応援団か観客か

「二極子育て」外野席(第1回)

新たに始まった二家族シェアー生活。

これが、どこかざわざわしつつ、どこか新鮮なのです。

そうしたありさまを扱う新コーナー、題して<「二極子育て」外野席」>をもうけました。

この四人暮らしは、各々の年齢が、4+64と、57+68というダブル二極化同居家族(「ダブル二極」とは、あたかも、祖父・孫親子+子育て・リタイア共存のようなとの意)ですが、四人を平均すれば48歳となって、この数字の限りでは、もはや子育ての気配はすこしも感じられない”熟年家族”風です。

ところで、オーストラリアではいま、国会に同性の結婚を認める法案が提出されており、オージー社会の大勢の意向を反映して、今年中には成立、実施される見込みです。

そんな、広がってゆくであろう多彩な組み合わせの親子関係もあれば、他方に、この父子+グレー同居人家族もあるわけです。私自身が育ってきたいかにも標準的な家族構成を考えれば、オーストラリアとはいえ、大ききな時代の変化の真っただ中にあることを実感させられます。

もとはと言えば、生活の必要に先導されたこのシェアー生活ですが、はたして、この巡り合わせは、次世代にとって、それは応援団役となれるのか、それとも、偶然に同席した観客にすぎないのか・・・、 限りはありますが、長い目で見る必要がありそうです。

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