2014年3月4日、連邦準備銀行は理事会を開き、政策金利を2.5パーセントのまま据置くことを決定しました。
オーストラリアの政策金利は、こうして昨年8月以来、連続6回の連銀会議(1月は未開催)により、歴史最低の率が継続されています。
一方、3月6日付のオーストラリアン・ファイナンシャル・リビュー紙によれば、連銀のメンバーの語るところでは、家計支出の上昇、好調な輸出によって、オーストラリア経済は深刻な停滞からは脱したもようであると報じています。
3月5日発表の国内総生産の伸び率は、2013年10-12月四半期で0.8パーセント、年換算で2.8パーセントという、予想に反した力強い伸びを示しました。
この伸びは、オーストラリア経済が資源産業への投資の減少によるダメージから抜け出つつあるとの期待的観測をもたらしています。