お父さん子の甘えん坊ジョン。
朝、起きたばかりのむずがりの中で、お父さんの背中が恋しくて、一人でトイレに行きたがりません。
お父さんも、もう止めたいのですが、トイレもさせなければならないので、そのジョンの求めに応じて、彼をおんぶしてトイレに連れてゆきます。
日本のおばあちゃんからも、もう学校に通うようになっているのに、いつまでも、と叱られているようです。
そこで私とお父さんと相談して、彼をひやかしてみることにしました。
今朝、私が洗濯機を使っているところに、彼がおんぶでやってきました。
ちょうどいい機会です。
「おやおや、誰かさん、いつまでもおんぶで、セミみだいだね」。
さすがにお父さんの背中から降りて、なにやら恥ずかしそうに、体をもじもじと動かしていました。
本人も、いけないとは判っているようですが、つい、甘えから抜けられないところなのです。