自転車通勤と前立腺ガン

修行風景 中堅編(その8)

前立腺ガンを患って(私の健康エコロジー実践法 =実遭遇編= 参照)いろいろ調べているうちに、自転車乗りが股の鼠蹊部を圧迫することから、このガンにはよくないエクササイズだという見解に幾度か出くわしました。 詳細記事

「ある労使共同のこころみ」の成功

修行風景 中堅編(その7)

前回に書いた「労使共同のこころみ」が、申請手続きに手間取らされたもののそれは政府に受理されて、このこころみはなんとか達成することができました。

かくして、この先二年間、この政府補助金により、私の労働条件は少々向上し、雇い主の側もやや人件費を軽減するという、一石二鳥の成果が現実のものとなりました。 詳細記事

ある「労使共同」のこころみ

修行風景 中堅編(その6)

この修行中堅編が、それを修行と呼ぶにしても、もはや、競って腕を磨くという立場ではなくなっており、あくまでもリリーフ役に徹するものであるとの狙いは、これまでにも書いた通りです。

それに加え、こちらがいかに頑張ってみたところで、やはり、周囲の若い人たちから見れば、老人然としたところがあるのは明らからしく、いたわられるという程ではないにしても、それなりの配慮は頂戴するところとなっています。 詳細記事

ある歴史的断末魔

熱力業風景(その14)

 

ほぼ一年ぶりの当風景ですが、いまオーストラリアで、ひとつの歴史の終焉を見る思いの出来事が展開されています。それは、ある意味で、先進国のいずれの国にでも見られるものとも言え、労働者が団結力をもって達成してきたその究極の頂点であるはずの世界が、金、癒着、悪徳にまみれた堕落界に陥ろうとしているシーンです。 詳細記事

「多文化」チーム

修行風景 中堅編(その5)

オーストラリアの国是のひとつが「マルチ・カルチュラル」、すなわち「多文化」であることは、もはや世界に広く知れわたっていることです。

一方、料理の世界での「マルチ・カルチュラル」は、「フュージョン」(融合)という言葉で知られ、たとえば、日本料理とフランス料理の「フュージョン」といった具合となります。

いま、私の働くレストランも、そういう意味では、一種の「フュージョン」スタイルです。ただ、日本料理とどこの料理かというと、その組合せはやや多彩で、しいて言えば、日・欧州料理(それにややアジア料理)といったところでしょうか。店長が日本の大手ホテルで修行し、また、オーストラリアでも、オージーがオーナーのレストランで経験を積んできた、そうした経歴が反映しているようです。 詳細記事

リリーフ役に徹して

修行風景 中堅編(その4)

やむを得ないのですが、週末三日の、しかもディナー時のみの出勤では、まかされる仕事も部分的とならざるをえず、それでいて、全体の流れをスムーズ以上に持ってゆく、そういう文字通りのリリーフ役、それが今度の役割です。 詳細記事

超番外なシーン

修行風景 中堅編(その3)

ひょんなことから、ハリウッド映画のエキストラをすることになり、すでに、2回の撮影を終えました。

その映画は、アンジェリーナ・ジョリーが監督する「アンブロークン」。日本軍捕虜となった米軍兵――ベルリンオリンピックのメダリスト――の話で、来年末に封切られる予定の映画です。 詳細記事

老兵の、あの手この手 

 修行風景《中堅編》(その2)

2006年3月に「ボケ防止一次プロジェクト」として始めた寿司シェフ修行時とは違って、今回のシェフ業再開にあっては、やはり、基本的な姿勢に違いが生まれています。

「ボケ防止」という狙いは大いに功を奏していると確信できますが、仕事にまつわる実情を知るにつけ、腕をみがくという面では、ある種の自重のようなものを、おのずから考えさせられ始めています。 詳細記事

一年九ヶ月ぶりの再開

修行風景《中堅編》(その1)

11月より、一年九ヶ月ほど遠ざかっていたシェフ修行を再開しました。

前の「修行風景」は、文字通りの新米風景でしたが、今回は5年の経験ありということで、「中堅編」としました。

今度のレストランは、シドニーの中心を越えた反対側のイーストシドニーにあって、湾に面した洒落た住宅街の一角にある店です。店からは、海辺沿いの道路の向こう側にヨットハーバーも見渡せて、ちょっとしたリゾート地の雰囲気も漂っています。 詳細記事