医学的立証が揃い始めた

二周目人生開発の黎明

老人学ー序論(その1)

自慢話めくが、私の健康志向とその心身両面への効果に関し、その老化予防は確かだという医学的実証が揃い始めてきている。たとえば、日本経済新聞の関連サイトに健康問題を扱う「Gooday」がある。その最新特集が『「脳」の力を取り戻す:「脳は加齢で衰える」は誤解 何歳でも「脳力」は成長する』である。これまでの私の話は体験談だが、この特集は、そうした体験談が真実であることを医学上のエビデンスに基づいて述べている。

『日経グッドデイ』電子版、2020年11月13日号より

そこでだが、この医学的実証に関して、BDNF(脳由来神経栄養因子)という聞き慣れない用語が使われている。以下、ウィキペディアの説明を抜粋してみる。

脳由来神経栄養因子(のうゆらいしんけいえいよういんし、BDNF; Brain derived neurotrophic factor)は、標的細胞表面上にある特異的受容体TrkBに結合し、神経細胞の生存・成長・シナプスの機能亢進などの神経細胞の成長を調節する脳細胞の増加には不可欠な神経系の液性蛋白質である。

BDNFは、中枢神経系や末梢神経系の一部のニューロン(神経単位)に作用し、今あるニューロンが維持されるようにサポートし、ニューロンの成長を促し、新しいニューロンやシナプスに分化することを促す。脳の中では、BDNFは、海馬、大脳皮質、大脳基底核で活性化されている。それらの部位は、学習、記憶、高度な思考に必須の領域である。BDNFは、網膜、運動ニューロン、腎臓、唾液腺、前立腺にも作用する。

ある種の身体的運動は、ヒトの脳において、BDNFの合成を3倍程度にまで増加させる。この現象は、運動による神経発生や、運動による認知機能改善の仕組みの一つである。

我田引水ながら、なんとも頼もしい進展だ。なかでも、この「前立腺にも作用する」との説明は、私の前立腺ガンの6年間以上の沈静の一原因も、これに関連していると読める。

 

一方、私のこのサイトの副題は「人生二周目、ポスト還暦」で、その二周目の積極開発をテーマとしてきた。いうなれば、社会にようやくこの「老後開発」のアイデアが芽生えてきた感がある。

だが、私のモチーフは、「二周目人生」の開発で、それを「老後」なぞとはまだ認識していない。つまり、身体の衰えはあるとしても、その体験内容、すなわちその“生命”情報はまだまだ増加中の期間における、意味と活用という情報である。

時はDX(デジタル・トランスフォーメーション)の時代である。この情報増加とは、まさしく、このDX時代のことであり、それこそ、それを何らかの目的に焦点を絞ってプラットフォーム化するならば、新たな商機にもなりえる。

ところで、新設の「フィラース Philearth」サイトでは、そのプラットフォーム化の前段階ともいうべき「理論・人間生命学」を扱っている。

つまり、この人生情報を用いたプラットフォームの構築という方向性は着想となりえる。

もし、「ワープ」という捉え方がそのひとつの切り口となるなら、「辞職」や「失業」も「ワープ」だったのだろう。

「ワープ」を意図的な手法とした人間の創り方。

 

付け加えて、これはまだ、私独自の考えの段階だが、先に、「創造的破壊としての運動」ということを書いた。つまり、運動の最中、「脳が白紙状態」になって、既成の雑念が消え去る状態が起こり、それが、真新しい発想の起点となるということを述べた。

この言わば「運動の創造的破壊効果」なのだが、それは、運動後の質のよい睡眠とも合わさって、確かに、創造への糸口となる。そしてさらに、こうした「創造的破壊」を重ねてきて、ある種の人生上の新時代を形成してきているいる感覚がある。このプロセスを自論の「新誕生」へのエビデンスにしたらどうか、という発想にも通じる。

五木寛之の『林住期』によれば、林に住んで自由に生きる「林住期」は50から74歳で、その後の「遊行期」は75から90歳で、この世の一切の執着を捨てて巡礼に出るとのこと。

この古代インド由来の人生4時期の後半2時期について、私の年齢上では、「林住」から「遊行」の過渡期と言うことになるが、私の「巡礼」とは、どうやら、地理的なものより、理論・情報的なものとなりそうで、それこそ、「理論人間生命学」なのである。

そこでだが、別記事で「リセットライフ」という用語を使い始めているのだが、その「リセット」とは、以上のような「創造的破壊」を意味してのことである。

今回より、「老人学」とのサブタイトルを設け、新たなシリーズとします。

これまで、日誌風に書いてきた記録が、どうやら何らかの科学的データやエピソードとして使えそうで、学として、まとめることとしました。

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