10月25日〈金〉
いきなりだが、これは、「人生は、意識が作り出した付加価値である」との結論をめぐってのメモである。 詳細記事
今号の目次
身心インフラ
来年4月に経過検査
連載《「男の急所」の料理法》(その14)「体育系老人」
PSA値、8.44へ下降
連載《「男の急所」の料理法》(その13)日本の暗さを吹っ飛ばすもの
運動を省く文明の発達は自滅へ向かう
「私は専念アスリート」
二周目にこそ、人生の本道あり
世界の75~79歳ランナーの真ん中レベル
「病変は安定」
MRI結果
連載《「男の急所」の料理法》(その13)忘れてならぬ運動後のメンテ
「貯筋」の細り
PSA値、9.05に上昇
連載《「男の急所」の料理法》(その12)「こんなに健康なのに、なぜガンか」
あなどって見下げてしまっては失礼至極
運動という“恋人”
ASICS GEL-Kayano 30
素足の生活
引っ越し完了
〈メンタルな筋肉〉
身心の“セックス”としての運動
PSA値、8.21に上昇
連載《「男の急所」の料理法》(その11)
運動という対話
運動の効用の新展開
運動論の進化
《健康度の底上げ》
【10月日14】1日のPSA値の下降の結果を見ての専門医との面会。
前立腺ガンは、危険が去ったわけではないので、引き続き監視を続けるということと、前立腺肥大では、尿の出が細い以外の問題はないというわけで、来年4月に、血液検査と超音波検査をして、ガンと肥大の両面をチェック。
このように、予想通りの診断となり、検査間隔も半年先となって、ことにガン問題については、ひっ迫感はひとまず遠のいた感じ。
10月11日〈金〉
日本からの報道を読むと、ことに高齢化問題に関して、現状の高齢者の実像を、たとえば、70歳代で働いている人はほぼ半分に達しており、しかもその月収は十万円台と、これから高齢期を迎える50代への深刻な警告を発している。25年先の年金額は年10万円、つまり、労働は、年金不足額の穴埋めどころか、生活費を稼ぐのために、もう25年も続く、との警告である。いうなれば、報道はそうとは言っていないが、事実上、「死ぬまで労働」との予測である。
そういう時代の78歳を生きている私といえば、「体育系老人」(“会”抜きに注意)とでも言おうか。 詳細記事
【10月3日】一昨日の血液検査の結果、PSA値が、3か月前の9.05から8.44へと下がった。2月が8.21だったから、やや高いとはいえ、ほぼ8か月前の水準への改善。グリーソンスコアも2で、低悪性レベルは変わらず。
再来週に専門医と会うが、現状維持すなわち経過監視の処置は変わらないだろう。
9月23日〈月〉
今日は、ラップを数え間違いしたのだが、10ラップのつもりが11ラップ、つまり1100メートルを泳いでしまった。タイムは30分33秒と、1000メートルに換算すれば27分50秒ほどで、500メートル14分の最近の壁を破っている。 詳細記事
9月8日〈日〉
天気晴、気温は20度台前半、やや冷たい風があって、運動には理想的な日。
はじり始めると調子はわるくない。8キロの積りだったが、往路を5キロまで伸ばして計10キロ。
折り返し点で42分26秒。帰路のスタミナが心配だったが、何とかやりきって、1時間22分35秒。帰路の平均でキロ8分03秒。ラストの1キロでは、7分35秒だった。 詳細記事
8月23日〈土〉
今週より、シドニーメトロの新線が運行し始めたので試乗しに出かけた。
最寄りの在来線(週末の線路工事のため振替バス)で四つ先の駅、シドナム(Sydenham)まで行き、同駅からこの新線に乗り、シティーを経て、シドニー都市圏の北西端にあるニュータウン、タラオン(Tallawong)まで、距離にして約50キロ、時間では1時間20分ほどの体験。
8月10日〈土〉
ここに、こんな記事がある。
山中伸弥 健康寿命とは、日常的に医療や介護に頼らずに、自分がやりたいことを自分の力でできる期間のことを指します。健康寿命を延ばすことが、このサイラ(CiRA)が目指していること、というか医学研究の目標の基本はそこにあると思います。〔『現代ビジネス』から、MSニュースサイト8月10日付け記事より〕
彼は科学者だから、こうした研究に専念しているのだが、要するにその目的は、人々の「健康寿命」を実際に伸ばすことにあるはずだ。 詳細記事
7月22日〈月〉
8キロはじり。1時間4分37秒。4分の壁は厚い。ただ、久々に、若い二人ずれのランナーを追い越した。先方がそれほどゆっくりだったということだが。 詳細記事
【7月8日】専門医と会って、先のMRIの検査結果への診断を聞く。検査が示していたことは、昨年8月の同検査から「病変は安定している」とのこと。私の希望を尋ねられ、危険の増進がないようなので、新たな対処に入ることはせず、監視療法を続けたいと述べる。そこで、次回の血液検査を10月にするということとなった。
7月8日〈月〉
MRIの結果について、専門医の診断を聞く。結論は、監視療法の維持。「病変の安定」というMRI結果とこの診断は、私の希望する状態の通り。3か月後の血液検査が次のチェックポイント。
午後、8キロを走る予定で切り出したが、調子が悪く、往路でやめ、帰路は歩き。
往路4キロのはじりが34分ちょうど(キロ8分30秒)。帰路4キロの歩きが35分36秒(キロ9分で3キロ、ラスト1キロは8分36秒)。
調子が悪いとはいえ、ラスト1キロの歩きと、往路4キロのはじりとの差は、わずか
キロ当り6秒。もはや「はじり」と「歩き」の差はないといえる。 詳細記事
6月29日〈土〉
以前に「貯筋」という言葉を考案したが、その「貯筋」が、あっという間になくなってしまう日が続いている。たとえば、三日も筋肉を使わないでいると数週間もかけて「貯筋」した筋肉が消えてしまう。そして、それを取り戻そうとして、はじりなり水泳なりの運動に精を出すのだが、それが、「貯筋」になるほどの運動になる前に、へばってしまうような状態が続いている。もはや、「貯筋」ができる体ではなくなりつつということなのか。 詳細記事
5月24日〈金〉
筋肉の弱りは、驚くほどに早い。ちょっと運動に間があいてしまうと、その間に、それこそ「貯筋」は、すっかりなくなってしまっている。
泳ぎがそうだ。走りは下半身の筋肉を使うが、泳ぎは上半身。引っ越しと、その後の運動回復が走り中心となったため、泳ぎの結果にはげんなりする。
そこで何とか頑張って、ようやく1000メートルを泳ぎ切っても、タイムは30分に近い。30分なんて、昔なら、1500メートルのタイムだ。
今日、それが、1000メートルの泳ぎで、28分を切れた。それが、時計が示しているのは、27分59.9秒。こんなことってあるのだ。
昨年の今頃なら、26分台は普通だった。25分台の記録もある。せめて、もう1分は縮めたいところ。 詳細記事
5月7日〈火〉
引っ越し後、平均して、はじりのタイムが向上しているかのようだ。急にどういうことなのか。
転居による、気分刷新のハリキリ効果もなくはないだろうが、どうも都合がよすぎる。それより、ひとつ、思い当たるところがある。それは、新しいコースでの距離設定が正しくないのかもしれないことだ。 詳細記事
4月8日〈月〉
引っ越しした先のアパート(日本でいえばマンション)がまだ新しく(築5年)、清潔なため、室内では裸足で暮らしている。そのため、足の裏の感覚を日常とするようになった。そこで突き詰めたいと思い始めているのが、もう、十数年間もそうなのだが、自分の足の裏の感覚に奇妙な違和感があることだ。ことに、靴を履いた時、あたかも何か異物を踏んでいるかのような感覚。時には、靴下にしわがあって、そこが二重になっているような、それ。
そうした違和感を、この裸足生活の中でもっと追跡して、できれば解消してみたいとの考え。
3月22日〈金〉
引っ越しのため、この2週間、運動らしい運動をしてこなかった。引っ越しに伴う力仕事も、運動といえば運動なのだろうが、それによってストレス解放にはならなかった。
今日、2週間振りに、引っ越し先の地で、運動を再開した。
3月9日〈土〉
私の右足の指の付け根に痛みがあるという症状について、もう、長くそれを考えてきた。当初は、サイトのスポーツ医学上の助言で、疲労骨折の恐れがあるということで、ともあれ休養が必要とされた。
その後、すねの筋の凝りによる影響を想定して、丹念に凝りをほぐすマッサージを続け、強い痛みが消えることを発見した。 詳細記事
2月26日〈月〉
どうも、運動の意味することを、見誤っていたようだ。運動ってのは、身体的な運動だけでなく、むしろ、精神的な、あるいは非身体的な運動の面が、一層、重要であるようだ。
というのはこれまで、それは、筋肉の働きによる運動との認識が主だったのだが、いやいや、それどころか、それは、身体だけ、つまり、8キロなら8キロの距離の物的移動だけでなく、精神面のそれだけ、あるいはそれ以上の“移動”も伴っているということなのだ。
言うなれば、脳がそれだけの〈量〉の働きをもしているということで、それは、身体と脳とのシンクロであり対話であり、生体情報の交換なのだ。 詳細記事
発行人
【2月13日】昨日、10か月ぶりの血液検査をしてきた。前回のは昨年5月で、その後8月31日のMRIと11月9日の生検というひと顛末があった末のこの血液検査である。
正直なところを言えば、全摘も辞退して独自路線をゆく中で、その結果がどう出るのか、綱渡りの感触は否めない。 詳細記事
2024年2月8日〈木〉
今日も、10キロをはじった。はじりながら考えたのだが、この運動とは、まさに、身体との対話ということだ。呼吸が苦しいとか、いつもの右足の痛みが今日は軽いとか、左のふくらはぎの筋肉が痛みだしたとか、運動中のそうしたやりとりはいわば休みなしだ。まったく、なんのやりとみもなく運動していしていられることなんてない。
そういうやりとりを繰り返しなが、その背後で、今日は調子がいいとか、もっとペースを上げてみようとかと、もう一人の私が号令をかける。 詳細記事
2024年1月22日〈月〉
運動の効用として、いわゆるストレス解消効果がある。私が昔、論文作成に没頭していたころ、毎日のエクササイズのもたらす「よくやった効果」のことだ。
それと似てはいるのだが、もっと直接的な脳への効果として、私が「リセット効果」と呼ぶものがある。 詳細記事
2024年1月7日〈日〉
自慢話をしようとの積りはないのだが、最近の健康関連の記事を見ていると、なにやら、どちらの専門家も、事実上、私のやってきたことを後追いしているようにも伺える。たとえば「日経Gooday」新年号に、「スーパーシニアにまなぶ;元気とたくましさの秘密」という記事がある。そこで特に強調されているのが、筋肉の役割である。 詳細記事