が行われ、米軍が彼らと戦うための基盤を欠いているとの判定がなされ、その条約はすでに破られていたにも関わらず、軍はそれを継続することを決め、さらに、グレイとの関係を、さらに多くの先進技術を獲得するための活用に集中することに決定された。

ULTRAユニットは、国家安全保障会議(NSA)の中で最も選別されかつ極秘の組織で、その前身は、1945年以後、国家安全保障会議によるペーパークリップ・プロジェクトのナチによって動かされ、後にはNSAの一部門となった。ULTRAの全メンバーはクローン人間である。アメリカとイギリスには、いくつかのETの研究所があるが、最もよく知られている米・グレイ基地は、ニューメキシコ州のダルチェ近くのウテ・インディアン居留地の地下にある。それは少なくとも最低レベルの人種間の遺伝子工学に取り組んでいるはずであり、もはや人類は立ち入りも許されていない。もし捕らえられた場合、直ちに殺される。

。(with permission, (c) Brad Olsen, 2016)

ペーパークリップ・プロジェクトの科学者ヴェルナー・フォン・ブラウン博士は、米国の宇宙飛行士L ・ゴードン・クーパーの脇に立っている。(with permission, (c) Brad Olsen, 2016)

 

暗闇作戦の予算

1957年、アイゼンハワー大統領の命令により、ホワイトハウスの軍担当室は、税収より数十億ドルの秘密資金が用意、確保され、その表向きは、軍事攻撃の場合の大統領と議会のための秘密地下壕を建設するためとされた。その後、より多額の資金が必要になった時、必要額は、どんな審査も経ないで、防衛予算に含まれている”暗闇”プロジェクトより供給された。

これらの暗闇プロジェクトへの資金供給を正当化する米国の理由は、逆工学をつうじて高度な技術を得てきたことで、それは時には重要な軍事的利点をもたらしているというものである。その最大の例はステルス機で、それはETの金属、皮膚、コーティング技術の成果で、その他のものは、他の航空機や潜水艦に使用されている。岩を溶かすレーザーは、(超高温のガラス化をもって)トンネルを通し、列車の走る管による広範なネットワークや地下基地を作る。私たちは現在、ETの技術を逆工学することで得た、壁を透視する赤外線衛星、ケブラー、ベルクロ、トランジスタ、そしてチタンなど〔「逆工学」章の「ロスウェル残骸を逆工学する」を参照〕を得ている。

今日では、「暗闇作戦」を維持するために、年間五千億ドル以上が出費されなければならない。いくつかの推計によると、その暗闇作戦の予算は米国のGNPの四分の一にも達する。暗闇予算の多くは、1940年代以来、少なくとも129の地下深くの基地を建設するために使われた。地下をマッハ2の速度で走る列車は、それぞれの基地を連結し、各基地は、通常、数階建ての構造をもっている。例えばドゥルセの基地は、少なくとも7階層をもち、最も深い階は約4キロの地下にある。そこには、ETの生物遺伝地下施設があり、敵対的なETが彼らの実験を行うための立ち入り禁止区画となっている。それらの活動を可能にするため、グレイは、反重力推進技術、高度コンピュータ技術、生物兵器技術、高度遺伝学、量子技術、ゲノム医学の他、多くを暗闇作戦にもたらしている。

皮肉な事実に触れておくと、2機の航空機がニューヨークの3つの建物を崩壊させた日の前日の2001年9月10日、当時の国防長官ドナルド・ラムズフェルドによって、ペンタゴンの予算から2.3兆ドルが行方不明と報告された。「皮肉な事実」とは、行方不明の数兆ドルに関する文書のすべてが世界貿易センターの悲運な第7ビルとミサイル攻撃をうけたペンタゴンに格納されており、ペンタゴンではその監査が進行中だった。 9月11日の後、この行方不明の税金は二度と言及されていない。

 

 ジョン・リア試験

 リア・ジェットの創業者の息子、ジョン・リアは、興味深い経歴の持ち主である。彼は元ロッキードL-1011の機長で、150以上のテスト機を操縦し、18の飛行速度世界記録を持っている。1960年代後半から1970年代そして1980年代初めまで、彼はCIAの契約パイロットをつとめた。ジョン・リアは、ベトナムで秘密活動を担当していたCIA長官ウィリアム・コルビーと、彼が長官になる前、密接な関係をもっていた。熟練したパイロットだったリアは、CIAの内部とのつながりを持っており、多くの有力政治家や、ハイテク、航空宇宙産業家を知っていた。彼はUFOの内部告発者となった後、自分の名を付けた試験法を考案した。 その「ジョン・リア試験」とは、以下のような質問を問うものである。

ワールド・リーダーとして、あなたは米国が持つET技術の全知識を完全に提示する機会を持っているとする。そしてもし、すべての長所と短所を十分に認識した時、それでも開示を選ぶのか。あなたは、何人かの人々が我を失うことになるだろうという仮定を検討する必要がある。それはまた、組織化された宗教の終わりを意味しないか。社会は崩壊しないか。それはおそらく政府を倒壊させ、世界あるいは宇宙すら混乱させないか。あなたは、個人としてそうした開示の結果に耐えられるか。

ラジオ番組『Coast to Coast AM』の元ホストのアート・ベルは、自分で「ジョン・リア試験」をした後、非開示を決めたことを表明し、「もしこの試験をするなら、ジョン・リアの言葉を神の言葉として受け取るべきだ」と述べている。

また、実際にどういう危険にさらされているのかと言えば、現実の問題は、空間、時間、物質の現行科学上の概念よりも、はるかに複雑である可能性があることだ。神秘主義者は他のレベルの現実が存在するといった知識を持つことで満足できるかもしれないが、完全に物理的な現実を根拠とする商取引や技術を中心に構築された現代文明にとって、私たち自身の理解を超えた他の世界、あるいは、私たちを牛耳じるかもしれないより高等な知性の存在といったニュースは、非常に破壊的ですらある。私たちの社会集団的現実への衝撃は、それが大混乱につながる可能性がある。したがって、このありえる恐怖は、この先の世紀単位の秘密をゆるす主要な根拠となっている。

 

カナダ人の発言

ウィルバート・スミスは、カナダ交通省の官吏(上級大臣)だった。信頼できる公務員として、彼はUFOの推進装置の地磁気分野を研究するためのグループを設立する許可を求め、1950年11月21日付で、情報管理大臣に宛てた極秘覚書を提出した。スミスはその覚書の中で、自分が入手した以下のような情報を、ワシントンD.C.のカナダ大使館員を通じて、慎重に問い合わせを行っていることを表明した。

(a)問題は、水爆よりも高い機密とされている、米国政府の中で最も高度な機密事項であること。
 (b)空飛ぶ円盤は実在すること。
 (c)その手法は不明であるが、集中的になされた努力は、ヴァネヴァー・ブッシュ博士が率いる小グループによって行われていること。
 (d)全体の問題は、米国当局により、驚異的な意味があると考慮されていること。

彼はまた、ヴァネヴァー・ブッシュ博士――アメリカ有数の科学者の一人――と彼が組織した専門家のチームが、1950年までに、UFOの逆工学にすでに取り組んでいたことを注記した。彼らは、UFOの可能な複製や適用をめざし、回収した物体――この場合は墜落した飛行体の部分――を分析する技術と科学の結合に関心をもっていた。

 

宇宙飛行士の発言

カリフォルニア州エドワーズ空軍基地で、撮影班が最新航空機の飛行試験を監視していた際、彼らは、頭上を飛び、近くの乾湖に着陸した奇妙な円盤型物体を撮影した。着陸した撮影班員がその円盤に接近すると、それは上空に浮かび上がり、それまでのどんな航空機よりも早い速度で飛び去った。 NASAの宇宙飛行士、L・ゴードン・クーパーはその撮影班と同行しており、飛行するUFOと地球外生命体の両方を直接に観察した。その彼の言葉はこうである。「1957年、ドイツ上空で他のUSAFパイロットたちと飛行しながら、我々は上空に光を放つ多数の空飛ぶ円盤を目撃した。我々は、彼らがどの程度の高度にいるのかわからなかった。我々は、彼らの高度の近くにさえ行けなかった。」

宇宙飛行士クーパーは、遭遇したETの詳細を、初めて、こう振り返った。

「私は、この地球という惑星上で、ある異常現象の単なる目撃者以上となった。それは、フロリダで数ヶ月前に起った。その時、私は、自分の目で、特定の地面がへっこみ、炎で焼け焦げた場所を見た。その場所の中央には、一つの飛行物体によって残された四つのくぼみがあった。生き物らはその飛行体から外に出ていた(これを証明する他の足跡があった)。彼らは、地形を調査し、土壌サンプルを採取していたらしく、最後的には、巨大な速度で、やって来ていたどこかへと帰っていった。そこで私は、政府当局が、国民が恐怖のパニックをおこさぬよう、新聞やテレビからこの出来事の一切を遠ざけていることを知ることとなった。」 

 

融通の利かぬ小部族

少なくともロズウェルの墜落以来のETとの遭遇をきっかけに、トルーマン大統領は、1952年、ET語を解読し意思疎通をはかることを当初の目的として、国家安全保障局(NSA)を設立した。NSAはCIAよりさらに機密な組織で、両者はNASAとNATOに影響力を持っている。米国の諜報機関が、財政援助を与える際に他の国に求める条件の一つは、ETやUFOに関係するあらゆる情報を秘密にしておかねばならないことである。ロナルド・レーガンが大統領だった時、彼は、米国政府と何らかのビジネスを行っているいかなる人物や国も、UFOについて議論してはならないと命じた。レーガンはUFOに関係するすべてを厳格に機密とした。政府の仕事を行うものは誰も、たとえ非機密事項の仕事に従事していても、それについて話すことは許されなかった。

 ここ数十年、米国以外の軍や政府当局者は、UFOの開示は、必ずしも国家安全保障を損なうことも、またそれが市民に脅威を与えることもないだろうという結論をもつようになってきている。これにより、世界の多くの国は、米国の政策から距離を取り、UFOは現実との公式見解というような、驚くべき表明を出し始めている。ベルギー、フランス、ブラジル、イギリス、ロシア、イタリア、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、ニュージーランド、カナダ、ウルグアイ、オーストラリアの政府は、その国の市民にそのUFOのファイルの一部をすでに開示している。

不幸なことに、米国政府には、完全拒否との立場を撤回する兆候はない。世界中の他の政府が情報を公開し始めている中でも、米国政府は、目撃証言を拒否し、軍事記録や録画映像を差し押さえ、ETと直接の接触をしたと主張する人々の情報を抑圧し、UFOの証拠写真を隠蔽し続けている。その際の米政府の一般的手法は、異なった説明を提供することである。彼らはしばしば、沼のガス、光の収差、大気現象、ゴム気球、誤認航空機、あるいはデマなどと指摘する。例えば、2008年1月、テキサス州スティーブンヴィルで、数十人の人たちがUFOを見たと報告した。その誠実かつ詳細な証人見解にもかかわらず、軍は「錯視」あるいは、「顕著な蜃気楼」と強調した。そこで当然に、世界的に開示が広がっているにもかかわらず、UFO問題に関して米国政府が危険をおかしても維持し、失うまいと固執しているのはなぜなのか、との疑問を引き起こしている。

 

宇宙機密をハックする

2000年代初頭、米軍とNASAの97のウェブサイトへのアクセスに成功した英国のシステム管理専門家ゲリー・マッキノンは、UFO愛好家なかでは、一種の英雄となっている。彼はフリーエネルギーに関する極秘ファイルを探していた際、はるかに大きな何かを見つけてしまった。マッキノンは、「地球外将校」や彼らの艦隊間の任務異動に関する名前と情報を含む一覧表を見つけたと公表した。彼はすべての米陸軍と海軍のデータベースでこれらの名前を照合したが、その誰をも見つけることができなかった。そこでマッキノンは、彼らは地球上の存在ではないと結論付け、それらを「宇宙海兵隊」と呼んだ。それから彼が逮捕されるまでに、さほど長くはかからなかった。マッキノンは、自分の行為を認めた後、当初は、彼の母国での6ヶ月の社会奉仕の罰を与えられただけだった。しかし、もし彼が米国に送還された場合には、その処罰は60〜70年の懲役と数百万ドルの罰金に膨らもうとしていた。だが、英国はその引き渡しを拒否した。ボブ・ゲルドフ卿、デヴィッド・ギルモアそしてクリッシー・ハインドといったミュージカル芸術家たちは、米国へのマッキノンの身柄引き渡しを防ぐための音楽をレコードにした。伝えられる非公開軍事情報によると、彼らは、マッキノンが世界の最高機密をかぎまわってその他に何かを発見しているものの、まだウィキリークスに公開したり漏らしていないのではないかと懸念しているという。こうした軍部の反応は何をかを物語る。すなわち、 UFOといった「デマ」であるはずのものへの関心から、たまたま軍の無防護のコンピュータに入り込んだだけのことに、どうしてそれほどの重罰を求めるのか。

マッキノンは、ジョンソン宇宙センターの第8ビルディングでは、人々が、高解像度の衛星画像からUFOの証拠を、消去し、エアブラシをかけ、操作していると聞いたという。そして彼は第8ビルディングのコンピュータに入り込む彼の方法を発見し、ファイル・フォルダの場所に到達した。それらのファイルは、「生」と「編集済み」と名付けられ、彼は、NASAの独自のグラフィック形式の大容量の画像をダウンロードした。そこに彼は、リベットや他の製造方の兆候のない、前後端にジオデシック・ドームを持つ巨大な葉巻状の物体を発見した。その写真は明らかに衛星から撮影されたもので、そのETの物体を下に見ていた。それは我々のものか、それとも彼らのものなのか。彼は、その画像を保存しようとする前に切断され、彼はその後、英国のハイテク犯罪ユニットによって逆探知され、逮捕された。彼は、身柄引き渡しの脅しを受けているが、実際は、相手の 「保安」システムがいかにおそまつであるかを示すことで、彼らに便宜を提供したに等しい。彼はまた、私たちにも便宜を提供している。すなわち、彼は米海軍宇宙司令部の宇宙戦争計画を暴露し、米航空宇宙局(NASA)が今や、本当の宇宙戦争計画のための単なる隠れ蓑でしかないことを明らかにしたと言っていい。

 

未だに秘密のコストを負担

「条約」の失敗の程度は大幅に過小評価されている。その不穏な拉致と混血プログラムは、今日までも続いているばかりでなく、ET技術の「研究・開発」は、防衛産業がほぼ独占して利用し、しかも秘密におおわれている。そして軍部内の何人かが、ETの動機とその究極の意図に関する不明確さと不信感を表明している。すなわち、繰り返すUFOの侵入から地球大気空間を防衛することにつき、人間の軍部の無能力による困惑と仰天が既に現実のものとなっている。それに加え、この問題がどのように扱われているのかが暴露された結果の困惑、内部告発した民間人や軍人への嘲笑や恥辱、さらに、国民と議会に重要な情報を与えないことがある。

グレイとの条約の更新ごとに、軍産ET複合体(MEIC)内部の秘密政府は、ますます高度かつ陰湿になってきている。今や、地球の人間たちよりも文字通り何千年も発達した存在である人々による選りすぐり集団が存在している。これらの人々は「逃避文明人」と表現されている。1934年にこの条約が始まって以来の一年毎に、軍事技術の進歩は44年分進歩している。毎日のように、国民は新しいコンピュータやMIECからの技術のいくつかの断片を得てはいるものの、それらは、あたかも、初期のアメリカへの白い入植者がインディアンにビーズを与えた時のような、ささいな譲与にすぎない。星間飛行体やフリーエネルギーなどといった本当に重要なものは、何らも含まれてはいない。

確かに我々は、マイクロ回路、半導体、見知らぬ元素は与えられたが、その実際の技術的な活用は、小型化原子爆弾やその他の大量破壊兵器を作るために、防衛産業によって握られたままである。生物学の進歩は、生物兵器に適用され、何種かのレトロウイルス、あるいは、現在、生物学者を困らせているモルジェロンをもたらしている可能性がある。しかし、重要な恩恵、すなわち、UFOの推進装置やフリーエネルギー発生器に関連する技術は、地球人には譲与を否定されている知識であり、利用のできない、手の届かぬ「贈り物」となっている。既存権力は、友好的技術、特にエネルギー源については、ほぼ一夜にして私たちの文明に移転されうることは知っている。だが、フリーエネルギーだけでも、資源と権力のバランスを揺るがし、地球の庶民に直接に利益をもたらしてしまう恐れがある。

 過去数十年間に、幾人もの勇敢な内部告発者がおり、永遠の犠牲者とされてきた。ダルシー地下基地の内部告発者フィル・シュナイダーは、1996年1月、まず拷問された後、彼のオレゴン州ポートランドのアパートでカテーテル管によって絞め殺された。また、ウィリアム・クーパーは、2001年11月に彼のアリゾナの自宅の外で、代理人によって射殺された。他にも、秘密を明らかにした後、跡形もなく消えてしまった者が多くいる。また、他の人たちは、自分の話を撤回した後、二度と口を開かなかった。そして、それはまだ終わっていない。

英国で新たに機密解除された、1985年から2007年に目撃されたUFOに関する政府ファイルは、国防省――英国のペンタゴン――が、これらの奇妙で継続的に報告されている目撃情報の調査に関し、長年にわたってさしたる努力をしなかったことをも明らかにしている。 BBCニュースは、国立公文書館コンサルタントのデビッド・クラークによる以下のような発言を取り上げた。「ファイルの中で最も興味深い文書の一つは、一人の情報将校によるもので、彼が基本的に述べていることは、第二次世界大戦以降に受け取った数千もの報告にもかかわらず、彼らがそうした問題について、何の調査もせず、何らの時間も金も使わず、しかもそれを見つけた際には、国民は信じたくはないだろうと言っていた、というものであった」。開示の責任を負っている担当者が、明らかに、自分自身の理由をもって、いかなるUFOに関する情報をも社会と共有しようとすることを果たしていない。そして、それはまだ終わっていない。

 

。(with permission, (c) Brad Olsen, 2016)

内部告発技術者は、ET技術は多くの航空機に応用されており、B-2ステルス爆撃機はその一例である。そうした応用技術の一つは、タウンセンド・ブラウンの電子重力(US Patent #3,187,206)であり、これはB-2が対レーダー断面を減らすため、翼の先端に電荷をかけている。その排気ガスはマイナスの電荷をかけ、赤外線特性を減らしている。つまりB-2は、空飛ぶコンデンサー〔蓄電器〕である。(with permission, (c) Brad Olsen, 2016)

上のイラストの解説部は以下のように読める

Aviation Week and Space Technology誌(1992年3月9日号)は、ノースロップB-2 ATB 爆撃機は、ステルス能力を増すために、いくつかの機密「暗闇」技術をその設計に使用していると報じている。同誌の記事が述べるその技術の一つは、B-2 は対レーダー断面を減らすために翼の先端に電荷をかけていることである。さらに同記事は、B-2hは赤外線特性を減らすためにその排気ガスをマイナスの電荷をかけていると述べている。翼の先端をプラスに、排気ガスをマイナスの電荷にするプロセスは、事実上、1965年にT・T・ブラウンによって開発された電子重力推進装置と同じである。このシステムは、機体の前部に重力の「谷」を、機体の後部に重力の「丘」を作り、サーファーが海で波乗りをするように、B-2が重力波に乗ることを可能とする。B-2内部の4基のF-118-GE-100エンジンは、「ジェット炎発電機」として働き、最高100メガワットの電力を作る。この電力は直接B-2の内部構造に蓄電され、先進誘電セラミック部材で基本的に構成されたB-2機体を、要するに、巨大なコンデンサーに変える。いったん「重力波」が作られると、同機のエンジンは停止でき、同機を「過単位装置〔0verunity device〕」に変え、超音速の飛行を無制限に可能とする。 

 

原点に立ち帰る

米国国民は、何十年にもわたり、何兆ドルもの税金が、無承認のまま、秘密で憲法違反のプロジェクトに費やされていることを知った場合、一体どう反応するだろうか。そして、これらの納税者の金が、完璧に秘密のままに、下請けの企業関係者によって、ET物体の研究を通じた副産物技術に使用され、後には特許を取得し、高い収益性をあげる技術となっている。納税者は詐取されているばかりでなく、彼らの税金を資金として得た研究成果への報奨金までもかすめ取られている。

反重力飛行体の研究から得られた高度な技術は、いったん開示されれば、直ちに現行のエネルギー発生と推進方式に置き換わるであろう。化石燃料、核エネルギー、そして航空機輸送は無用となるだろう。フリーエネルギー技術は、汚染、エネルギー不足、あるいは地球温暖化を抜きに、地球上に持続可能な文明発展を可能にする。これらの技術は、すでに完璧に導入可能である。だがそれは超機密にされ、承認の必要のない閉鎖的プロジェクトの内でのみ開発されてきた。要するに、世界のエネルギー、汚染、貧困問題への決定的な解決策は、計画された開示と関連する立法にもとづく、特定プロジェクトによって実現可能なのである。

それらの諸問題を作り出している政策は、法的に必要な議会の監視の外で作動し続けている。最近の大統領ですら、その円環から締め出され、意図的にあざむかれ、かつ、十分な関与を拒否されている。であるがゆえに、これらの現行機密技術を、世界の協調したエネルギー発生と推進を保証するように使用するため、必要な監視と運用を得るための連邦議会、ホワイトハウス、およびその他の機関それぞれの参画による緊急行動を必要としている。

 それにそうした秘密は、空飛ぶ円盤から逆工学した見知らぬ推進システムにのみかかわっているのではない。つまりその秘密は、エネルギー生産のコントロールにおよんでいる。燃料は、世界の誰もが不可欠とする物質である。軍産ET複合体がそうした先進的発見を牛耳り、しかも、人間の誘拐や混血を通じた可能な交換手段すら失敗に終わっており、それは地球上で最も秘密な情報のままに残されている。

こうした支配エリートには、米国の行政、立法、司法メンバーを含む地球の諸政府、報道機関、影響力のある国際諸機関、そして、地球を乗っ取ろうと目論む爬虫類人種の指令と支配下にある混血クローンあるいは移植人間に入り込まれた軍および諜報機関を含む。そして、彼らは、私たち地球人がそれを止めさせるに無力であることを知っており、かつ、それが地球人であると考えている。これらの非現実的な主張をしうるその膨大なずぶとさは、彼らの最大の武器である。そこでは誰が、これらの請求すべての奥深さ〔esoteric〕を信じれるだろうか。そして、彼らが所有しようとその支配者が欲していることとは何なのか。それを私たちは、次の章で知ることになろう。

 

【本章完了】

 

参考文献

William Moore, “UFO’s: Exploring the ET Phenomenon,” Gazette (Hollywood, CA., March 29, 1989). Available online at:  www.presidentialufo.com/ike&the.htm

John Spencer, “Light, Gerald,” The UFO Encyclopedia: Inexplicable Sightings, Alien Abductions, Close Encounters, Brilliant Hoaxes (Avon Books, 1991) 188

“A Covenant With Death by Bill Cooper,” www.alienshift.com/id40.html Also in William Cooper, Behold a Pale Horse (Light Technology Publishing 1991), 203

Personal notes from William Hamilton from a 1991 interview with Sgt Suggs. See also William Hamilton, Cosmic Top Secret (Inner Light, 1992)

John Lear Disclosure Briefing,” Coast to Coast Radio (November, 2003) www.coasttocoastam.com/shows/2003/11/02.html

www.thetruthbehindthescenes.org/2011/02/15/dod-confirms-reality-of-secret-solar-warden-space-project-to-ufo-researcher/

21st Century Radio’s Hieronimus & Co. “Transcript of Interview with Bob Dean, March 24, 1996,” www.planetarymysteries.com/hieronimus/bobdean.html

See also Larry Lowe, “Perspective on Robert O. Dean: Let’s Listen to the Man,” (CNI News, 1995) Chris Stoner, ‘The Revelations of Dr. Michael Wolf on the UFO Cover Up and ET Reality,” (October 2000)  www3.mistral.co.uk/futurepositive/mdrwolf.htm

Richard Boylan, “Official Within MJ-12 UFO-Secrecy Management Group Reveals Insider Secrets,”  www.drboylan.com/wolfdoc2.html

“Testimony of Don Phillips,” Disclosure, ed., Stephen Greer (Crossing Point, 2001)

‘Chris Stoner, ‘The Revelations of Dr. Michael Wolf on the UFO Cover Up and ET Reality,” (October 2000)  www3.mistral.co.uk/futurepositive/mdrwolf.htm

See Michael Salla, “Disinformation, Extraterrestrial Subversion & Psychological Reductionism – A Reply to Dr. Richard Boylan,” www.exopolitics.org January 7, 2004. http://exopolitics.org/Exo-Comment-11.htm

A. Craig Copetas, “Extraterrestrial edge helps the balance sheet,” Bloomberg News (01/21/04). Available online at:  www.chron.com/cs/CDA/ssistory.mpl/business/2365195

www.bibliotecapleyades.net/esp_autor_lyssaroyal.htm. See “Contact and the Power Struggle,” a channeled perspective on overall purpose, what to expect, how to hold one’s center.

 

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2nd edition


Future Esoteric: The Unseen Realms (Second Edition) by Brad Olsen

http://cccpublishing.com/FutureEsoteric  www.bradolsen.com

with permission, (c) Brad Olsen, 2016


 
 
 
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