異金属

《「東西融合〈涅槃〉思想」を越えて》(その7)

 

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異金属

「最小の粒子から最大の銀河の形成まで、電気回路の網は、自然界のすべてを結びつけ、統合している。それは、銀河を組織し、星にエネルギーを与え、惑星を誕生させ、私たちの世界では天候を制御し、生物に活力を与えている。電気宇宙には孤立した島はない。」――デービッド・タルボット

 

物質は外見を変える。古典的な科学では、物質の三相は固体、液体、気体であると教えられたが、最近ではプラズマを含む他の形態も含まれるようになった。固体物質とは、原子、分子、イオンが規則正しく配列されたもので、結晶であることもある。古典的な結晶学では、結晶は3つの主軸に沿った並進周期性を持つ原子の3次元的な周期配列と定義される。それ以外の固体物質は非結晶と呼ばれるが、その区別は必ずしも明確ではない。金属、鉱物、合金は結晶性であり、ガラス、プラスチック、セラミックス、ゲルなどは非結晶性である。結晶性物質の一片は結晶と呼ばれる。

物質は、古典的なモデルでは、気体、液体、固体の3種類しか存在しなかったが、現在ではその見方が広がっている。新しい物質の段階としては、プラズマ、液晶、そして弱く相互作用するボソンの希薄な気体の物質状態であるボーズ=アインシュタイン凝縮体などがある。これらは「m-state」元素として広く知られるようになってきている。ボーズ=アインシュタイン凝縮体は、液晶になることができる。これらの固体の一部は、その後、金属と呼ばれる格子構造に結晶化することができる。物質の相にはもう一つ、単原子と呼ばれるものがあり、これは何とも化学反応しないため、セラミックのような性質を持っている。単原子元素は非常に安定で耐久性があり、耐熱性に優れている。

結晶と並んで、金はエネルギーの強力な伝導体として知られており、最近では知性の源泉であることが示されている。著者のゴッドフレア・レイ・キングは、その著書『Unveiled Mysteries』の中で、金は、大衆には、意識が高揚している時期に容易に手に入れられるようになったと説明している。「金はこの惑星ではさまざまな用途に期待されているが、その中でも最も些細で重要でない2つの用途が、金を交換手段や装飾品として使用することである。地球上における金のはるかに大きな活躍と目的は、金が本来持っている品質とエネルギーを解放して、世界の原子構造を浄化し、活性化し、バランスをとることである」。キングは、山々には偉大なエネルギーを解き放つよう金が流れていて、だから人は山で過ごすと気分が良くなるのだという。古代宇宙人説によれば、”神々”は地球の金粉を使って大気を強化し、また寿命を延ばしたという。ニューエイジ思想では、金や銀を持つことは、人の健康や幸福を増進させると言われており、これはクリスタルや宝石を持つことと同じような効果を持っている。コロイド銀は、何世紀にもわたって健康を促進するために使用され、その研究によれば、コロイド銀が抗菌として多くの主流の方法を凌ぎ、有害な生物に対して使用されることを示し続けている。(1)

(1)  King, Godfré Ray, Unveiled Mysteries. Saint Germain Press, 1989.

 

錬金術師の現れ 

錬金術は一般に、迷信に基づいた古風な原始科学であり、現代の化学者にとってはあまり興味のないものと考えられている。しかし、実は化学の基礎は錬金術にある。錬金術は、中近東、中国、インド、ヨーロッパで、数千年にわたる哲学的伝統と化学の歴史をもっている。その「技術の王」は、現代の化学、医学、そして心理学の発展にも重要な役割を果たしてきた。西洋の錬金術では、人間の完成は「賢者の石」と呼ばれる作用によって成されるとされた。錬金術師が悪名高いのは、どんな物質でも金に変えられると誤って信じたからだ。しかし、変わった金属が寿命を延ばし、病気を治すことができるというのは、一部で正しい。賢者の石は、四元素から作られ、すべての物質の原始的な形なき基礎であり、現代の暗黒物質やカオスの概念に似ている。

錬金術は、金属加工、精錬、火薬、陶器、ガラス、インク、染料、塗料、化粧品、エキス、酒、その他の化合物の製造に重要な貢献をした。錬金術師は化学元素を初めて概念化し、元素の基本的な周期表を作り、蒸留のプロセスを西ヨーロッパに紹介した。また、鉱石から金属を抽出したり、さまざまな無機酸や塩基を合成することにもいち早く着手した。例えば、14世紀のリブラビウスやシュード・ゲーバーは、硝酸と塩酸を混ぜたアクア・レジア(王水)を調合し、これが金を溶かす唯一の方法として知られるようになった。だが、金は他の酸化性金属のように錆びたり腐ったりすることはない。

錬金術の根本となる概念は、古代ペルシャ帝国に起源をもつと認識されていた。そうした錬金術が、メソポタミア、エジプト、ペルシャ(現在のイラン)、インド、中国、日本、韓国で、古典ギリシャ・ローマ時代、イスラム文明時代、そして20世紀までのヨーロッパへと、少なくとも2500年にわたる流派と哲学の複雑なネットワークの中で実践されてきたのである。錬金術は影響力のある哲学的伝統であり、初期の実践者たちは、古代から知られていた深遠な力を得たと主張した。錬金術の目的は様々で、賢者の石のような伝説的な力を持つもの、卑金属を金や銀の貴金属に変える能力、若さと長寿をもたらす不老長寿の薬などである。

西洋の錬金術は、近代化学や医学の発展に貢献した原始科学と認識されている。錬金術師の目的として最もよく知られているのは、クリソポエイアと呼ばれる技術で、普通金属を銀や金に転生させることである。また、あまり知られていないが、「スパジリック」と呼ばれる植物錬金術もある。錬金術師たちは、「万能薬」、つまり、あらゆる病気を治し、命を永遠に延ばすとされる治療薬を作り出そうとした。後に、万能溶剤の発見も目指した。用途はこれだけではなかったが、最も文書化され、よく知られたものであった。あるヘルメス学派は、鉛を金に変換することは、肉体(土星または鉛)を太陽のエネルギー(金)に変換し、不老不死を得ることを目的としていると主張している。これは「内的錬金術」として説明されている。(2)

錬金術による変容は、哲学的な進歩や個人の意思の加速化とも関連している。錬金術は、アイザック・ニュートンの運動法則や万有引力の法則、光学の研究に影響を及ぼした。錬金術はまた、カール・ユングの「集合的無意識」という考え方の中心をなすものであった。ユングによれば、錬金術で使われる膨大な数のシンボルの多くは、西洋の集合的無意識に由来するものだという。錬金術は、精神的な成長や高揚を目指す人たちの間で、ますます関心を集めている。錬金術は物質の変換だけでなく、人類全体の変容を意味する場合もある。「ブラック・マジック」の系統があるように、「ブラック錬金術」の系統もある。悪魔に感化された錬金術師は、人類を、惑星破壊の最後の乱痴気騒ぎで消耗させるハルマゲドンのシナリオを遵守する奴隷民族に変えようとする。このように、この文脈では、錬金術は化学というよりも、心理学と関係がある。錬金術は、精神の小宇宙に大きな変化をもたらすために、大宇宙における識別と投射のツールを使用する。つまり、高揚のきっかけを作るための手順である。これらの戒律はすべて、ヘルメス・トリスメギストスの引用の基礎に則っている。「下にあるものは上にあるものと同じであり、上にあるものは下にあるものと同じである」。

(2)  “How alchemy, the forbidden science, changed world history.” Core Spirit.com, released August, 2017.

 

単原子元素 

単原子元素は新しい発見ではない。古代エジプト、メソポタミア、そして一部のシャーマニズムの伝統では、それぞれ神秘的な「投射の粉」について言及されている。それは、「向こう側」の存在とコミュニケーションをとるための手段として知られていた。この白い粉を使うと、空中浮揚、テレポーテーション、変身、長寿の鍵を開けることができると言われていた。金は古くから松果体と関係があり、他の単原子元素は人体の他の6つの腺に反応する。これらは7つのスピリチュアルセンターである。超伝導元素、特に単原子金は、古代文化で非常に珍重された。白い粉末は、単原子状態の7つの元素のグループから構成されている。7つの封がすべて開かれると、身体のチャクラシステムが開くのと同じように、身体は「キリストのような」特性を持つようになる。

中世の錬金術は、エジプトで生まれ、ペルシャで栄え、十字軍の時代にヨーロッパにもたらされたと考えられている。12世紀の錬金術師アルテフィウスは、『秘伝書』という錬金術書の中で、「私が生まれてから今日まで、唯一の全能の神の恩恵により、この素晴らしい真髄を用いることによって、私の頭上を通過していった千年かそのくらいの間を生きた」と主張している。もし、このような古代の話が真実であれば、錬金術の材料は、現代の科学の道具では容易に検出できない物質でなければならないだろう。この物質は、金、水銀、その他の貴金属に由来するものであるが、分光学や現代の化学分析法では、これらの元素は見えないだろう。これらの物質は、食用の白い粉末と、癒しと霊的な恩恵を与えるオイルの形をしている。

上に述べた錬金術的材料は、超伝導、量子コヒーレンス、ボーズ=アインシュタイン凝縮などの現代物理学の概念を用いて説明することができる。これらの現代錬金術物質は、ORMEs、単原子金、ホワイトゴールド、ホワイトパウダーゴールド、ORMUS、m-state、AuM、マイクロクラスター、マンナと呼ばれている。ORMEs(Orbitally Rearranged Monatomic Elements 〔軌道上再配列単原子元素〕)は、単原子元素であり、超伝導金属である。ORME金属の軽白金族は、銀、パラジウム、ルテニウム、ロジウムである。重白金族は、金、オスミウム、白金、イリジウムである。これらの元素は、すでに体内、特に神経系に微量に存在している。多くの植物にも単原子元素が含まれており、植物分子の中に織り込まれている。ORMEは、約6000万年前の地質学的事象にさかのぼる特定の火山性土壌に自然に存在している。このような土壌は北極圏付近や米国南西部に存在し、これらの元素を豊富に含む土壌は最大で6パーセントにもなる。残りの94%以上は、ケイ素化合物を主成分とする普通の土である。ORMEを処理するには、汚れや不純物を取り除いて残留物を得る必要があるが、これらはすべてある種の溶剤と反応するため、かなり容易である。1976年、デビッド・ハドソンがアリゾナ州フェニックス近郊の土地を購入し、いくつかのテストを行い、最終的にそれが再発見された。

シエラネバダ山脈のある地域には、白い鉱床の上にチャマイ・ローズという植物が生えており、その根をお茶や粉末にして摂取すると、驚くべき治療効果があることが示されてきた。この植物が生育する土壌には、単原子金が含まれているのではないかと考えられた。実際、土壌を徹底的に検査した結果、単原子金を含む単原子元素が含まれていた。チャマイ・ローズもちいて単原子金を採取する場合が異なっているのは、植物の根が単原子元素を取り込み、植物で利用することである。その植物を人間が摂取すると、単原子元素を吸収することになる。チャマイ・ローズに含まれる単原子元素と、植物から人へのエネルギー移動により、大規模なヒーリングパワーを得ることができると考えられている。

 

単原子元素は物語る 

単原子元素は、通常、異金属として認識され、非金属の状態では1つの原子として存在する。その超伝導性により 自発的な元素変換が存在する。この元素の中を電流が流れるとき、電流に対するインピーダンスはほとんどない。単原子元素はそれぞれ超伝導の性質を持っているため、測定器による検出は困難であったが、現代の電気技術により検出が可能になった。単原子元素は、細胞内の光子のレベルを増加させるようである。また、細胞の活性機能を再編成し、健康を促進するようだ。なぜなら ORMEsは超伝導体であるため、地球の磁場に「乗る」傾向があり、浮遊するような力を発揮する。

元素の周期表の中央には、化学処理などによって金属元素から単原子、あるいは二原子へと変化する「遷移元素」と呼ばれるものがある。これは、「影の化学」「難解な化学」「錬金術」とも呼ばれるものだ。金を例にとってみると、金原子が2つ以上あるマイクロクラスターは金属的な性質を持つが、1つしかない場合はセラミック的な性質、つまり化学的に不活性になると同時に、室温でも超伝導の能力を持つようになる。また、加熱することで重量が変化し、軽くなり、浮遊することも可能である。化学的に不活性なので、健康や幸福のために摂取することができ、細胞レベルで超活性化することができる。

私たちの細胞は、神経系や細胞間において化学物質や電気を介してコミュニケーションをとるだけでなく、光子(光の粒子)の交換によってもコミュニケーションをとっている。人体は驚くべき生体電気機械であり、すべてのプロセスは電気信号の明瞭な伝導をもって、それを実行するための特定の周波数で、必要な電気的「メッセージ」の明確かつ妨げられない(理想的な)伝導に拠っている。ニコラ・テスラは、「私たちの全生体システム、脳、地球そのものが、同じ周波数で動いている」と述べている。光ファイバー技術で証明されたように、光はより多くの、そして実際に「純粋な」情報を運ぶことができる。上述のように、これらの材料は超伝導体であるため、臓器、筋肉、組織から脳や神経系に至るまで、細胞レベルの私たちの体を、大幅に増加した光子の流れの超伝導体に変えることができ、そして、単原子物質自体がある意味で「液体(あるいは粉体)の光」であるため、光子の流れが大幅に増加するのである。それはまるで、脳のシナプスに「金の先端」を持つ電線を取り付けるようなものである。別の言い方をすれば、単原子元素は、身体の「配線」を単純な銅ケーブルから光ファイバー配線に変え、同じ「幅」の配線でも、1000倍の「処理情報」を運べるようにしていると言えるだろう。(3)

(3)  ORMES and Monatomic elements explained: https://monatomic-orme.com/about-orme/

ORMEs は超人をつくる 

肉体を再生し、超能力を解き放ち、より高い意識状態にアクセスすることができる、そういう古代より知られている秘密の物質があるのだろうか。ORMEsは長い間、その健康増進効果、特に活力の回復や若さを取り戻したような感覚をもたらすことで評価されてきた。ORMEsは、人体の損傷したDNA鎖を修復することで、癌やエイズの治療に使用されている。古代の秘密教派では、「第三の目」である松果体を開き、高い次元への高揚を可能にするために白い粉末を使用していた。信奉者は、ベールが取り除かれ、思考や他の非凡な知を即座に実現するための入り口が開かれ、師になった。前世の記憶や、身体浮遊などの超人的な能力も可能になったと言われている。

少量の粉末状のORMEsは、延命効果、身体機能の強化・修復、精神能力の向上が期待できる。適切に摂取すれば、重金属による毒性はない。単原子元素を使用した人体実験では、驚くべき結果が得られている。単原子元素を経口摂取した被験者は、即座に高い効果を発揮する。より高い知性、より高い創造性、心身の協調性、敏捷性、そしてより少ないストレスで行動できるようになったのである。それは、脳の左右のバランスと同調を可能にした。医薬品である化学物質ベースの薬物の健康的な代替品であり、ADHD注意欠陥・多動性障害症状やその他の学習障害を緩和することができる。また、人間のDNAの修復にも使用でき、電子の伝導性を1,000%高め、細胞の矯正を可能にする。別の使い方をすると、ホルモンの分泌を促進することが判っている。

古代エジプトには「シェマンナ」という白いパンがあり、これは神々に黄金として捧げられた。古代中国の錬金術師、魏伯陽は、黄金を原料とする食用粉末「黄丹(おうたん)」を用いた「不老長寿の薬」があるとした。黄丹を摂取すると、顔色は若返り、老いた髪は黒くなり、また、歯の抜けたところに新しい歯が生えてくる。老いた男は再び青春を取り戻し、老いた女は再び乙女を取り戻す。(4)

薬用としては、単原子金が下垂体に作用してホルモン分泌を増加させ、若返り効果をもたらす。単原子金が心臓を強化し、骨髄での赤血球の生産を促進し、男性の精液の生産量を増加させる。ヒンズー教の錬金術師たちは、水銀を好んで使った。彼らは、水銀を加熱して金に変えることで、正しい食用の白い粉を作ったことを「証明」すらしたのである。

(4)  Wei Po-yang, the father of Alchemy–142 A.D. http://www.subtleenergies.com/ormus/historical/ thelab.htm

 

単原子金を求めて 

単原子金は自然から採取でき、それはアヌンナキが地球に来た時に求めていた主要な鉱物である可能性がある。古代のアヌンナキ宇宙飛行士は、「天から地上に来た者たち」と呼ばれていた。その採取は過酷な労働であったため、原人の遺伝子を遺伝子操作して人類とし、採掘や抽出を補助する汚れ仕事をさせるようになった。この話は古代宇宙飛行士説というもので、44万5000年前、背の高い人間のようなE.T.種族によって、アヌンナキがエリドゥと呼ばれた地球に来たという。シュメール語のテキストには、地球で発見された人々が遺伝子操作によって現在の私たちになったこと、そしてその理由が書かれている。

ゼカリア・シッチンの『失われたエンキの書』によると、古代人はペルシャ湾周辺のアブズー地方に集まり、水から金を採掘していたという。また、アフリカ南部には古代の金鉱山が多数あり、そこでも単原子金が産出された可能性がある。同書で触れられたシュマール語のテキストによると、ニビルからエリドゥに向かったアヌルは、金塊だけでなく、ORMEsと呼ばれる特殊な金の粉末を探し始めたと記されている。(5)

ORMEは「ムフクト」というパンに加工され、王やファラオに食されていた。ファラオやモーゼが900歳まで生きたと言われるのはこのためだろう。光体の食べ物と呼ばれていた。また、西暦1450年にカルナック神殿で白い粉金であるORMEが発見された。純粋なORMEは、大ピラミッド内の王の間や、シナイ地方の様々な神殿など、エジプト全土で発見されている。聖書によると、モーセが山から下りてきて、弟子たちが次のことを知ったとある。弟子たちが持っている金を全部取り出して、塑像に仕立てたという。その金の像を破壊し、調理して水に入れ、イスラエルの民に食べさせたと言われている。この白い粉の金には、非常に興味深い性質がある。重さを量るために金属の鍋に入れたところ、鍋よりも軽く、重さも少なかった。また、浮遊する性質がある。太陽に当てると、ある温度に達すると爆発した。このため、聖櫃を運ぶ人は、聖櫃が浮遊してしまうので、ロープをつける必要があったと言われている。その他にも、ある温度まで加熱すると消滅し、鍋が冷えると復活するという性質がある。異次元に行ったと言われていた。

(5)  Sitchin Zecharia, The Lost Book of Enki: Memoirs and Prophecies of an Extraterrestrial God. Bear & Company, 2004.

 

金を好むがゆえ 

人類が、永年にわたって金を好んできたことは周知のことである。古代、王や国家が富を築いたとき、そのほとんどはその黄金色の金属を大量に積み上げた様相をしていた。金は王族の王冠、宝石、装飾品に選ばれ、何千年もの間、通貨制度全体が金本位制に基づいていたほどである。金の主な用途は純粋に装飾品であるように思われるが、人類とこの輝く金属の間には、微妙なエネルギーレベルでより深層の相互作用が起こっているのではなかろうか。

西洋の暴力的な歴史と度重なる戦争は、物質的な富、特に金の所有に起因していることがわかる。古代バビロンから今日に至るまで、金は国家の発展と経済的な安全保障を支えるものであった。金は一度使うと取り戻すことができなく、物やサービスは物々交換される、よって金は貨幣となった。1971年にニクソンが米ドルを金本位制から離脱させたが、金は最も健全な国家通貨の裏付けであり、不兌換貨幣となった後でもまだ復活する可能性を持っている。

ヨーロッパでは一般に、貨幣として金は不兌換で、置き換え不能だった。第二次世界大戦は、金に対する愛情を一人の新しい主人の手に移すこととなった。そのうちのほんの一部しか回収されず、さらに、スペイン、ポルトガル、スウェーデン、そして「中立国」スイス――ナチスが盗んだ金塊を安全に保管――など、海外征服で金塊を獲得した政府の手から離れるのは、さらにごく一部に過ぎなかった。これらの数少ない受取国は、知らないとはいえ、ドイツ自身のお金ではないことを推測していたに違いない。

ヒトラーとナチズムは、第二次世界大戦が終わる頃には、ヨーロッパ全土を破綻させていた。スウェーデン、スイス、ポルトガル、スペイン、トルコといったその供給先の国でさえも経済的苦難に見舞われ、最終的には通貨の価値が大幅に低下した。

戦争がもたらす現実的な影響は、必ずと言っていいほど、さらなる苦難を意味する。家畜は放置されるか屠殺され、畑は耕されず、収穫にはならず、農家は破産する。死や拷問や手足の不具によって労働力が奪われると、工場や農場、漁船や炭鉱の稼働率が低下する。ヨーロッパは自給自足もできず、暖を取ることもできず、戦後は多くの場所で全住宅の半分が被害を受け、住むことができなくなった。アメリカは資源征服の戦争を、イラクとアフガニスタンで、ようやく終わらせたところである。(6)

(6)  The U.S. military was protecting the opium fields which the Taliban, we were told, had been destroying before the war: http://www.youtube. com/watch?v=N_gOaPeSCME. <and> try this link describing the U.S. military and the Afghanistan opium industry: https://www.youtube.com/watch?v=e4vMLQmChJU&ab_channel= GregBerry

 

カバラ 

カバラ〔訳注〕の暗号化された情報は、古代バビロンとエジプトに由来する。その生命の樹は、相互に接続された10のノードという形で、カバラの重要な部分となっている。それは、セフィロトの10の属性に似ている。興味深いことに、ORMEs(軌道修正単原子元素)は、単原子で超伝導の金属であり、人間が肉体的・精神的な潜在能力を最大限に発揮することを可能にする。ORMEsは、「生命の樹」を意味するヘブライ語と同じである。エッツ・チャイムは、ヘブライ語で「生命の樹」を意味し、ユダヤ教でよく使われる言葉だ。この表現は、『箴言集』にあるもので、律法そのものを比喩的に表現している。

〔訳注〕ユダヤ教の伝統に基づいた創造論、終末論、メシア論を伴う神秘主義思想。

 

カバラとは、トーラー(ヘブライ語聖書)の解釈の鍵であり、「魂」である。ユダヤ教における神秘主義的な体系で、神性への洞察を説くものである。「カバラ」という言葉はもともと、タルムードやゲオニム、初期のリショーニムの間で、公に利用可能なユダヤ教の教えの全容を指すものとして使われていた。この意味で、カバラは既知の口伝律法のすべてを指して使われていた。やがて、神、宇宙の創造、自然の法則に関する神秘教的な知識の教義に言及するようになった。カバラとは、成熟した宗教的ユダヤ人がこれらの秘密を学ぶことができる道である。カバラは、人間が創造の神話を占うために考案した多くのツールの一つである。

古代ヘブライ人がORMEsの素粒子構造をどのようにして知ったのか、興味深いところである。単原子物質が高温にさらされると、振動レベルが上がり、高次元に「ジャンプ」するようになる。それは、水が熱せられると目に見えない水蒸気になり、冷やされると再び水の状態に戻るのと同じである。この概念を異次元の閾値に置き換えると、その物質は物理的現実から消滅する。単原子元素を摂取することは、物質やエネルギーの形で現れるという点で、受容体が生命力を摂取することと似ている。人間の体は、受容できるならば、必要なビタミン、栄養素、タンパク質、その他多くのものを作り出すことができる。単原子ミネラルを摂取することで、そのシナリオは完成する。

 

強い産業需要のある銀 

銀は、工業用途に最適な強度、可鍛性、電気・熱伝導性、抗菌性、極端な温度変化への耐性など様々な特性をもっている。このようなユニークな特性により、銀は一般的に安価な代替品とは比べものにならないほど優れている。

世界の銀の75%近くは、化学試薬、医療機器、ソーラーパネル、プラズマテレビなど、様々な製品の製造に使用されている。技術や工業生産において重要な役割を担っているにもかかわらず、世界の銀の採掘量は限られている。他の金属とは対照的に、鉱山で生産される銀の3分の2は他の金属の副産物であるため、鉱山会社が銀のみの生産量を増やすことは困難である。

物々交換の通貨として、銀は5,000年以上前に初めて採掘され、初期の文明間の取引に不可欠な要素となった。紀元前700年には、古代ギリシャで銀が取引可能な通貨として使用されるようになった。16世紀から17世紀にかけて、国際通貨として使われたスペイン・ドル硬貨の8レアルに相当する「ピース・オブ・エイト」が有名である。イギリスの「ポンド・スターリング」は、純度92.5%以上の「スターリングシルバー」1ポンドと等しい通貨であったことから、その名が付けられた。アメリカでは、共和国成立後すぐに、通貨の裏付けとして銀が使われるようになり、1794年、最初の銀貨が鋳造された。その後、アメリカは、この貴金属の需要と供給のバランスを見ながら、何千枚もの銀貨を鋳造し、溶かしてきた。1964年、1オンスの銀の価値が1ドルを超えるまで、造幣局は一般流通用の90%銀貨を製造し続けた。1965年から1968年にかけて、最後の流通銀貨である40%銀貨ハーフダラーが鋳造された。

銀は、結核や関節炎、ヘルペスや癌などあらゆる病気に効くとして、何世紀にもわたって医学の分野で使用されてきた。今日でも、多くの代替療法家は、コロイド銀が免疫機能を高め、一般的なものから重度のものまで、感染症を予防・治療することによって健康に役立つと信じている。

 

コロイド銀と金 

開拓時代、米大陸を横断する幌馬車隊は、水樽に銀貨を入れて消毒していたものだ。1978年3月、『サイエンス・ダイジェスト』誌はこう伝えている。「そして今、銀は、現代医学における不思議な薬として、まったく新しい用途を発見している…おそらくすぐに、最も強力な細菌との戦いとして認められるだろう」。少量の銀は、非常に有用で強力である。コロイド銀は病気〔治療〕や抗生物質の代替品として、コロイド金は一般的な健康や知能の維持を促進するため、今日も使用されている。

1915年にG.L.ローデンブルグ博士が、腫瘍の治療にコロイド銀が有効であるという論文を発表した時、彼はこの製品がこれほどの持続力を持つとは思ってもみなかったことだろう。100年以上の時を経て、コロイド銀は、栄養補助食品、鬱血除去剤、あらゆる種類の病気や疾患の治療薬として使用されている。コロイド銀は、代替医療の専門家の間では、天然の抗生物質の代替品と見なされている。もし、私たちが自然な免疫システムを回復させることができれば、私たちの体は成長期のように損傷した組織を再生させることができる。「一般的に言えば、コロイド金属は感染状態での有益な作用が特に顕著である」と、ジョン・ホプキンス大のレナード・キーン・ハーシュバーグ博士(A.M., M.D. )は述べている。カンザス大のエヴァン・M博士は以下のように報告している。

私たちは、コロイド銀と免疫不全の患者との間で、即座な成功を収めてきました。いくつかの例を挙げてみましょう。ピンクアイ(外用)は6時間以内に完全に解決し、再発性副鼻腔炎(経口摂取)は8日間で解決しました。また、腸の解毒と腸内細菌の異常の分野でも、臨床結果の改善が見られました。コロイド銀は、異常な腸内細菌の除去に優れています。また、キャンディド・アルビカンス、エプスタイン・バー・ウイルス、慢性疲労症候群の対処法に素晴らしい補助食品であることが証明されています。

「私たちが実際に行ったのは、何世紀も前から知られていた、銀が細菌を殺すという事実を再発見することでした。抗生物質が発見されたとき、銀を抗生物質として臨床使用することは捨て去られました」とロバート・O・ベッカー博士は指摘する。ニューヨーク州北部にあるシラキュース大学のアップステート・メディカル・センターでは、長年にわたって銀の治療効果に関する広範な研究が行われてきた。その結果、銀はさまざまな細菌感染に効果があり、副作用や体内細胞へのダメージもないことが判明した。銀は、病気の原因となる生物を殺す以上の働きをしていた。また、傷ついた組織の成長を促進する作用もある。ベッカー博士は、銀イオンの存在が、組織の再生、古い細胞や癌細胞の除去、その他あらゆる病気や異常な状態の解消に役立つと結論づけた。(7)

コロイド金属、特に銀は、一般的な殺菌剤として洗浄液に使用されている。井戸やエアレーターの水槽に少量の銀を加えて細菌や藻類を殺したり、保存食や残飯に添加して腐敗を防いだりすることができる。鳥の水槽や水遊び用のプールに少量入れて、バクテリアや藻類を防いだり、植物や湿った土にスプレーしてカビや菌類の害を防いだりする人もいるようだ。浴室では、洗面台やシャワーの床にスプレーしたり、台所では、カウンターの上や冷蔵庫の棚を掃除するのに使うことができる。台所のカウンターや冷蔵庫の棚、ドアのシールなどにも使える。皮膚にはイボ、切り傷、噛み傷、火傷に局所的に塗ることができる。現在、銀はロシアでは、宇宙ステーションでリサイクルされた水を殺菌するために使われている。NASAもスペースシャトルに銀の水処理システムを採用した。世界の航空会社の多くは、赤痢などの病気から乗客を守るために銀の水フィルターを使用している。

(7)  “Silver makes antibiotics thousands of times more effective.” Nature Magazine, June 19, 2013, 

https://www.nature.com/articles/nature.2013.13232

 

コロイド銀健康法 

「メディカル・マフィア」とは、一般に代替医療と呼ばれる危険な副作用のない治療法の真実をねじ曲げ、かつ、有害な合成医薬品を宣伝するアロパシー〔逆症療法〕医学の独占企業に対する適正な名称である。例えば、コロイド銀は少量であれば人体に毒性はなく、他の抗生物質とは比較にならないほど650種類もの細菌、菌類、ウイルスを破壊することができる。これらの生物はすべて1つの細胞でできているので、銀のイオンは生物活性があり、迅速な方法で損傷を与えることができる。それが真実であるなら、なぜ一般的な治療法として広く使われないのだろうか。

1938年以前は、コロイド銀は抗生物質治療の主流として医師に使用され、様々な病気の「最先端」治療法と考えられていた。しかし、大手製薬会社が参入し、営利的に有利な医薬品を優先させたため、コロイドの研究は脇に追いやられてしてしまった。(7)

天然の抗生物質が欲しいなら、ナノサイズの銀の粒子を液体に浮遊させた「コロイド銀」を試してみればよい。コロイド銀は、単に銀と水を混ぜたものではなく、銀の粒子が水に浮遊して電荷を帯びた溶液のことでである。このタイプの溶液は、超純水を必要とする。また、電荷を一定に保つための特別な装置も必要である。強力な殺菌力を持つ銀は、人体には無害だが、650以上の病気の原因となるバクテリア、カビ、ウイルス、真菌、その他の寄生虫には致命的であるという点で、特筆すべき金属と言える。コロイド銀を毎日摂取することは、「第二の免疫システム」を手に入れたようなものである。私たちの祖父母は、昔、牛乳に銀貨を入れて新鮮さを保っていたことを思い出すかもしれない。

抗菌石鹸が発明される以前は、コロイド銀は殺菌剤として使われていた。現在でも、細菌を殺すために最もよく使用されている。銀は腐食しないので、細菌の病気や感染症の予防と対策の両方に効果的である。現代では、モルジェロン、カンジダの過繁殖、ライム病などの症状を和らげるために使われている。古代、銀は創傷被覆材として使用され、南北戦争後のアメリカでも同じ用途で頻繁に使用された。教会で聖餐式に銀の聖杯を使うのもこのためで、会衆の間で病気が広がるのを防ぐためである。銀は、規制による合成薬の出現で人気がなくなったが、自然な有機食品を推奨するライフスタイルの流行とともに、再び人気が復活してきている。

複数の実験室における試験で、コロイド銀は、病気を引き起こす病原体、ウイルス、細菌を、通常、接触後数分以内に破壊することが示されている。これらの研究において、銀は強力な抗真菌、抗殺菌、抗バクテリア、抗ウィルス物質であることが証明されている。また、銀は病院の火傷病棟で瘢痕組織の予防に使用されている。

コロイド銀の効果として、以下のような事例が報告されている。

– 健康な免疫系の促進
 - 免疫システムを向上
 - 強力な抗生物質、抗菌剤、抗寄生虫剤、抗菌剤
 - 局所防腐剤、抗真菌剤
 - 風邪や、コロナウイルスを含むほぼすべてのインフルエンザ菌に有効
 - 消化吸収が良い
 - 薬物療法との矛盾がない
 - 副作用はほとんどなく、限定的(皮膚が青緑色になるアルギリア症など)
 - 目の炎症に使用可
 - 水を浄化
 - 日焼けによるシミ、カンジダ、歯の感染症、MRSA感染症、あらゆる尿路感染の治療に使用

 

銀ライニング

医学の父と呼ばれるヒポクラテスと古代ローマの学者プリニウスは、銀を傷の治療や病気の予防に使ったと記している。古代ギリシャ人もまた、銀の医学的価値を知っていた。銀の道具を使う家庭は、病気になることが少なく、感染症もほとんどないことに気づいていた。この知識は、王、皇帝、スルタン、そしてその家族や王宮のメンバーに受け継がれた。彼らは、銀の皿で食事をし、銀のカップで飲み、銀の道具を使い、銀の容器に食べ物を保存した。その結果、銀がこすれて食べ物や飲み物に混じったのだ。そのため、土器や鉄器で食事をしていた農民よりも、はるかに健康的であった。ここから「生まれつき銀のスプーンを口にしている」という言葉が生まれた。

バクテリアは、銀という弱点を持っている。この貴金属は、何千年もの間、感染症対策に用いられてきた。ヒポクラテスは紀元前400年に初めてその抗菌特性を説明したが、その仕組みは謎であった。このたび、マサチューセッツ州ボストン大学の生物医学エンジニア、ジェームズ・コリンズが率いる研究チームは、銀がどのようにしてバクテリアを混乱させるかを説明し、古代の治療法が抗生物質耐性という現代の惨劇でも対処するのに役立つことが明らかになった。銀は細胞膜の透過性を高め、細胞の代謝を阻害して、反応性の、そしてしばしば有毒な酸素化合物の過剰生産を引き起こすのである。どちらのメカニズムも、現在の抗生物質を耐性菌に対してより効果的にするために利用できる可能性がある、とコリンズは言う。コリンズによれば、この二つのメカニズムは、現在の抗生物質を耐性菌に対してより効果的にするために利用できる可能性があるという。多くの抗生物質は、活性酸素化合物を生成することによって標的を殺すと考えられている。コリンズ教授と彼のチームは、これらの抗生物質を少量の銀で強化すれば、十倍から千倍の細菌を殺すことができることを示した。細胞膜の透過性が高まると、より多くの抗生物質がバクテリアの細胞内に入り込み、薬を中に入れないことに依存する耐性機構を圧倒する可能性もある。細胞膜が破壊されることで、バンコマイシンの効果も増大する。グラム陰性菌は外側に保護膜があるため、分子量の大きな抗生物質であるバンコマイシンが浸透しないことが多い。だがそのバンコマイシの効果が高まるのだ。(8)

特定の病原体に対抗するのではなく、その生命サイクルの本質に働きかけるため、それは、将来の変異を含むすべての病原体によるすべての病気に対して有効な予防薬となる。コロイド銀の微量な存在下でも生きられる病気の原因となる生物は知られていない。実験室のテストでは、嫌気性細菌、ウイルス、真菌の有機体はすべて接触後数分で死滅することが分かっている。また、寄生虫も卵の状態で死滅する。コロイド銀は、感染症、風邪、インフルエンザ、発酵、寄生虫の蔓延などに効果的である。

(8)  Collins, James, Boston University study: “Silver Makes Antibiotics Thousands of Times More Effective.” https://www.scientificamerican.com/article/silver-makes-antibiotics-thousands-of-times-more-effective

 

使い過ぎによる副作用 

コロイド銀は、消化が良く、吸収されやすいと言われている。この吸収のしやすさは、コロイド銀の効能を早く発揮させるが、同時に使いすぎにも注意が必要となる。支持者は、コロイド銀の速やかな吸収の特性は、免疫システムを強化する上で最も重要であるとしている。代替医療であろうとなかろうと、医療にとって、副作用と効果を比較検討することが重要である。

副作用として考えられるのは、コロイド銀の使い過ぎで皮膚が青くなったり、青みがかった灰色になったりするアルギリアという症状である。放出された元素や化学物質に直接触れる場合、その接触量や時間によって影響を受けることがある。コロイド銀を長期間摂取した人の場合、アルジリア症になることがある。また、コロイド銀を経口摂取した場合、タンパク質を破壊し、他の医薬品の効果を低下させることがある。妊娠中の女性にとっては、コロイド銀の使用によって胎児に異常が発生する可能性があり、危険だ。もちろん、本書は医学的なアドバイスをするものではなく、道標を示すものである。釈迦が「中庸の道を行け」と説いたようなものだ。

コロイド銀は万能薬と呼ばれているが、このサプリメントとその関連製品を製造している会社によって報告されたその治癒特性は、著名医学雑誌では発表されていない。コロイド銀が他の病気や、発作や腎臓障害から疲労や皮膚の炎症に至るまでのあらゆる副作用を直すことができるかは本当に知られていない。(9)

(9)  Page, Olivia, “Colloidal Silver: What You Need to Know.” https://www.lewisandlove.com/blog/colloidal-silver-what-you-need-to-know

 

第115番元素の再吟味 

115番元素(モスコビウム/Mc)は、地球上に存在しないという理由で、元素の周期表には載っていない不思議な金属である。これは、ウップ(Ununpentium)とも呼ばれている。現在、元素の周期表は140番台まで数えられている。周期表には104ではなく、140の元素が実際にあげられている。追加された36の元素は宇宙由来のもので、地球ベースのプロジェクトに応用されているが、科学と地球文化全体からは公式に廃棄されている。その代わり、これらの新しい鉱物や金属は、闇予算計画、特にステルス・ベース・プロジェクトに応用されている。元素115と同じ周期列にあるビスマスは、原子核の境界を越えて広がる重力波を持っているとされ、元素115の場合、増幅して利用可能な電気重力効果を作り出すことができる。

エリア51の内部告発者ボブ・ラザーは、異星人の宇宙船の技術に触れる中で、金属製の燃料電池のことを説明した。エリア51の南にあるS-4施設での仕事の間、あるUFO船を研究していたとき、彼はその異質な燃料電池について、重金属で作られた三角形のくさびで、先端が丸くなっている。この金属の形は、この特殊な機体のデザインにおいて重力の生成と操作に不可欠なものであった。重力波を発生させることは、ET宇宙船が重力の創造とともに、エレメント115に陽子をぶつけてエレメント116に変化させることによって、重力を操作することを可能にするものである。

興味深いことに、元素115は1990年代半ばまで、物理学の研究室では一度も作られたことのない理論上の元素であった。ボブ・ラザーによれば、科学者たちは元素115を作ることができたが、ほんの数個の原子が1秒以下の時間しか存在しなかったという。数年後、それは変わり、事実はもう新たなボブ・レイザーの「証明 」となった。カリフォルニアのローレンス・リバモア研究所のウェブサイトによれば、彼らは元素115を合成し、元素の周期表に加えたと述べている。ラザーは、アメリカの秘密政府が自分たちの実験用にこの希少金属を備蓄していると考えている。また、彼はこうも言っている。115は地球外の元素で、UFOの原子炉で使われ、原子を偏向させ、反物質を作り出す。ガスと反応させると、その熱エネルギーは熱電変換器を通して電力に変換される。この電力は機体の他のサブシステムに使用されるが、機体には配線が一切ない。その原子炉はまた、115から重力波を発生させ、チューブを通して重力増幅器に導く。ジェネレーターが作動している間は、熱放射はない。熱発電機の効率は100%であり、熱力学の第一法則に違反することになる。しかし、ボブ・ラザーが主張するように、「そう機能している」のだ。

2019年6月に収録されたボブ・ラザーの「Joe Rogan Experience」のインタビューの中で、彼は、まだ発見されていない元素115がUFOの動力源としてどのように使用されていたかを説明している。彼は、彼らが持っていた永続版が、今日の私たちの周期表のものとは異なっていたことを詳しく説明し、その違いは、今日市場に出回っている単原子/二原子金と同じであると説いている。彼はそれを、古代エジプト人が「箱舟」を充電するために使ったものとたとえた。ラザーは、元素を高スピン状態、すなわち「単原子光」に変換し、より小さな原子構造に移行する方法を見いだしたのだった。より小さな原子構造について、ラザーは「ボソンやグルーオンを考えてみてください」と言う。ラザーは、これが、デビッド・ハドソンの抽出特許が押収され、1995年以降、彼が「発言回路から姿を消した」理由だと考えている。彼の科学者は、陽子、電子、中性子の正しい配置を見つけ出し、反電子を超変形原子核に結合させることに成功したからだ。(10)

(10)  Joe Rogan Experience interview with Area 51 whistleblower, Bob Lazar:

https://brobible.com/culture/article/bob-lazar-joe-rogan-ufos-area-51

 

振動で重力を操る 

エネルギーは物体の性質であり、他の物体に移したり、変換したりすることができるが、創造したり破壊したりすることはできない。文字通り、思考、感情、行動、物理的な物体など、既知の宇宙に存在するすべてのものは、何らかの形でエネルギーである。振動の法則とは、宇宙に存在するすべてのエネルギーは、特定の周波数で振動しているというものである。重力は、質量が存在する場合の振動である。したがって、振動を操ることができれば、重力を操ることができる。この原理が成立するのは、原子が振動しているのは原子が調和した素粒子であるからだ。「破壊的干渉」は、音波を一致させ、音を消滅させる技術である。これは、ヘリコプターやその他の機械式ハードウェアの音を聞こえにくくするために軍が使用している、本質的に反音響技術である。

あるいは、調和共鳴は重力の力を弱めたり、中和したりすることができる。例えば、チベットの僧侶は、「音響浮遊」を使って質量を中和することができた。太鼓、トランペット、詠唱を適切に配置すると、1トンの巨石を5分で浮揚させることが実証された。その音と修行僧の意識が一体となり、巨石が揺れ始め、浮き上がると修行僧は一斉に顔を上げるのである。この音響浮遊の技術を使って、僧侶たちは巨岩をどこにでも「置く」ことができるようになったのである。マヤやギザのピラミッドも同様である。この方法で作られた。反重力技術は、膨大な量のUFOの目撃例で観察できるように、質量を中和することができる。人間もより高いレベルで振動することができるのだろうか。それは、私たちが知っているか知らないかにかかわらず、すでに起こっている。しかし、私たちはそれをより良いものにすることができます。ORMEsを使うことで、私たちの心と体を最適なポテンシャルで動作させることができる。超伝導金属は、振動を起こすのに必要なエネルギーを大幅に削減することができる。(11)

すでに非常に珍重されているアルミニウムでさえ、極めて軽量な結晶型として設計できることを科学者たちに示しているのだ。アルミニウムは導電性で、融点が低く、合金にすると非常に強く、錆びない、そして何よりも非常に軽い金属である。しかし、もし冶金学者がこの金属をもっと軽くすることができたらどうだろう。実際、ホイルボートの形にしていなくても、水に浮くほど軽くすることができるのではないだろうか。ユタ州立大学とロシアのロストフ・オン・ドンにある南部連邦大学の研究者が作成したモデルによれば、実際にそのようなことが可能のようだ。その結果、1947年のロズウェルUFO墜落事件の目撃者が発見したような、非常に軽量な金属製の「布」で、くしゃくしゃに丸めて放すと元の形に戻るようなものができるかもしれない。

(11)  THE REAL PHILOSOPHER’S STONE: “Is there a secret substance known to the ancient world that can regenerate the body, unlock psychic powers and allow you to access higher states of consciousness? Jonny Enoch explores the history and science of the philosopher’s stone.”  https://www.youtube.com/watch?v=QX2lQI4-yEg&ab_channel=MetaphysicalSource

 

幽霊を見る 

私たちが経験する現実は、程度の差こそあれ、私たちの知覚と思考によって動かされている総体である。最も難解な秘密の一つは、金属製の「占い」鏡と拡大鏡の両方が、私たちの三次元の限界を突破することができるということである。例えば、目の前に幽霊がいても、私たちの知覚がそれを許さないにもかかわらず、鏡の中に幽霊を見ることができるのだ。2枚の鏡を向かい合わせに置くと、さらに興味深いことになる。

鏡については、以前はフェアリーストーンと呼ばれていた技術で、スケアリングミラーのようなものについて、それは、組成に大きく依存する。反射面は、昔の銀鏡のような重い金属でなければならない。最近よくある安価なアルミ製の鏡では、本当に効果がない。銀の重い同位体は、捕獲したニュートリノを十分に含んでおり、帯電した状態では座標時間構造の一部を座標空間に反射することができる。2枚の銀の鏡を向かい合わせに置き、一方は全反射、もう一方は部分反射させると、基本的に「ゴーストレーザー」になる。これは、昔のレーザー装置のように、2枚の鏡の間でパターンが「光の増幅」を受けているのである。

「3次元時間の宇宙 」というと、とても奇異な感じがするが、実はとても身近なものだ。私たちは毎晩、夢の中でそこに行っている。作家のデビッド・ウィルコックによれば、幽霊はこの並行世界を歩く人々の影である。彼は以下のように関連づける。

遠隔視者は、「アストラル体」を使ってこの平行世界を旅することで、私たちの時空で起きている出来事をすることができる。さらに、私たちの現実に存在する物質の分子はすべて、パラレルワールドに正確に複製されている。そうでなければ存在し得ないのだ。この原理から生まれた新しい物理学に感謝したい。つまり、この別世界に行っても、少なくとも多くの点で、物事はほとんど同じに見えるということだ。この平行宇宙は、今あなたの周りにある。しかし、あなたの肉体でそれに触れることはできない。心でだけだ。(12)

つまり、この別世界の存在を知らない限り、大多数の人は無知なままなのだ。もし私たちがテレポーテーション装置であるイエローキューブのような風変りなルッキング・グラス・テクノロジーにアクセスできたり、高度な銀製のスケアリングミラーを使うことができれば、この問題は解決するだろう。もし人々が「死後の世界」について明確に理解することができれば、権力者たちは恐怖によって私たちをコントロールする能力を失うだろう。無知なままでは、「偽りのマトリックス」のタイムラインを形成した人々が置いた障害物の周りを、群衆に従って、彼らの望むところへ行くだけになってしまう。正直に言うと、人は怠惰なもので、たいていは最も簡単な道を選ぶものだ。タイムラインだけでなく、政治、法律、経済、食糧、燃料など、ありとあらゆる分野で、簡単な「道」を提供することで、彼らは支配を続けているのだ。ほとんどの人は、そこに選択肢があることさえ知らない。しかし、目覚めた人にはその選択ができる。

(12)  Wilcock, David, “DISCLOSURE: Camelot on TruTV TONIGHT; Insider ‘Daniel’ Comes Forward!”

https://divinecosmos.com/davidsblog/1090-disclosurecamelot/comment-page-10

 


 

単原子金とは、錬金術の時代から知られている金の物質形態とは異なり、金原子が互いに分離し、大きなクラスターに結合していない状態のことである。通常の金属状の金は、金原子が格子状に大きく集まってできているが、錬金術の一連のプロセスによって金原子がバラバラになると、金は単原子状態に変する。この錬金術のプロセスでは、金のクラスターが溶解し、1つの粒子あたりほぼ1つの原子が残るようになる。こうしてできたのが、白くて細かい粉末状の金で、安定性が高く、電気を通さず、耐熱性があり、化学的に不活性である。化学的に不活性であるため、必須ミネラルとして健康のために摂取することができる。(with permission, (c) Brad Olsen, 2022)


(with permission, (c) Brad Olsen, 2022)

コロンビア北中央部のマグダレナ川付近で発掘された。金で作られているため年代を特定するのは難しいが、500年から800年の間に作られたと推定される。この小さな金色の物体は、確かに現代の飛行機と同じような外見をしている。インカ帝国以前の文化圏で作られたと考えられている。1997年、ドイツの航空専門家がスケールモデルのレプリカを製作し、驚くべき空気力学と現代の飛行機との類似性が証明された。レプリカはスムーズに飛行した。


(with permission, (c) Brad Olsen, 2022)

 

 

大英博物館に所蔵されているこのシュメールの遺物は、4000年以上前にチグリス川とユーフラテス川の谷間で作られたものである。地球外生命体が描かれているようだ。発掘された遺物には、優れた技術や芸術性が見て取れる。シュメリアからは、理石、閃緑岩、金銀細工、ラピスラズリなどを使った作品が出土している。この地域から発掘された多くの肖像画の中でも、特に優れているのはギリシア人の肖像画で、ラガシュの支配者グデアの肖像画が有名である。

 

 

 

 

 


(with permission, (c) Brad Olsen, 2022)

 

 

 

 

カバラの叡智は、約4000年前に公開された。それは人類に神の啓示を示し、人類の多くの謎を解き明かし、宇宙の秘密を明らかにした。カバラには、一人ひとりの人生を変えることができる驚くべき論理体系と驚異的な技術がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コロイド銀は、COVID-19の予防薬として使用されるなど、650以上の病原菌を殺す。コロイド銀は主流医学では推奨されていないが、病院ではフォリーカテーテル、点滴ライン、呼吸チューブの内側に塗られているのをよく見かける。銀のスルファジアジンは、火傷の治療やMRSAの殺菌に広く使用されている。WHOは、発展途上国で水の消毒に銀を使っている。抗菌、抗ウィルス、抗真菌の効果があるからだ。(with permission, (c) Brad Olsen, 2022)

コロイド銀は、あらゆる種類のウイルス、バクテリア、真菌の過剰繁殖を殺すと報告されている唯一の抗生物質である。また、適切に使用されれば、体のあらゆる部分に完全に無害であることが知られている唯一の抗生物質である。他の抗生物質が肝臓や腎臓に害を与えるのに対して、コロイド銀は治癒を促進する。コロイド銀は、哺乳類、爬虫類、植物、単細胞構造でない全ての生物に対して無毒である。(with permission, (c) Brad Olsen, 2022)

 

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