人生《二重構え》に限る

越境体験=自覚的取り組み編=その6

QL-Day 76(2019年3月10日〈日〉)

私はこの年齢(72歳半)になって、自分が止むにやまれずにとってきた《二重構えの生き方》が、人生の戦略としていかに決定的であったかを覚っている。まあ、平たく言えば、この欺瞞だらけの世界にあって、一途に生きよというのが無理なのだ。化け物にもならず、殺されもせずに生き残るには、この《二重構え》は、必須のスタイルなのだ。

もし、若い世代から、人生の秘訣は何かと問われれば、私は迷わず、この《二重構え戦略》と《自分の内なる声を聞く耳を持て》の二つを挙げるだろう。そしてそれは、どんなコストを払っても値するものだ、と言うだろう。

 

QL-Day 77(2019年3月11日〈月〉)

今日、暑さを避けて夕方にはじったが、自分のはじる姿の影が路上に落ちていた。それはまさしく、地をはう「老人走り」で、それはもはや「走り」ではない。よく言っても競歩。

そこで一転奮起して、バネをいくらか効かした走法にしてみた。その影は、いくらか走りらしくはなった。だが途端に、呼吸は苦しく、ふくらはぎが傷み、これでどれだけもつか、心配がよぎった。

3キロで折り返しで、タイムは23分30秒ほど。キロ8分の標準は切っている。結果、6キロ、48分16秒。キロ8分ぎりぎり。やはり、キロ8分の線は、「走り」と「はじり」の境だ。

そうなのだが、とんだ思い違いをしていた。「はじり」の定義ともいうべき、キロ8分の「標準タイム」のことだが、確認のため当初の記事を見てみると、その定義は、8min/kmではなく、8km/hrとしている。ということは、キロ当たり7.5分ということだ。それを、キロ当たり8分とは、時速にすると7.5km/hr。

どうやらいつかの段階で、この8と7.5をごっちゃにしていたようだ。つまり、今や、時速8キロどころか、時速7.5キロを標準タイムにスローダウンしていた。

だから、6キロ50分といったタイムは、時速にすれば7.2km/hr。

つまり、標準タイムは「老人走り化」(7.2~7.5km/hr)へと、10%近くも落ちていたということだ。

 

QL-Day 78(2019年3月12日〈火〉)

ピット橋からマンリーまでのウォーキング。暑さのなかの約3時間、大汗をかき、脱水症状気味となった。

 

QL-Day 79(2019年3月13日〈水〉)

キロ8分の区切りに挑戦して6キロのはじり。タイムは48分39秒。暑さの中なので、まずまずのタイムで、8分ペースが復活してきた感じ。

先月に作った年間記録比較表を再度、以下に掲載するが、やはり、一昨年9月の脳内負傷が、ペースダウンをのきっかけになっていた。

この先、暑さも和らぐゆえ、タイムのいっそうの向上も期待できよう。

 

QL-Day 84(2019年3月18日〈月〉)

今日のはじりは8キロ、しかもタイムは1時間3分59秒と、標準タイム内におさまった。昨年4月以来の記録だ。

 

QL-Day 85(2019年3月19日〈火〉)

逆の話に聞こえるだろうが、やや涼しくなってきたので、今日は3カ月ぶりにプールに。暑い盛りはプールも混雑し、その分、水も汚れがちで、とかくビールスに感染しやすい。そこで泳ぎは、盛夏以外となる。

ただし、久々の泳ぎで、上半身に力がなく、しんどいこと甚だしい。何とか600mをこなして、タイムは16分36秒。100m当たり2分46秒と、上の表の昨年の平均値にてらせば、さほどひどいものではなさそうだ。

 

QL-Day 86(2019年3月20日〈水〉)

6キロはじり、タイム49分57秒。

 

QL-Day 87(2019年3月21日〈木〉)

今週は、店が暇で、仕事は休み。

泳ぎ800m、21分30秒(2分41秒/100m)。

 

 

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