おぼつかない指先

  修行風景 中堅編(その15)

このごろ、次第にいかんともし難くなってきているのが、指先の細かい作業です。

まだ、手先が震えるというほどまでにはなっていませんが、店の仕事をしていて、困ってしまいます。

メニューのなかで、「あぶりサーモンロール」という巻寿司があります。裏まきの河童巻きを芯に、薄切りにしたトロ身サーモンをかぶせてくるみ、わさびマヨネーズでトッピングしてあぶり、八つ切りにして盛り付け、最後にイクラの粒を飾ってサーブします。

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本来なら、各ロールには同数のイクラがのるはずなのですが、御覧のように、一定していません。

この最後のイクラを飾る時に、この困難がおこるのです。

八つ切りの各ロール毎に二粒ほどのイクラをのせるのですが、以前ならさほどの難しさは感じませんでした。それがこのごろ、うまくのせにくくなってきているのです。

これは、努力や工夫でなんとかなる問題でなく、文字通り、どうしようもありません。白髪や老眼のように。

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