下表のように昨2021年の運動記録を集計しました。

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「私の健康観」 v.2

「四分の三プロジェクト」に関わって

私が「私の健康観」を書いたのは還暦から2年後の2008年で、その要点は、健康とは自分の「内外」のエコロジーの共に良好状態のことで、そのポテンシャルを最大化する「自頼」に焦点を当てようとするものでした。

私の「二周目人生」はいま、それから13年目を迎え、人生ステージも「仕事」を中心に演じられた場は幕を閉じ、まさしくフルにその「自頼」を実践してゆくべき場へと至っています。

かくしてわが人生は、日々への取り組み方が人それぞれに選ばれる、《自創自現》の次元へと移ってきています。

それは先にも述べましたように、自分をサンプルに「実験台」とするとも表現できるものです。

ともあれ、内外エコロジー上のそういう良好状態をなんとか失わずにここまで来られたことに驚きを込めて感謝しつつ、加えてこの健康を、残された歳月を支える何ものにも替えがたい筆頭の資源として、その活用を図るとともに、願わくばその研磨をもって、有終の仕上げのための糧にしたいと考えています。 詳細記事

いま読書中と日本の若い友人が知らせてきた本――『ユダヤ人大富豪の教え』――を読んでみた。

フィクションとして読んでも怖ろしく良くできたこのストーリーは、多少の脚色は加えてあるようだが、著者の実体験をつづった実話というところが味噌だ。

つまりこの本は、そのユダヤ人大富豪との偶然としても幸運すぎるような出会いに加え、その大富豪の語る奥深い教えを、15年の反すうを経て、世に伝えようとしたものである。

一般に、どんな体験であろうと、それを引き寄せられたのはその人の能力のたまものだし、さらに、そうした体験を、きちっとまとめる能力もなければ、それが出版の日の目を見るまでには至らない。

そうした関門をくぐってきた本書は、ナチの迫害から逃れたそのユダヤ人老富豪が、これぞと白羽の矢を立てた日本の青年に、一カ月間、自分の豪邸に客人として招いて一対一で授けた人生の奥義書である。

それが、比肩を見ない値打ちものでないわけがない。 詳細記事

私には子供がいません。なので、いわゆる「問題の子孫送り」の是非議論に加わらなければならない現実の事情を抱えているわけではありません。しかし、だからと言ってそういう議論に、「我存ぜぬ」とそっぽを向いているわけでもありません。

そうした議論に、たとえば、今月13日に閉幕した国連の気候変動会議(COP26)のテーマ――CO2の削減問題――があります。そのような地球の将来、つまり誰もの子孫にかかわる自然環境の問題に関しての私の立場は、自分の末裔に降りかかる災厄がゆえのものではなく、むしろ、純粋に思念的かつ個的動機に発するものと言えます。そして、私がもっとも強く関心を抱くのは、人間の「生命」とか「健康」といった分野を介しての結果的な地球環境とのつながりです。 詳細記事

 

かくも醜く、そして切ない「下心」

女性メダリストたちが作った#MeToo運動の別の風穴

私はすでに、「じいさん」と呼ばれて充分にふさわしい年齢に達しましたが、衰えたとはいえ、雌雄別上ではあいかわらずの雄です。そういう私が、ことに最近、社会でかまびすしい問題について、少々、考えさせられているところがあります。 詳細記事

天皇の陰謀』の著者、故ディビッド・バーガミニが、新作『Chinas Imperial Conspiracy(皇帝の陰謀)』を、あの世から出版した。【English version 詳細記事

かねてから狙っていたものの、決断に至らなかったこの計画でしたが、昨日、ついに決行し、無事、成功しました(5月15日記)。

シドニー南部の沿岸地帯に広がるロイヤル国立公園。その見どころは、何といっても、切り立った断崖絶壁をなして海に落ち込む、豪州大陸が造り出す壮観な地形美です。

断崖絶壁は、高いところでは100メートルを越える。

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本サイト『両生歩き』は、2013年に現在のデザインへと改めた後、ほぼ毎日、ヒットログデータを蓄積してきました(その行為は超小規模ながらGAFAなどと同じですが、本サイトではビジネスを目的とはしたものではありません)。以下は、2014年末より現在までの7年半ほどの間のそのデータを分析した結果です。膨大なデータ量のため、分析に時間を要してきましたが、このたび、作業のおおむねを終えました。

では、何ゆえにそんな労力を要する作業を必要とするのか。それは、ネット社会を、より非拘束な《もうひとつの人生の場》と位置付ける者にとって、自己を展開する自分のサイトは、一種の自分のアバターです。それがゆえ、その自分の“影武者”がネット社会でどう活躍しえているのか、それを確認しないでは、そのねらいは完結しない――単に一人よがりに終わるならまだしも、へたをするとGAFAらの餌食とされかねない――と考えるからです。 詳細記事

今、オーストラリアの首都キャンベラは、政界に相次ぐレイプ疑惑で激震している。現国防大臣〔女性〕の職員が深夜まで勤務後、大臣オフィスで同僚にレイプされたとの告発に続き、現職の法務長官が33年前のレイプを訴えられていたが、昨年その被害者が自殺して疑惑自体は法律上、迷宮入りになろうとしている。被害者が苦渋の訴えを起こしても法の壁は冷たく厚い。日本でも塗炭の苦しみや弁護士の無私な献身をもって100年来の法律が改められている。 詳細記事

量子理論が、世界のパラダイムを大きく変えてきていることは、本サイトでも新設別サイトでも繰り返し述べてきています。そうしたパラダイムの《量子化》は、科学に限らずそれを応用するテクノロジーの面でも、現代の変化の最先端を切り開いています。ただ、そうした《量子化》の奔流も、注目の的となっている実用面の一方、理論面では、まだまだ底深い未解明部をも伴っています。

写真はウィキペディアより

その未解明な課題の筆頭と言うべきものが、量子理論の「解釈問題」と言われているもの――アインシュタインはそれを「spooky(幽霊のようだ)」と呼んだ現象問題――です。現在時点で、それは二つの「解釈」としてその潮流を分けています。その二つとは、「コペンハーゲン解釈」と「エヴァレット解釈」で、後者は「多世界理論」とも呼ばれています。 詳細記事