枯渇化する健康資源

  越境体験=入り口編=その1

Day 2(2018年8月22日〈水〉)

今日は、本来ならはじりの日なのだが、左足股関節の痛みのため、再び水泳に切り替えた。1500メートルを40分13秒と、昨日より1分45秒も速かった。これはこれでいいのだが、足の痛みが問題である。質より量作戦も枯渇問題に遮られ始めているようだ。使いすぎからくる変形性関節痛と考えられ、その証拠に、体重の負担のかからぬ水泳中には痛みはない。どうやら、量での解決も見直しが必要なようだ。

この症状は、高齢化による関節の硬化が原因で、オーストラリアでも、ヒップ・ジョイント症とよばれ、最悪の場合は人工関節との交換手術が行われる。

さてそこで、5週間先に迫ったヒマラヤ行きであるが、むろん、医師に意見を仰げば、安全策を薦められるだろう。だが、僕にとって、この計画はひとつの画期――身体的、精神的そして哲学的にも――との位置付けのもので、それ相応の困難の克服は覚悟のものだ。

それで、この新たに出現した伏兵とどう戦うかなのだが、そもそもこの症状は、高齢化に伴う関節の変形とか硬化が原因。それも個人差もあるし、何らかの足の使い方の不適切も影響しているようだ。

そこで、栄養面も含め、その原因要素をすべて洗い出し、その除去や対策を行うことで、痛みの緩和や解消、さらには、関節の老化を遅らせることは可能だろう。すくなくとも、このヒマラヤ行きを全うするまでは。

どうやら、僕の7回目の暦は、さすがにそうはスムーズには進ませてはくれないようだ。この7回目が終わる時とは84歳。

82歳で亡くなったバエさんが言っていた。「80の坂を越えるのはどれほど大変か」。

その坂のとっかかりに差し掛かっているのだろう。

 

Day 6(2018年8月26日〈日〉)

実は、今日、それに気付いたのだが、昨年の「臨死体験」といい、上記の老齢化に伴う関節痛といい、いよいよ、例の通過点に向かってあまたと出現してくるだろう、その前兆現象がこのように現れ始めているということなのだろう。

そこで、この健康観察の記録も、その題名を改め、「健康問題」などといったのんきなテーマから卒業し、その通過点を通過してゆく《越境体験》と視点をあらためることにした。そして、8月20日の誕生日つまり、暦の7周目入りをその起点として、今日をDay 6と位置付けることにした。ただ、この体験はまだ始まったばかりなので、当面は、「入り口編」として、この変遷体験を――望むべくは冷静に――観察しはじめることにした。

考えてみれば、この越境体験との視点を、いわゆる宗教的なアプローチでなく、現実現象として科学的なそれとすることは、なかなか重要なことと思われる。

たとえば「臨死体験」を取り上げれば、それはまれにこの世にもどれたから「臨死」であったのだが、そのまま進んでいたら、ご臨終として、行ったきりの話となるものだった。

この寄寓な体験に注目しつつ、かつ、老齢化と一言にされて軽視されがちなこの越境体験をリアルな現象としてつぶさに観察してゆくことは、けっこう斬新なことであると思われる。

ちなみに、先に取り上げた『奇跡の脳』の記述にしても、今回偶然にそれを訳読している「離身体験」に述べられているさまざまな越境体験の事例も、そうした観察眼による産物だ。

さらには、これは僕の創作に関わる話だが、量子理論のこれまでの科学の常識を破る次元の現象についても、どうやらこの越境体験》ともパラレルな話ではないかとも構想される。

ともあれ、「老齢化」などと十把ひとからげに棺桶同様な概念に迷い込まされることなく、その境界を通過するというまたとない新鮮な体験を、ぼやぼやとはやり過ごしたくはないものだ。

 

Day 14(2018年9月3日〈月〉)

量子理論と、僕のいう「霊性学」との結合をねらって、今日、ディーン・ラディン著の『Real Magic』と『Entangled Minds: Extrasensory Experiences in a Quantum Reality』を発注。前者は邦訳があるようだがすでに絶版で古本でも5,000円近くする。この後者の「エンタングルド・マインド」とのタイトルは、僕の「エンタングルメントな生き方」とのタイトルのブログと同じ発想のようだ。偶然の一致では片づけられない、共通の視点だろう。

 

Day 15(2018年9月4日〈火〉)

股関節痛を配慮して、水泳が続く。1100メートル、29分37秒。

どうやら、僕の身体的資源もだんだん枯渇してきているようで、残り少ない残量を、いずれも適正配分して効果的に目的達成をなさねばならない。

上に書いたように、3週間後に迫ったヒマラヤ行きを前に、股関節痛の可能な限りの改善は待ったなしだ。もしそれに失敗すれば、悲惨な結果が待っていることになろう。

集めた情報によれば、腰痛、ひざ痛、股関節痛の三痛は、互いに絡み合った骨格の歪み、筋肉の弱化、関節の硬化を原因としているようだ。

だとするなら、対策がうまくかみ合えば、三痛のいっぺんの除去も不可能ではないだろう。

 

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