「ポンコツにされる前に、先をゆけ」

越境体験=自覚的取り組み編=その10

QL-Day 135(2019年5月8日〈水〉)

秋晴れの日、プルーマウンテンで山歩き。予想以上に快調に歩けた。ただ、体が冷えると、膝が傷む。それでも、約200メートルほどの落差の崖のはしご伝いの急登も、息切れすることなく、一気に登れた。

 

QL-Day 136(2019年5月9日〈木〉)

日経の発行する専門分野雑誌のひとつに「Gooday」とのタイトルの健康志向マガジンがある。その最新号に、「早歩きよりジョギングを」との記事がある。日経のことだから、もう70越えの古リタイアリーたちは視野にはないようだが、それでも、60代のシニア現役世代までに向け、筋肉への負荷を与えるそうした運動を薦めている。よく読むと、僕が日常的にやっている運動そのものである。たとえば、「キロ8分ほどの速度のジョギング」とある。まさに僕のいう「“はじり”の標準速度」だ。自慢話はしたくないが、時代が後を追ってきている。「ポンコツにされる前に、先をゆけ」だ。

 

QL-Day 139(2019年5月12日〈日〉)

この年齢になって「体つくり」というのも突飛な話に聞こえそうだが、上にも書いたように、このごろ、ある種の“復活”感がある。というのは、一年ほど前には、はじりをするにも、低下傾向は前提の上で取り組んでいた。健康目的だから、マキシマムでも現状維持でいい、という姿勢があった。それがある時より、今一度タイムを縮めてみようか、との気分が起こってきて、なかなか容易ではないが、その「時短」の兆候は表れている。そしてそれに伴って、たとえば、山歩きでの快調さだ。

おそらく、そうした試しが筋肉強化にもなって、それが運動能力上での効果にもなっているのだろう。「体“つくり”」とは大げさでも「身体“復活”」にはなっているようだとの実感である。

それにしても、「ボケ防止」から「健康維持」そして「身体復活」への発展、これはそれを実感できるとできないとでは、雲泥の差どころか、天地を分ける。

 

QL-Day 142(2019年5月15日〈水〉)

ほぼ半年ぶりに受けた血液検査の結果が出た。すべて正常で、自覚感覚ともずれはない。PSA値が6.63と前回(昨年10月23日)の6.11よりやや上がっているが、年齢相応との診断。3年前、癌細胞が発見された時は、7ヶ月間で3.73が6.34へとほぼ倍増していた。ともあれ、前立腺癌については、なおもアンダー・コントロールだ。

昨日は、6ヶ月ぶりに1500メートルを泳いだ。タイムは40分半で見劣りするが、完泳できただけでもよしとしよう。

今日は、8キロを標準タイムをほんのちょっとだが下回る1時間3分50秒で走ってまずまず。

 

 

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