発行人【12月22日】
自分の前立腺ガンへの取り組みについては、別掲の記事のように、独自に、自身に潜在するいわゆる「自然治癒力」と称されるものに、その可能性を求めてゆくこととした。 詳細記事
今号の目次
独自路線を追求
連載《「男の急所」の料理法》(その11)「氣」の点火をあやつる術
あまりに馬鹿げたアイデアか
生検結果
連載《「男の急所」の料理法》(その10)全身麻酔とは
友よ、安らかに眠り給え
MRIの結果、再度、生検の必要
連載《「男の急所」の料理法》(その9)日本滞在
書き言葉に重点
《非科学的な科学》
77歳となった
「はじり」の日々
「年齢リピート」
「表運動」と「裏運動」
右足先故障の原因判明
ホーリスティック・エクササイズ No.4《創命係数》
ホーリスティック・エクササイズ No.3計り知れぬ価値の源泉
ホーリスティック・エクササイズ No.2秋、到来
PSA値、少々改善
連載《「男の急所」の料理法》(その8)ホーリスティック・エクササイズ
運動のもたらす動的‘好’循環
No. 1 そのはじめに「運動が時間を生み出す」のはなぜか
メンテという仕事(その8)《運動は時間を作り出す》
メンテという仕事(その7)運動のもたらす前立腺肥大者の排尿効果
メンテという仕事(その6)「命つくり」の運動
メンテという仕事(その5)はじりの日々
メンテという仕事(その4)「蹴上がり」走法の発見
メンテという仕事(その3)言えてる「人生二周目」
メンテという仕事(その2)新サブタイトル「ポンコツ車運転」開始
メンテという仕事(その1)愁傷かつ妥当な覚悟
改めて「ポンコツ車運転」に乗り出し
お灸痕にかゆみ
連載《「男の急所」の料理法》(その8)「南無不可思議光」的なもの
「異次元の健康」
2023年12月10日〈日〉
きわめて蒸し暑い中、8キロはじり。往路が34分20秒、合計タイムは1時間7分38秒。帰路で1分縮めたことになる。
ゴール後、クールダウンをしていて気づいたことだが、運動後の爽快感には、大汗をかき、血流をフルにし、激しい呼吸を続けてきた、解毒効果によることも関係しているのではないか。つまり運動による体内環境の浄化である。
ひと仕事を終え、満足感が得られるのも、単なる心理的効果ばかりでなく、身体の内部から湧き上がってくる浄化によるいい感じが、それを起こしている。 詳細記事
2023年11月24日〈金〉
昨日は、生検結果もあって、気分転換もかね、走り瞑想をつきつめようと、ひさびさの10キロに挑戦。
足のどこかにトラブルが出るかと案じはしたが、結果、無事完走。タイムは1時間24分ちょうど。キロに直せば8分24秒。8キロでは1時間7分12秒。充分遅い。
ともあれ、その10キロはじりのおかげで、昨夜はよく眠れ、今朝、目覚めにさっそく湧いてきたアイデアがこれだ。 詳細記事
Aさん【11月8日】
生検を受けられるようですが、私は2022年3月に「経会陰的前立腺生検」を1泊入院で受けました。その結果、12本のサンプルを採取した中の1本のGleason scoreが3+4=7で(他の11本は陰性)、ステージBの早期ガンと診断され、その後の放射線RI検査で骨などへの転移は見られないことから、ホルモン投薬などを経て2022年10月に12回に分けて重粒子線照射を受けました。あれから約1年が過ぎて現在は経過観察中で、3か月に1回程度通院していますが、特別な治療は行っていません。PSA値は変動もありますが2.0を下回る結果となっています。 詳細記事
2023年11月9日〈木〉
生検(Trans-perinial Biopsy)を受ける。Hurstville Private Hospital で、朝7時受付を済まし、昼頃、終了、帰宅。シアターに入り、手の甲に針を付けられ、口には酸素呼吸器が付けられて全身麻酔が始められたらしいまでは記憶があるが、その次の自分は、病室でベッド上にいた。その間、何も覚えておらず、ただ一瞬の意識の途絶えがあった位の感覚なのに、時計を見ると1時間ほど経ってるようだった。患部に軽い痛みがあることで、処置されたことに気付く位のあっけなさだった。 詳細記事
2023年10月7日〈土〉
日本滞在3日目
2023年10月21日〈土〉
日本滞在17日目
詳細は別記事に
2023年9月22日〈金〉
またしても、足のトラブルが再燃してきた。いつもの右足先、指のあたりの痛みである。以前は、指の根本の肉母丘あたりに走る痛みで、すね筋の凝りをもみほぐした結果、それはなくなっていた。だが、いまのは、すね筋の凝りは特に生じていないのに、走っていて、時には中指の第二関節あたりにツーンとくる。そんな時は、足先の蹴りを減らしたり、親指側に重心を移したりしている。
そんなこともあって、泳ぎの数を増やしたりもしている。昨日も、泳ぎが続いたため、痛みは軽減していたが、はじり始めるとぶり返し、終わった後には、もとに戻った感じだった。 詳細記事
2023年9月8日〈金〉
早くも、77歳と19日。
何やら、この喜寿の間に、新たに違ったことが起こりそうな予感がするのだが、いまのところ、それが何かは、立ち上がってきていない。
今朝、ふと頭をかすめたアイデアが、健康とは結局、自分の気付き、つまり自覚次第の産物であるということ。薬を飲もうが、手術を受けようが、自覚を伴っていなければ、いつかは元の木阿弥へと舞い戻る。逆に、臆病になってはいけないが、正確な自覚さえ伴っていれば、早めの手は打てるし、医療過誤で攪拌されないですむ。《健康は自覚の産物》。
2023年8月22日〈火〉
77歳二日目。
今日は暖かい北風がふき、もう春のような陽気。花々が咲き始め、運動していると、どこからか花の香が漂ってくる。今日の香は、ジャスミンだろう。ただし、本業のはじりは調子よくない。1時間7分31秒。 詳細記事
2023年7月24日〈月〉
隣の区のプールへ行ってきた。まずは、車で行って、様子見かたがた、とりあえずメンバーとなり、使用10回分を払ってきた。年金者割引で14ドル、一回1.4ドル(約130円)とはお安い。これまでのプール比べ、新設後一年くらいなのだが、現代風過ぎて盛沢山すぎ。
まずは試し泳ぎで700メートル、タイムは18分57秒。慣れていないせいか、片道が50メートル以上に感じる。それに、ケミカル投入量が多いのか、水がややしょっぱい。帰宅して再度のシャワーの際でも、塩素の残存臭が鼻につく。
次は自転車で行くか。
2023年7月7日〈金〉
前線が過ぎて天気が回復、南西寄りの冷たい風――日本で言えば「木枯らし」というところだが、そこまで冷え込む風ではない――は吹いているが、ほぼ快晴。
午後に予定があって、運動を午前中に繰り上げる。
いつものことだが、午前中の運動は、気分は乗っても体のモードがまだそうなっていない。そういうしんどい運動なのだが、時間帯が午前といつもとは違うので、なじみのコースでも、行き交う人たちが違って面白い。 詳細記事
2023年6月26日〈月〉
今日、ふと思いついたことだが、アンチエイジングという、なにやらエイジングを否定するような発想ではなく、エイジング自体に逆らわず、むしろ活用する考えはどうだろう。
すなわち、同じ年齢に関しても、暦上の数――これを「Ac」とする――とは別に、例えば、他者がその人を見て何歳と感じるかの数――これを「At」とする――というのもあるだろう。つまり後者(若く見える場合)は、その人の日頃の健康的な生き方が体現されたものだ。 詳細記事
【理論編】
私がどうして、単なる「運動」を「ホーリスティック・エクササイズ」と大仰に呼ぶ理由は、それが自分の健康状態をその根底から左右し、それがさらに、自分の人生の質すらを決定するからです。単なる、趣味や好き嫌い程度の問題ではありません。
ただ、それほどに肝要なことが、若いころなら、それこそ身体に無理がきく余裕があったため、取返しのつかない問題となる前に、なんとか恰好がつけられるのが通常です。 詳細記事
【2023年6月2日】
血液検査の結果が出た。PSA値が7.46で、7か月前の 7.99より0.53改善。数値自体はやや高めが続いているが、大きな変動もなく安定しているので、観察を継続する。
これまで、『私共和国』の部で、自分の実行している運動(エクササイズ)について、日記風に記録してきました。そうした健康志向の長年の取り組みが、成果を見せてくるどころか、もはや貴重な財産として、他に代えられない人生上の価値を発揮してくれるまでになってきている感があります。
そこで今回より――8月20日の喜寿の誕生日記念へも向けて――「ホーリスティック・エクササイズ」とタイトル付けた新たな欄を設けることとしました。 詳細記事
第104日(2023年5月7日〈日〉) 運動は仕事」という認識についてだが、『運動脳』や「動的平衡」論によると、今なお、人体の状態は、進化過程上の、狩猟生活に適応した時から変わっていないという。ヒトの祖先が発生したのはおよそ700万年前で、それ以降ずっとヒトは飢餓にさらされた生活を送ってきて、食料危機から解放され、むしろ飽食さえするようになったのは最近のほんの数十年のことだという。そういう人体条件では、運動とは、生存を維持してゆくための基本能力であって、それの出来ない個体は飢えて死ぬ運命にあった、それが今の我々の体だという。
第93日(2023年4月24日〈月〉)
第77日(2023年4月8日〈土〉)
第60日(2023年3月22日〈水〉)
第33日(2023年2月23日〈木〉)
第17日(2023年2月7日〈火〉)
両足をかばって、散歩と戸外ストレッチで済ます。
第20日(2023年2月10日〈金〉)
これは自画自賛だが、当サイトの副題「人生二周目」とはなかなか言えている。一周目と二周目ではモードがガラッと変わる。要するに、二周目になれば、自分の行動の決定理由が、他人責任=他人任せから自分責任=自分任せに変わるのだ。 詳細記事
ポンコツ車運転 第1日(2023年1月22日〈日〉)
本日1月22日を起点に、しかも本〈私共和国〉も300号を数えるとの切りの良さもあって、新小見出し「ポンコツ車運転」――略して「ポン転」――を開始し、これまでのサブタイトル「《時空トラベル》時代=旅立ち編=」は終わりとします。
本日1月22日をもって、当「私共和国」の小見出し「TST:《時空トラベル》時代=旅立ち編=」を改めて「ポンコツ車運転」とし(その記録は2月7日号より掲載)、さらに、名称の変更だけでなく、それをこの「私共和国」の新プロジェクトとして進めて行きます。
というのは、いま私は76歳も後半に入ろうとしており、あれやこれやと騙しだましに使ってきている自分の身体について、なにやら「使い古した愛車」にも似た日々の使用感を味わい始めています。そこで、それをこうした新たな工夫をもって取り組み直すことで、今後さらに末永く愛用してゆこうとの、愁傷かつ妥当な覚悟をしているところです。
発行人(2023年1月8日)
Mさん、新年おめでとうございます。
もう、北米の寒波は落ち着いたのでしょうか。
(略)
お灸は、〔海外旅行の〕旅先でのホテル滞在中は、煙感知器を反応させると面倒なので、中断がちでした。ですが、オーストラリアに戻って、再会しています。ただ、最近、施灸箇所の傷跡にかゆみがあって、何か化膿したような感じがあります。かさぶたが取れた時にばい菌でも入ったのでしょう。続けていますが。 詳細記事
TST Day 286(2023年1月7日〈土〉)
夏らしさが戻ったシドニーの午後、その暑さに凌辱されまいと、それこそフラフラになるまでに「はじ」った後、芝生の上に胡坐して味わうあの爽快かつ無我な思いは、これまでは健康の証かと解釈してきた。
それが『納棺人日記』を読み直す中で、あの夕日の風景が妙に輝きに満ちて見えるのは、その著者の言う「南無不可思議光」的なものなのかも知れないとふと思えた。
だとすると、これは「健康」どころか「死」にまつわる現象ということになる。 詳細記事