12月の一日平均訪問者数(下グラフでの赤線)は1,207人となり、11月の1,009人から198人という大きな増加となりました。下グラフは、この一年間に絞った推移を見たものですが、一年を通した傾向としては、「エソテリック2部作」に、新たな第3巻の開始による大幅な減少が見られる他は、おおむね、大きな変化はなかったと言えます。
ただ、やや詳しく見ると、まず、一日平均訪問者数のこの200人近い伸びですが、これは、12月27日に生じた4,855人という異常な数値に影響されたもので、それを除いて平均すれば1,086人となり、妥当な数に落ち着きます。そこでこのほぼ5千人という数なのですが、その日のログを調べても、それほどに異常に読者を獲得している項目は見当たりません。全体にならしてそれ程の増加があったというのも不自然です。おそらく、何らかのロボットを用いた人為的ヒットが作用していたのだと推測しますが、どなたかその道の専門家で、情報を与えていただければ幸いです。
それと、いつも注目される「天皇の陰謀」(紫線)ですが、下降傾向にあったものが11月のみで300ヒットほどジャンプしています。同書の「もくじ」へのヒットにさほど顕著な変化はないものの、「著者から読者」の章へのヒットが5割ほど増え、新たな読者の訪問かと解釈されます。
年間の細分集計で、「天皇の陰謀」の前文を除く8部のうち、もっとも読まれているトップ3部を挙げると、1位「第4部 満州侵攻」11.3%、2位「第1部 戦争と報復」7.1%、3位「若い皇帝」6.4%となります。
加えて、「2項合計」(ベージュ色)ですが、この2項とは、「新学問」と「英訳ページ(Amphibious Space)」の合計です。そのうちの英訳記事へのヒットが、11月のひと月で4割強増加しています。海外読者からの関心が広がっているサインと解釈されます。