先に日本で滞在した際、地元通に案内されて、三重県多気町にある異色な“食事処”に行った。まずひとことで言って、「新しい業態の和食レストラン」で、私的見解ながら、強い将来性を感じるものでした。

その和食レストランは「まめや」と言って、地元の農業法人が営んでいる。その説明をパンフレットから引用すると、こうである。 詳細記事

QL-Day 197(2019年7月9日〈火〉)

政府が認知症と深刻に取り組まなければならないのは必至だが、我が「健康エコロジー論」から言えば、認知症とは、「生き方上の自閉症」とも言える。確かに年齢と関係しているように見えるが、それは、高齢になるほど生活上のフレキシビリティがなくなり、家族をも含んで、周囲の社会とつながり合う回路が断たれてしまったがゆえだ。いわゆる「認知能力」の衰弱は、その断絶の知能面への現れだ。むろん、身体上、行動上、習慣上などの他の現れも伴う。

また、逆に言えば、それは、現役時代の過剰適応による凝り固まった生き方形成による引退後の環境に適応できなくなったが故にだ。

現役時代に「人間ドック」で診断するように、「人生ドック」を行って、生き方のフレキシビリティの診断をはかることが必要だろう。 詳細記事