はじりは14キロが限度みたい

10月22日〈水

最高気温38度のなか、どういうことになるか、はじってみた。おまけに北寄りの強い熱風付きとあって、さすがに2キロで引き返し。さらにはハエがうるさいほどに付きまとい、うっとおしいったらない。

 

10月23日〈木

昨日の暑さが打って変わって、南風のため、気温は二十度前半。調子を上げて10キロ完走。1時間26分24秒と、今年1月7日の1時間25分31秒以来、二位のレコード。

 

10月24日〈金

5週間振りに1000メールを泳ぐ。今日は距離を目標として、ゆっくりペース。ほとんど30分の29分47秒。1ラップほぼ3分。昔はこれが2分だった。足のつりも、呼吸の苦しさもなく、楽しい泳ぎだった。

 

10月25日〈土

体が暑さに慣れてきたようだ。今日は最高気温は25度ほどでしのぎよい。そこで挑戦してみて、12キロをはじった。タイムは1時間45分04秒、キロ当たり8分44秒。足のトラブルも起こしていない。

ことに意外なのが、往路が53分38秒、帰路が51分26秒と、帰路の方が2分近く縮めている。疲れているはずなのに、タイムは上げている。はじっていての感覚だが、キロ8分30秒あたりで一定していている。もう少し伸ばしたらどうなのか。

 

10月26日〈日

昨日の12キロがなんともあっけないように終わり、今日はさぞかしその反動を予想していた。ところが、足はどこも筋肉痛もせず、何事もなかったかのように、普通。どうも変だ。そこで、足のマッサージを始めてみたのだが、下肢は、ふくらはぎもすねも、いつものような凝り具合で、それはそれで、念入りにマッサージする。

一通りが終わって、何事もないかのような太ももの筋肉に移る。するとどうだろう、何事もないのではなく、何も感じないほどに張っている。筋肉がこちこちである。そこで、柔らかくもんだりたたいたりしていると、痛みの感覚がもどってくる。つまり、筋肉痛も感じないほどに、凝っているのだ。時間をかけてもみほぐすと、筋肉痛を感じ始める。それと伴に、血流が復活したのか、足先にびりびりとした感覚がもどってくる。結局、12キロに要した時間ほどをかけて、もみほぐす。僕の体は、まだ使えるが、使った後は、それと同時間ほどの後養生が欠かせない。

いまも、両足全体の血流が復活して、足全体でズキンズキンとの躍動を感じる。両足の裏には、弱くしびれたような、正座のしびれの後のような感覚がしている。ほんのりと温かい。

 

10月28日〈火

冬が舞い戻ったような寒い日。これはチャンスと、もう一段ノッチを上げてしまった。14キロのはじり。タイムは2時間4分19秒と、キロ8分58秒、ほとんど9分のペース。早歩きと変わらないのだが、ともあれ14キロを足を痛める寸前ぎりぎりで完走。おかげで、事後養生に、たっぷり時間をかけたマッサージ。

これも、往路が1時間3分19秒、帰路が1時間1分丁度と、帰路のほうが2分ちょっと早い。しかし、ここが限界だろう。これ以上に伸ばせば、故障を避けるにはもっとペースを落とすしかない。つまり、歩き。キロ10分なら、20キロでも歩ける。

 

11月3日〈月

シドニー大学に併設するロイヤル・プリンス・アルフレッド病院で、ガリウムPSMA PET-CT スキャンを受けた。前立腺癌の転移状況を調べるものである。

結果は、来週10日に、専門医から説明される。

 

11月4日〈火

晴れてはいるが風が強い。気温も25度ほどで運動日和。ゆっくりペースながら10キロをはじる。1時間29分01秒のタイム。キロ当りでは8分56秒ともう9分寸前。ただ途中に工事中の箇所があり、迂回させられる。このタイムロスを除けは、2分ほどは短縮できるだろう。

 

11月6日〈木

10キロをはじったが、今日の調子には長すぎた。つまづきの始まりは、ウオーミングアップの際、大腿部のストレッチをするのを忘れて、はじり出してしまった。どうも、足が重く、普段の調子でないなと思っていたら、この忘れ物を思い出した。それでもなんとか5キロ地点までは来れた。そこで中断し、忘れたストレッチをする。たしかに、一時的な改善はあったが、今度は、左ふくらはぎが、しだいに痛みだした。だましだましで続けたが、最後の2キロは、ほぼ、速歩き。おかげでタイムは、1時間30分39秒。キロ当りにすれば、9分4秒。もう、はじりとさえ言えない。

 

 

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