家計資産、実質年3.6%の伸び

 

オーストラリアの家計の平均資産高は、2013年の一年で872,000豪ドルとなり、名目で6パーセントの50,000豪ドル、実質で3.6パーセントの29,000豪ドル、その価値を増やしました。

この上昇は、住宅価格と株価の上昇、そして定着した貯金慣習によると、ある経済予測コンサルタントは分析しています。

資源ブームが始まった10年前以降、オーストラリアの全家計に、ほぼ2兆豪ドルが注ぎこまれた計算となります。

こうした傾向を、2014年にあてはめると、この一年で、平均家計資産は919,000豪ドルに、そして2017年までに、1,000,000豪ドルに達すると予想されています。

RP Data-Rismark の調査によると、2013年の一年で、全国の住宅価格の中央値は9.8パーセント上昇して540,000豪ドルになりました。これは、2010年以来の大幅な上昇です。

都市別に見ると、シドニーでは、同15.2パーセントの775,000豪ドル、メルボルンが9.9パーセント、パースが8.5パーセント、ブリスベーンが5パーセント、アデレイドが2.8パーセント、ホバートが2.2パーセントとなっています。

 

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