ここオーストラリアでの私の職業生活の主柱をなしてきた労使関係分野での働きが、オーストラリア滞在30年余の集大成をなすかのように、ある大詰めを迎えつつあります。

私はこの8月で満70歳になり、年齢上はすでにその“主戦線”から離脱した格好とはなっています。しかし、「ライフワーク」といった職業生活上の一連の関心の面では、いよいよ舞台はクライマックスにさしかかっているかのようで、深い感慨を抱きつつその到達を迎えているところです。 詳細記事

昨年末のこの風景記事に、日豪の経済・ビジネス関係があらたな潮目を迎えているとレポートしました。そうした新たな流れを象徴する進展が、今年に入って、まさに劇的とも言えるほどに見られています。それはまず、日本のリクルート社が、オーストラリアの大手および中堅人材派遣会社を、同時に二社、買収したことです。そしてそれにつづいて、日本郵便が、オーストラリアの大手輸送会社、トール社を買収しました。 詳細記事

原油価格の劇的な下落により、世界経済の潮目が変わりつつあります。しかも、原発停止の基幹代替エネルギーであるLNGの価格も石油価格に連動しており、文字通りの産業の原動力であるエネルギー価格のこうした下落は、世界の産業構造に少なくない影響を与えないはずはないからです。

オーストラリアにおいても、つい最近まで、その輸出産業の新主役へとのし上がってきていたLNG産業が、豪ドル高とこのエネルギー価格の下落によって、その座を揺るがされつつあります。 詳細記事

 

ほぼ一年ぶりの当風景ですが、いまオーストラリアで、ひとつの歴史の終焉を見る思いの出来事が展開されています。それは、ある意味で、先進国のいずれの国にでも見られるものとも言え、労働者が団結力をもって達成してきたその究極の頂点であるはずの世界が、金、癒着、悪徳にまみれた堕落界に陥ろうとしているシーンです。 詳細記事