NZ南島、バンクス半島トレッキング

 自己健康エコロジー=切迫編=その9

Day 1,399 & 119(1月22日〈月〉

朝8時45分発のエミレーツ航空EK0412便でクライストチャーチへ。3時間の飛行で現地時間午後1時50分着。公共バスで市内へ。

街は、2011年2月22日の大地震からの復興はまだ半ばという感じで、真新しいビルと、ひびの入った無人のビルや更地にされた未復興の土地区画が入り混じっていて、生々しく痛々しい。

文字通りの象徴であるクライストチャーチ大聖堂は、その尖塔部分が崩れ落ち、まだ本格的復興は着手されておらず、鉄骨によって支えられ、かろうじての姿を保っている。立ち入り禁止の周辺は草が生い茂り、以前に訪れた際の記憶にある、おごそかな広場の雰囲気は全くない。

Day 1,400 & 120(1月23日〈火〉

朝、シャトルバスでおよそ2時間、バンクス半島の主要町アカロアをへてオノクへ。バスを下車して山道を20分ほど歩き、今日宿泊するコテッジへ。

このコテッジは、アカロア湾を見下ろす小高い山ろくにあり、そのベランダからの風景は以下の通り。

下の地図が示すように、バンクス半島は、約9百万年前に活動していた火山島がやがて地続きになったもので、現在のアカロア湾は当時のカルデラ火口。それが侵食により海とつながり、現在のような湾となっている。

これから三日間のトレッキングは、その外輪山の一部を、初日は、内側から登って外側におり、二日目は、海岸沿いにその外輪山のふもとをたどり、三日目は、再びその外輪山を登り直して、内側のアカロアの町に戻ってくるというもの。

 

 

 

 

 

 

 

図の右下四角部を拡大したものが下の地図。赤の点線が今回のトレッキング・コース。下から上へと、反時計回りのコースです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Day 1,401 & 121(1月24日〈水〉

今日は、外輪山越えの11キロメートルの行程。暑い日差しの中を歩くのを避けて、朝5時に起床、6時45分に出発、まだ日陰の外輪山西側を快調に登る。

今日の最高地点、トリッグ・ポイントからは、西方230kmのかなたにニュージーランド最高峰のクック山が見えるはずだったが、大気の透明度がやや悪く、残念ながらその姿は望めず。

早出のお陰で、昼前には、今日の宿泊地、フリア湾に到着。

今日の宿は、元農家を開放したもので、家庭的雰囲気がある。

この湾には野生のペンギンが生息しており、夕方、日が落ちると、そのツアーが催されます。

 

Day 1,402 & 122(1月25日〈木〉

今日のコースは、比較的イージーな海岸線沿いの8kmの行程。ただし、海に流れ込む小さな谷をいくつも横切るため、起伏に富んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【上の二枚の写真は立体写真となっており、左右を重ね合わせるテクニックで立体画像がえられます。】

 

今日の目的地、ストーニー湾。らくちんコースと途中でのんびりしすぎ、ようやく到着、赤い花が迎えてくれました。ユーカリの一種のようですが、名は何と言うのでしょう。

到着したコテッジは、小ぢんまりした小屋がいくつもあって、まるでお伽話の世界に迷い込んだよう。その一つには「お店」という看板がかかっており、ドアを開くと、中はなんと小さなスーパー。ハムや卵やビールもそろっていて、ついつい、それらを買ってしまう。お代は信頼払いで、所定の箱に入れて済まします。

 

 

Day 1,403 & 123(1月26日〈金〉

今日のコースは、場所は異なるものの、越えてきた外輪山を登りなおして再び、その内側へと下山する12kmのコース。暑さが予想されたものの、幸い、雲が空をおおい、昼前には時々小雨が降るやや涼しい天候。

再び登りつめた山稜はガスの中。雨はほんのわずかにぬれる程度で、暑さしのぎには丁度よかった。

 

ガスの切れ目から見え始めた下界。左手手前岸あたりがこれから下るアカロアの町。

19世紀、ヨーロッパからの入植者が到着するまでは、半島全体が深い森林でおおわれていたという。つまり、この三日間で歩いた広大な草原は、そうして出来た跡地。当時、森林伐採と材木の生産は、もっとも手っ取り早いビジネスだった。そのあとのはげ山は牧場になり、NZを支えてきた羊産業が展開された。

 

下界に降りてくると、湾内には大型のクルーズ船が停泊しており、小じんまりとした街並みは目立った身なりの船客たちで混雑していた。

町外れのバッパ宿に、世界の若者たちに混じって泊る。

 

Day 1,404 & 124(1月27日〈土〉

午後、町をたってクライストチャーチへ。

 

Day 1,405 & 125(1月28日〈日〉

半日、カンタベリー博物館を中心に市内見物。同博物館の盛りだくさんの展示物には、圧倒的過ぎてやむなく「食べ残し」。

午後6時45分発のEK0413便でシドニーへ。

なお、エミレーツ航空の両便は、ともにエアバスA380の巨体だった。ドバイ・シドニー便を延長したこのフライトは、すいているし、LCC並みの値段でフルサービスが提供される。

 

Day 1,406 & 126(1月29日〈月〉

汗だくのたくさんの衣類の洗濯。

運動のくせを忘れぬよう、午後は汗を流して散歩すること1時間半。

 

Day 1,407& 127(1月30日〈火〉

水泳。休み休みで、かろうじて700メートルを泳ぐ。

 

Day 1,408& 128(1月31日〈水〉

トレッキングのおかげか、8キロのはじりが、比較的イージーに終わった。タイムは標準時間を3分ほど上回った1時間7分7秒。まずまずとしておこう。

 

Day 1,409& 129(2月1日〈木〉

ミーティング、店の仕事と、日常生活が再開。

上の日数が示すように、前立腺癌やクモ膜下出血の発症からも、数字的に切りが良い区切り。

 

 


 

           この1ヶ月間のエクササイズ・ログ

 

1月07日(日) 電車通勤

1月08日() 友人宅へ

1月09日() なし

1月10日() はじり   4km  30分27秒  80.2kg   

1月11日(木) 自・電車通勤 自転車走行     8km

1月12日(金) 自・電車通勤 自転車走行     8km

1月13日(土) 自・電車通勤 自転車走行     8km

1月14日(日) なし

1月15日() はじり         6km           51分04秒 80.0kg

1月16日() 水泳 400m     11分07秒

1月17日()  はじり         6km           50分55秒 80.2kg       

1日18日( 自・電車通勤 自転車走行     8km

1月19日(金) 自・電車通勤 自転車走行     8km

1月20日(土) 自・電車通勤 自転車走行     8km

1月21日() なし

1月22日() 8:45am発EK0412便でクライストチャーチへ。    

1月23日() アカロア

1月24日() Trecking Day One

1月25日() Trecking Day Two

1月26日(金) Trecking Day Three

1月27日(土) クライストチャーチ

1月28日(日) 6:45pm発EK0413便でシドニーへ

1月29日() 歩き   1時間半

1月30日() 水泳  700m  約18分    79.6kg

1月31日(水) ミーティング

          はじり  8km      1時間07分07秒  79.6kg

2月01日(木) ミーティング・電車通勤 

2月02日(金) 自・電車通勤 自転車走行     8km

2月03日(土) 自・電車通勤 自転車走行     8km

2月04日(日) 歩き  2時間

2月05日() ミーティング、自転車 6㎞

2月06日() 水泳  1,000m 26分57秒    79.8kg

 

 

 

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