伝統おそるべし

 連載《「男の急所」の料理法》(その3)

発行人

日本の伝統的医学である鍼灸の実践が、実は遺伝子レベルへの働きかけであり、そういうレベルでの効果もたらしているということです。伝統おそるべし。

【5月29日】私が相談している鍼灸師から、以下のような助言をもらいました。私がわずらっている右足指付根の痛みの改善を報告したことへの返答です。

〔略〕お灸はすえていると、いつの間にか主訴がなくなっていることが多々あります。人の遺伝子には、壊れたところを治す遺伝子もあり、傷などは勝手に治ります。この遺伝子がやられると、修復不可能になり死んでしまします。松崎さんの場合は、まだこの遺伝子がしっかりしているので、修復したのでしょう。ただ、ほっといて治るというものではありません。何かのきっかけを与えると、修復遺伝子が活性化されるので、それには針灸がよいのです。土台となる身体(これは個人差があり、良いのも悪いのもありますが)に一番良い刺激をかけると、すさまじい速度で身体が変わります。これが面白くて、この仕事が辞められなくなりました。生物としての人間の生き残りの能力はすさまじいです。以下、原先生を参照して下さい。

https://ja.wikipedia.org/wiki/原志免太郎

私が尊敬する福岡伸一先生の記事も添付しました。この先生のサイトもたくさんありますので、参照して下さい。

福岡伸一インタビュー〔2020年11月『日立評論』掲載〕

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