2014年12月2日、連邦準備銀行は定例理事会を開き、政策金利を史上最低の2.5パーセントのままに据置くことを決定しました。これにより、昨年八月以降、15度、連続16ヶ月間にわたって据置かれたまま年を越し、次回の理事会開催は、来年二月初めの予定です。
しかし今回の決定発表に際し、連銀スティーブンス理事長が表した、より弱い豪ドルが「必要となる見込み」との言葉は、もしこのまま、オーストラリアの主要輸出品である資源価格の低さが続けば、連銀がその態度を変更し、来年には金利を下げる意向であると解釈されています。