3月22日〈土〉
念入りにマッサージをした効果なのだろうか、あるいは、変えた走法のためなのか、今日の6キロは、51分54秒と、3日前の55分02秒のタイムから、3分以上も速い。ということは、キロ30秒+ということ。昨日、運動をしていないこと、今日の気温がやや低いことも要因となる。
走法に関しては、最初の数百メートルの立ち上がり時を除き、その後、体の動きがスムーズになってくると、すり足のジジイ走りじゃなく、スプリングを入れた走りらしいフォームができるようになり、それを最後まで続けることができた。感じとしては、フォームというより、筋肉の働きの向上のためのように思えるのだが。両方かも。
3月27日〈木〉
昨日は泳ぎ、今日ははじり8キロと、悪くない調子の運動ができている。その理由は、念入りなマッサージだ。体を使うことは考えても、その後始末については長年にわたり、おろそかにしてきた。いまになってようやく、することも大事だが、その後も大事だと気付いた。体とはそれくらい、丁寧に使えば、長年にわたって、役に立ってくれるのだ。
3月29日〈土〉
どうやら、若い頃なら、運動後も大した後養生もなしに、疲労の回復は自然にできていた。それを、いまだにそうだと疑わず、ほっておいた末、あちこちにトラブルが生じはじめている。またそれを歳のせいにして、相変わらず放置していた。こうした長年のやりっ放しが累積し、歳のせいと言うより、その放置のために、故障がひんぱんに生じだしているのだ。その証拠に、この一週間ほどに、ほとんど運動の時間と同じほどをかけて、尻から足のマッサージをしてきたおかげで、どうも、少なくとも足の動きの柔軟さがやや復活してきた感じがある。あの、キロ8分の境も、この柔軟さの有無にかかわっていそうだ。要するに、筋肉の柔軟度次第で、タイムも上がるということ。歳の生にする以前に、筋肉の養生をせよということ。体は考えるほどに、歳をくっているわけではないのだ。
4月1日〈火〉
明日2日、シドニーを立ち、二週間の日本滞在。主目的は、山歩き。
春の旅行シーズンでもあり、日本での滞在日の高さは、通常のホテル泊まりを想定している限り、抑制要因。日本も遠くなりにけりだ。