Day 170+943(4月11日)
前回で触れた「腹ひっこめ」法が調子よい。今日は、それで10キロをはじってみた。するとタイムは1時間17分30秒と、キロ当り8分の「はじり標準ペース」の10キロ80分より、2分30秒短縮されている。キロ当りにすると15秒、つまり、約3パーセント、30メートルの短縮。
このはじり法は、意識的に持続する必要がある。やや気力を要するけど、同じタイム短縮をピッチを上げてなそうとすると、もっときついだろう。
要するに、体や筋肉の動きを効果的に使えているのだろう。
Day 170+950(4月18日)
今日も「腹ひっこめ」法で10キロをはじった。すると結果は、なぜか一週間前の記録と1秒も違わぬ、1時間17分30秒とびっくり。
このはじり法は、足の運びに応じて、リズミカルに腹をひっこめるもので、たとえば右足の二歩ごとに着地する寸前に腹をひっこませる。そうすると、着地が一瞬遅れてその分、ストライドが伸びる。それでもペースは同じなので、ストライドの伸びの分、タイムがよくなるようだ。
この走法は、意識的に行わなければならないので、他の事に気を取られていると忘れてしまう。日常生活でも、思い出した時は、座っている時でも、歩いている時でも実行はできる。くっと腹をひっこませる時、同時に肛門筋もくっと締まって、背筋がすっと伸びる感じがある。
Day 170+952(4月20日)
これはある意味では実に深刻なことであり、また、別の意味では、仕方のないことであるのですが、英語の、ことに会話力が顕著に衰えていっていることをひしひしと感じています。
英語の、「読み書き」については、作業に時間をかければその弱点を補うことが可能ですが、「聞き話す」については、基本的にその場勝負で、“瞬間力”が不可欠です。この、とっさの力が確実に衰えています。
それに、すでに話す力については、はなから期待は捨ててきたのですが、それでも何とか食い下がってきたつもりの聞き取り力が、むろん場面によりますが、基本的に、ほとんど頼りにならなくなってきています。
ことに、ビジネスの場では、もはや直に現場には出るべきではないと判断し、同僚にも、その旨を表しています。むろん、だからと言って、即座な無力化が起こっているわけでもありませんので、必要に応じた回避や補完手段をこうじながら、今後の軟着陸にもってゆきつつあります。
自己なぐさめ的に言えば、英語のことに会話分野は、自分のスキルとしては、もっとも後に挑戦した、もっとも底の浅い、もっともにわか作りのものです。そういう意味では、もっとも失いやすいものを失っていっているだけの話なのですが。