Day 150(2018年7月2日〈月〉)
JL772便でシドニーを発って成田へ。夕刻、練馬の兄宅に到着。
Day 151(2018年7月3日〈火〉)
銀行や賃貸関係の実務作業。
Day 152(2018年7月4日〈水〉)
兄夫婦や姪っ子たちと歓談。
夜行バスで津へ。乗客は若者ばかり。昔学生のころの帰郷によく使った夜行列車を思い出す。
津で、夫のガン診断のため、亡母の生誕100年を記念する墓参りを断念した妹と会う。
天候崩れ始める。
Day 153(2018年7月5日〈木〉)
鳥羽で友人Oと合流し、志摩市の友人K宅に寄寓。雨足強まる。
Day 154(2018年7月6日〈金〉)
終日、三人で歓談。雨、降りやまず。
友人Kは、高野山で修業した僧職資格を持つが、同宗教組織の堕落に幻滅した思いを語る。空海と呼ぶKに、大師様と呼べとたしなめられたとか。近年の同寺の西洋旅行者間での人気は、国内での低迷打開のための苦肉のインバウンド促進策の結果とのKの見解。
Day 155(2018年7月7日〈土〉)
鳥羽の貝料理屋で昼食。伊勢を後にして大阪へ向かう。
O宅に寄寓。
Day 156(2018年7月8日〈日〉)
延命学療法のマッサージを受ける。
奈良の自然野菜食レストランで夕食、オーナーには、二度も命拾いを成し遂げたど強運の主と歓迎される。
Day 157(2018年7月9日〈月〉)
昼前、京都駅で兄夫婦と落ち合い、知恩院へ両親の墓参り。
昼食後に兄たちと分かれ、単独で東寺を見物、汗まみれ。空海が1300年前に構想した宇宙観を見に東寺へ。
立体曼荼羅 (東寺ウエブサイトから)
夜は、京都駅前のビジネスホテル泊。
Day 158(2018年7月10日〈火〉)
尼崎武庫之荘の老人ホームで叔父に面会。ついに僕を認識してくれなくなっていた。叔父84歳。
新神戸より新幹線で、豪雨被害地をぬけて博多へ。在来線はズタズタ状態。
博多駅前で無事に友人Mと落ち合い。
宝泉寺温泉で汗を落す。
Day 159(2018年7月11日〈水〉)
佐伯で評判の寿司で昼食、別府へ。泥の風呂入浴。
Day 160(2018年7月12日〈木〉)
大分県日出町の佐藤俊造・花ノ木美術館を訪問。早逝した無名画家を、家族で世に残している小さな美術館。
Mに熊本まで送ってもらう。
熊本県庁前でT家からの迎いと落ち合い、T家へ。
Day 161(2018年7月13日〈金〉)
眼鏡橋、日向往還旧道、通潤橋、七滝、鮎の瀬大橋、水源など見物。
Day 162(2018年7月14日〈土〉)
熊本城の復興具合を見物。
熊本県庁前から夜行バスで神戸三ノ宮へ。
Day 163(2018年7月15日〈日〉)
三ノ宮着。JRで垂水へ。迎えの車で我がブログの熱心な読者Kさん宅へ。
午後、梅田での講演会に参加。
梅田から夜行バスで東京へ。
Day 164(2018年7月16日〈月〉)
早朝、東京駅鍜治橋着。昼、上野駅で義理姉と会って食事。
同駅で友人Nと落ち合い、根津のN宅に寄寓。
Day 165(2018年7月17日〈火〉)
新宿7時発の「スーパーあずさ1号」で茅野(9時08分着)バスで美濃戸口(海抜1,500メートル)で下車、10時半、登山開始。美濃戸――行者小屋――文三郎尾根――赤岳(海抜2,899メートル)――赤岳頂上山荘、到着は4時。
ほぼ半日で、標高差1,400メートルを一気に登る強行軍。
Day 166(2018年7月18日〈水〉)
赤岳頂上山荘――地蔵ノ頭――横岳――硫黄岳山荘――硫黄岳――夏沢峠――箕冠山――根石山――東天狗岳――西天狗岳――唐沢鉱泉――渋辰野館。
二日目も、地図表示上の所要時間が合計8時間というタフ行程。やや想定所要時間を上回ったものの、2人の72歳の登山者は、無事、完歩することができた。
Day 167(2018年7月19日〈木〉)
渋辰野館を11時に出て、東京に向かう。35度を越える猛暑に迎えられる。
夜は、互いの健闘をたたえあって打ち上げの宴。
N君の奥さんには、お弁当や汗臭い衣類をすっかり洗濯してもらうなど、たいへんなお世話を頂いた。
Day 168(2018年7月20日〈金〉)
午後、大学時代の後輩のS君と会う。新宿のレストラン中村屋は、同年齢とおぼしき客たちでいっぱい。
夕方は、大学同窓の連中(2人の奥方を含む計7名)との飲み会。完全回復を祝ってもらう。もう50年にも渡って交友を続けている仲間たち。
Day 169(2018年7月21日〈土〉)
今日から出発の24日まで、池袋のビジネスホテルを根城に、最後の日程をこなす。ことに、今回の日本滞在で仕入れた情報をもとに、レポートを書き上げる仕事を片付けなければならない。