「ボケ」は予防可能に

そこそこ健康=積極活用編=その13

Day 187(2018年8月8日〈水〉)

日本の友人から『アルツハイマー病 真実と終焉』(デール・ブレデセン博士著)を紹介されました。この本は、製薬企業が血道をあげて追究してきたアミロイド・ベータ説をしりぞけ、言わば習慣病としてのアルツハイマー病理を実証した。そういう意味では、医療界の異端――僕は正統と見ます――の偉大な成果です。

7年前、オーストラリアのマイケル・バレンズエラ博士の著した認知症の本を訳読し、『ボケずに生きる』との題名で本サイトに掲載しました。同博士も、アミロイド・ベータ説に懐疑的で、生活習慣の見直しに力点を置いた治療法を説いていました。

ようやく、アルツハイマー病や認知症が、広い意味の社会環境病という認識が広まってきたようです。僕としても、自分の健康の問題と切実に関連付けて、こうした説におおいに賛成できるし、待ったなしの問題として、そういう方向で努力もしてきています。

ブレデセン博士は、アルツハイマー病の原因は炎症、栄養不足、毒素で、その予防には、食事、運動、睡眠が重要と言う。

さっそく、同書の英語版を手に入れました。しかし、さっと読むには邦訳版が都合がいい。そこで日本のアマゾンに注文しようとしたら、オーストラリアに配送できないという。以前はできたのだが、オーストラリア政府から納税問題を指摘され、最近アマゾン・オーストラリアが設立された。そして、アマゾン商品をオーストラリアで買う場合、これを通さないと買えなくなった。ところが、その商品ストックを検索してみると、同邦訳版は扱っていない。今時、なんと不便なことをするのか。社内で商品を融通することはできないのか。

 

Day 191(2018年8月12日〈日〉)

10キロのはじり。ただし、はじりは7キロで、3キロは歩きだったのですが、所要タイムは1時間21分50秒とさほど悪くない。しかも7キロ地点では55分丁度と、標準ペースを1分下回っている。

はじり後の体重は77.8キロと、入院以来初めての77キロ台。どうやら、一日二食(ただし良質の二食)が効いてきたようだ。上記の本は、夕食から朝食まで、一日12時間の絶食が必要という。

 

Day 193(2018年8月14日〈火〉)

今日も10キロのはじり。おとといは、膝に痛みが来て、7キロ以降は歩いた。今日は、それもなく、10キロを完走できた。タイムは1時間21分41秒と、おとといとさほと違わない。どうも、ペースを上げ過ぎたのが、膝の痛みの原因のようだ。

 

Day 191(2018年8月19日〈日〉)

誕生日を明日に控えた今日、やはり今月22日が誕生日の友人に、日本からの留学生を加えた3人で、ボンダイからクージ―までの海岸沿いのバースデー歩き。天気は快晴なのだが、南からの冷たい風が強く、寒い。クージ―のパブで、祝いの乾杯。

 

Day 200(2018年8月21日〈火〉)

「そこそこ健康=積極活用編=」が始まって200日。

ほぼ二カ月ぶりの1500メートル泳ぎ。タイムは41分58秒と、おそらく最低記録。そのためか、泳ぎは苦しくなく、意外と楽に泳げた。

このところ気になるのが、左腰の足の付け根関節付近の痛み。先週あたりから感じ始めたのだが、筋肉痛かと思ってきた。だが、今日などは、踏みしめた時に、強くではないが伴う。泳ぎの際はないので、重力に関係しているのは確か。

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