今度の6月11日から23日までのベトナム旅行の感想として、〈体にとって健康、脳にとって知性とは何〉と言うと、なにやら落語の大喜利のやり取りのようです。つまり、先にこの旅行の特徴を「偶然ゲーム」と表現したのですが、そうした興味を違った風に言ってみると、こうした大喜利まがいの「なぞかけゲーム」の味わいとなります。

大喜利は、「何々とかけて」という問いがあって、「何々と解く」との返答あり、そして「その心は」と落ちがきます。そういう三ステップの「話のゲーム」です。

ではあらためて、大喜利風に言いますと、

「ベトナム旅行とかけて」

「体にとっての健康、脳にとって知性、と解く」

さて、「その心は」、、、、、

降り立った乗客でごった返す終着サイゴン駅ホーム

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どうもこのベトナム旅行レポートは、自分の昔と重ね合わせた、ノスタルジックな感慨が毎回の主題となっている感があります。ただそれもそのはずで、来月に喜寿を迎える者による旅とその報告ですから、それも当たり前な話と言えます。

そこでなのですが、こうした年寄りのノスタルジック傾向に対して、若い世代の夢追い志向というのも、対称的な「当たり前」な傾向と言えるでしょう。それを図示すれば、こうなります。

背景写真は、ベトナム中部ホイアンの町の広場にて

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今回の「地球工学」の章は、きわめてテクニカルな内容となっています。しかも、その地球工学という一見穏当な名称にも拘わらず、その議論は、とても信じられないような奇異な問題を指摘しています。すなわち、この地球全体の環境を操作する工学の大義名分が気候変動への対策とされていながら、実は、それは見せかけのもであるとの議論です。 詳細記事

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地球工学  

「この新しい時代は、地球と私たち人間への強制的なエンジニアリングによって、すでに始まっている。地球の工学化は、天候をコントロールする以上のものだ。この地球工学の背後にいる人々は、ポスト・ヒューマニズム――Transhumanism――を追い求めている。これは、人類と人間性を破壊するための構想に他ならなず、不可逆的な方法で人間を退化させ、奴隷にしようとするものである。」
――ルイス・ミランダ博士〔1954-、政治戦略家〕

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