6月の一日平均訪問者数(グラフ中の赤線)は 1,388人と、5月の1,193人より一気にほぼ200人との驚くような増加となりました。この 1,400人に迫る数値は、2020年5月の1,450人、同年8月の1,424人に継ぐ、歴代3位の高さです。
この記録は、今年の2月を底に、4か月の連続増加の結果なのですが、全般として、古いコンテンツから新しいコンテンツへの移行がこの間に生じ、しかもその増加が減少を補って大きく余りあるからです。
その新成長部門の筆頭は「私共和国」(黒点線)です。この部門は、私の日常をダイアリー式に記録しているものですが、ことに自身の健康問題にどのように取り組んでいるか、その具体的行動を扱ったものが主柱です。そして運動による成果がいかに著しくかつ有意義か、その実践的記録が、読者の関心を呼んでいるものと推測されます。
第二の成長部門は「リタイアメントオーストラリア」(茶色線)です。ここには主に二つのコンテンツがあり、一つはオーストラリア連邦銀行による政策金利の決定状況の逐次レポートと、他は、あなたがお読みのこの記事を中心とするサイト訪問データのフィードバック分析です。なお、この両者は数量的にはほぼ互角です。
第三の成長部門は、いわゆる「エソテリック3部作」で、「エソテリック2部作」(黒線)と「エソテリック第三部」(黒複線)の合計です。この三巻からなる英語原書の訳読記事は、もう8年を越えて続いてきたものですが、その最終巻の訳読も終盤にかかっていて、次回で完結する予定です。そしてこの3部作は、病んだ米国社会についての一般には報道されていないディープな情報が主をなしており、そのあたりが、根強い関心を呼んでいるのかと思われます。
加えて、数量レベルとしては低いながら、「2項合計」(黄土色線)のこの二か月間の顕著な伸びがあります。これは、先月にも報告しましたように、2年前に出版した『自‘遊’への旅』の英訳版である『Fly High』へのヒットが貢献しているもので、毎日、定常的な25前後のヒットが着実に寄せられています。英語版ですからおそらく日本以外からのものと推測されますが、そのきちっとした定常性がゆえランダムなものとは考えられず、一体誰によるものなのか、謎めいた手ごたえとなっています。
最後に、長年の“ベストセラー”「天皇の陰謀」(紫線)が、長期下落傾向にあります。それでも、数量的にこれだけのレベルを維持しているのですから、読者からの幅広い関心の現れと判断されます。
このように、全般として、翻訳ものに代わって本サイト独自のコンテンツが、読者層をつかみはじめているかの変化が指摘できます。