《その1》  

今朝、目が覚めた時、ベッド脇に何やら見かけない眼鏡をみつけた。どんな眼鏡なんだろうとかけてみると、おやおや、こいつはなかなかのシロモノ。そこでそれに名前を付けた。「ミフなし眼鏡」。 詳細記事

最初に呼称の問題について触れます。すなわち、「老人」とか、「高齢者」とか、「お年寄り」とかと呼ばれる年齢層の人たちの呼称ですが、ことに自分自身がその一人として、そのどれを使われても、しっくりとこない問題があります。ことに、健康で自立して活躍している“ポスト現役世代”――年金受給者であるがゆえに「ポスト現役」世代と見る――にある人たちにとって、抵抗なく受け入れられる呼称がほしい。

英語圏の国々でも同じような事情があるようで、最近、「oldie(s)」という語が使われ始めています。この語は、本来は「古くさいしゃれ」「古い映画」「懐メロ」といった意味だったのですが、それを、上記の意味にも転用し、ことに、その該当年代の人たちが自分たちのことを、そのようにやや自嘲的ながら親しみを込めた表現として、使い始めているようです。

そこで本稿でも、このoldieをお借りして、「オールディー」とカタカナ書きして日本語化したいと思います。 詳細記事

この欄を「老人学」と分類しているが、この「老人学」との名称は好みではない。検索対策として、通用度の高い用語としての使用である。したがって、この先の発展しだいでは、別のふさわしい用語を使いたいと思っている。

ともあれ、そうした分野において、前回で触れたように、健康志向が老化予防に効果的との見方が広がり始めている。

今回は、その「健康志向」をもっと進めて、「スポーツ志向」の領域が射程に入ってきたという話である。 詳細記事

ただ事ではないこと

越境体験=QL;コンタムライフ実践編(その22)

QL 1Year+335Day(2020年11月24日〈火〉)

この小見出しの「QL 1Year+335Day」についてだが、QLはQuantum Lifeの略で、訳せば「量子的生活」ということは先にも述べた。それが、「 1Year+335Day」ということで、あとひと月ほどで2年間ということとなる。つまり、QLとよぶ生活を意識的に実行してきてほぼ2年を経たわけだ。それで最近、何やら、そのQLたるところが、結実してきたかのような気配なのだ。 詳細記事

自慢話めくが、私の健康志向とその心身両面への効果に関し、その老化予防は確かだという医学的実証が揃い始めてきている。たとえば、日本経済新聞の関連サイトに健康問題を扱う「Gooday」がある。その最新特集が『「脳」の力を取り戻す:「脳は加齢で衰える」は誤解 何歳でも「脳力」は成長する』である。これまでの私の話は体験談だが、この特集は、そうした体験談が真実であることを医学上のエビデンスに基づいて述べている。

『日経グッドデイ』電子版、2020年11月13日号より

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近年の私の生活上のモットーは、せめて《重たくない人間》になろう、つまり「誰もの荷物にならない人間」を志そうというものです。もちろん肥満は自分の病気のもとです。ですが減量に加えて、積極的な健康志向は、家族を含む周囲にとって、心配の種の軽減となります。

そして、この《重たくない人間》に加えて、望むべきは「浮上人間」でありたいこと。つまり、周囲を「浮かび上がらせれる」ということ。 詳細記事

今年3月22日号で、それまで続けてきた「修行風景」シリーズを終了しました。その後、コロナ禍で、当地でもレストラン業界への打撃は深刻です。私の場合、オーナーの家族問題が直接の原因だったのですが、くしくも時期は重なり、コロナ危機に巻き込まれたと同然の影響の中にあります。 詳細記事

ついに閉店

かくして「修行」は満了

修行風景=穴埋め働き編=その10(最終回)

これほどに急いだ予定ではなかったのですが、コロナウイルスのお陰で、当地のレストラン業界も多大の打撃をこうむっており、私の働く店も、明日の日曜を最後に、閉店することとなりました。 詳細記事

  1. 思い起こせば、私が寿司シェフ修行を始めたのは、2006年3月でしたので、あれからはや14年が過ぎたこととなります。その途中、2012年1月にその修行を一旦中断し、ほぼ2年程の間を置き、2013年11月より、現在の店での修行を続けてきました。

この修行――と言ってもサブタイトルのように「穴埋め働き」――が、あと二、三カ月で終了となりそうです。 詳細記事

「生涯現役」なんて絵空物語

修行風景=穴埋め働き編=その8

『日経ビジネス』に、《「長生き」という憂鬱~人生100年時代の正しい老後設計》と題した記事が連載されている。そのひとつが「シニア労働力の幻想 現場の本音『正直、足手まとい』」。

記事によれば、成功しているのは3~4割程度であるという。シニアの就業コンサルタントの話である。

そもそも「生涯現役」とのキャッチは、「欲しがりません勝つまでは」式の大本営用語と見るのが無難。それに、掲載誌からして、ビジネス上の観点が貫かれている。 詳細記事