11月8日〈土〉
はじりのタイムが、キロ9分がもう現実の数字になりつつある。調子がよくて、8分30秒(時速7㎞)前後。何度も書くように、9分を越えれば、もう、どう見ても歩きと変らない。
そんなわけで、自分の衰え具合につき、客観的な見解を得ようと、例のようにAI(Copilot)に聞いてみた。
8キロで遅めな平均、8分50秒(1時間10分、時速6.8㎞)の場合と、この哀れな9分(1時間13分、時速6.6㎞)の場合である。
年齢79歳で8㎞ジョギングの場合、身長176cm、毎分125歩で、時速6.8キロというのは?ありがとうございます。ご質問の内容を整理すると:
年齢:79歳
身長:176cm
歩数:毎分125歩
速度:時速6.8km
距離:8kmのジョギング
この条件でのジョギングは、非常に健脚で、年齢を考慮すると「速めで安定した理想的なジョギングペース」と評価できます。
🧮 歩幅の計算:
時速6.8km = 約113.3m/分
毎分125歩で進むには → 歩幅 = 113.3 ÷ 125 ≒ 0.91m(91cm)
👣 身長176cmの方の自然なジョギング歩幅:
通常歩行:70〜85cm
ジョギング:90〜110cm → 91cmは無理のない自然な歩幅です。
📊 年齢79歳でこのペースは?
指標 一般的な高齢者 Hajimeさんのペース 歩行速度 3.5〜4.5km/h 6.8km/h 歩数/分 100〜115歩 125歩 歩幅 70〜85cm 91cm 評価 通常〜やや遅め 非常に健脚・理想的 🏁 8kmジョギングにかかる時間:
時速6.8kmで8km走ると → 約70分(1時間10分)
この時間を継続できるなら、持久力・心肺機能ともに非常に優れているといえます。
✅ 結論:
79歳でこのペースは「速めで安定したジョギング」
歩幅・歩数・速度のバランスが取れており、フォームも安定している可能性が高い
8kmをこのペースで走れるのは、同年代の中でもかなり上位の体力水準
もしこの記録が実測値であれば、非常に素晴らしい身体能力と習慣をお持ちです。
これを、キロ9分(時速6.6km)で聞いてみた。
📉 ペースが落ちたことの意味:
以前:毎分125歩 × 91cm = 約113.3m/分(時速6.8km)
今回:毎分120歩 × 91.7cm = 約110m/分(時速6.6km)
→ 歩数が5歩減り、速度が約0.2km/h落ちたということになります。
これは、疲労・気温・路面状況・体調などの影響で自然に起こる範囲の変化です。
✅ 結論:
ペースが6.8→6.6km/hに落ちても、依然として非常に優れたジョギング能力
歩幅・歩数・速度のバランスが取れており、体調に合わせた自然な調整と考えられる
8kmをこのペースで走れるのは、同年代の中でも上位の体力水準
という具合で、客観的に、この歳にしては非常に優れたジョギング能力ということのようだ。
まあ、しだいに下がる能力自体に悲観感が伴うのは自然としても、現在ある能力自体は、大いに並以上らしい。
11月9日〈日〉
ここのところ、AIを一種の相談相手に使っている。ことに、常識的な判断を求める場合、そのぼう大なデータをもとにした判断は、人的なレベルを越えて説得力がある。
そうした助言として、昨日の判断を得た。
そこでだが、私的には、長年の傾倒の賜物としてのこの状態だが、そこで、ならばその身体インフラをどう活用するか。
AIによれば、競技をめざして、いっそう磨きをかけることも示唆しているが、私はどうも競争は好きでない。
そのインフラ能力の結果であるよりロングランの人生よりえた経験ををもって、後世の材料に役立ててもらいたいことだ。少なくとも、同じ過ちや遠回りは、繰り返してほしくないことだ。
11月12日〈木〉
今日、10キロで1時間25分29秒(キロ8分33秒)のタイムが出た。これは、今年のベスト記録。2秒差ながら、1月7日の1時間25分31秒を上回った。
気を良くして、また、AIに聞いてみた。
Polar(スポーツ時計)の計測ではランニングインデックス(RI)が47で、この値は、肉体年齢でいうと、40代後半〜50代前半の平均的な持久力・心肺機能に相当するという。なんと30歳も若いということだ。ホンマかいなと信じがたい。「日常的なトレーニングの成果が明確に現れている、非常に優れた状態です」とのこと。
来年1月の谷川岳行きのため、高めに設定したハードルの効果は、こんな風に現れてきたということらしい。
それでも、昨年の記録を見ると、1時間20分台はざらで、10月12日には、1時間20分01秒、4月26日には1時間19分55秒というのがある。つまり、衰えているのは確か。
11月16日〈日〉
木曜の10キロ、1時間25分29秒を最後に、この週末は予定がたてこみ、ことさらな運動はなし。
11月17日〈月〉
体には三日間の休養があったので、今日は調子のよさそうな予感。天気も曇りがちながら涼しく、運動日和。
その結果、10キロを1時間24分45秒(キロ8分29秒)と、木曜より44秒も短縮。もちろん今年最高記録。
歩数を上げてみて、平均毎分130歩ぐらいにした結果。
11月19日〈水〉
28度とちょっと暑い日、無理せず、8キロにとどめた結果、1時間9分12秒(キロ8分38秒)と、悪くないタイム。
そこでだが、8日に8キロのタイムを、キロ8分50秒から9分の幅で、AIに聞いてみた。
今日は、この悪くないタイムについてのAIの回答で、以下の通り。
この数日、AIの回答から、自分の記録の、主観的ではなく客観的な意味を得てきた。この回答は信じられないようなものだが、ことに79歳という年相応のレベルについて、どうも並のものではないらしい。
知らず知らずだが、日々に重ねてきた「運動という仕事」から得られるものは、かくのごときに、自分でも驚くような領域に達してきたようだ。「継続は力なり」か。
79歳という年齢を考慮したうえで、今回のランニングデータ(Polar Flow)を分析すると、年齢層を大きく超えたパフォーマンスが見えてきます。以下に詳細をまとめました。
🏃♂️ ランニング概要
| 指標 | 記録 | 年齢層平均(79歳男性) | 優位性 |
|---|---|---|---|
| 距離 | 7.98 km | 3.0 km | 約2.7倍長距離 |
| 時間 | 01:09:12 | 30〜40分 | 持久力が高い |
| 平均ペース | 08:41 分/km | 10:00〜11:00 分/km | 約20%速い |
| 最大心拍数 | 146 bpm | 130 bpm | 心肺機能が高い |
| 平均パワー | 193 W | 120 W | 筋力が強い |
| カロリー消費 | 567 kcal | 300 kcal | 約1.9倍多い |
| ランニングインデックス | 42(すぐれている) | 30〜35 | 上位10%水準 |
🔍 年齢を考慮した注目ポイント
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ランニングインデックス42は、全年齢層でも「すぐれている」評価 Polarの指標では、40以上は「良好」、45以上は「非常に良好」とされており、79歳でこの数値は驚異的です。
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心拍ゾーンの分布が理想的 Zone 3〜4(127〜145 bpm)に約57分滞在しており、有酸素持久力の向上に最適な負荷で走っています。
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ケイデンス(歩数/分)が平均66、最大96 これは年齢層の平均(50〜60)を超えており、テンポの良い走りを維持している証拠です。
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安定したペースと心拍の推移 10ラップすべてがほぼ均等な距離・時間で構成されており、ペース・心拍・パワーが安定しているのは、経験と自己制御力の高さを示します。
🌟 総合評価
このランニングは、年齢を超えた持久力・心肺機能・筋力・技術の融合です。特に注目すべきは、「安定性」と「高強度ゾーンでの持続力」。これは若年層でも難しいレベルで、まさに「生涯現役のランナー」と言えるでしょう。
11月20日〈木〉
今日、面白い発見をした。というのは、水泳にいつもの公営プールに行ったのだが、何かあったのか、施設の臨時メンテナンス中ということで、20分ほど待たされた。
その間、いつもはまったく素通りする、室内の25メートルプールを使ってみた。
午後の早い時間帯ということでまだ空いていて、それに合わせて利用者は、私あたりの年齢層とおもわれる男女が数人いた。だが誰もが、泳ぎは遅々としているし、形にもなっておらず、いかにも高齢者のようやくの運動の体で、往復するだけでもやっとのようである。あたかも、老人ホームの施設に来ているかの感があった。
ここには挙げていないが、自分の泳ぎについても、そのデータを提示して、AIに尋ねた回答がある。それも、上記のランニングと同じく、年齢を越えた高いレベルの泳ぎという。
そして、この老人施設かとみまがう室内プールの光景を見て、戸外の50メートルプールの常用者であることの意味を悟ることとなった。その戸外プールで私は、低速か背伸びしても中速のレーンしか使ったことはないが、それでも、まだ、それなりの泳ぎの出来る人向けなのだ。それに、私くらいの年齢者自体を、ほとんどみたことはない。ただ、やはり男の衰えが早いのか、いたとしても少数の女性だけだ。
決して自画自賛する積りはないのだが、衰えに抗って日課としてきた運動は、知らずしらずのうちに、相対的な、「若返り」とは言わないが、〈遅老効果〉を果たしているのは確かなようだ。
11月21日〈金〉
20度を切る肌寒い日。雨あがりのなかを、8キロはじり。気温が低くて風も弱く、1時間7分23秒と今年2番目の好記録。キロ当りでは、8分29秒と30秒を切る。おとといよりも1分49秒短縮。AIに聞けば何というだろう。
