‘難解’記事にでも着実な読者

《月平均一日訪問者数》 1月は1,015人へ2人微増

今年1月の一日平均訪問読者数は、過去数か月の下降傾向が底を打って1,015人となり、先月の1,013人をわずかながら2人上回りました。これが、続いてきた下降傾向を反転させる兆候なのかどうか、もう少し推移を見守る必要があります。

こうした次第で、このような読者数統計結果は、その発行者にとって、二つのことを告げています。ひとつは、上記のごとく全体集計に見られる一日平均訪問読者数の下降傾向。もうひとつは、これは最近気付いたことなのですが、そうした全体傾向の中で、多数ではないものの特定記事への着実な読者数が見られることです。前者はもちろん私を落胆させますが、後者は力強い励しとなっています。

 

その特定記事というのは、ある日、私の記事中、不人気だろうと自分でも思っていた記事のことで、そこに予想外に訪問者が少なくないことを発見しました。

この記事は、数学、それも虚数という極めて専門的なテーマを扱った、自分でも再度勉強しながら書いた、まったく一般向けではない記事でした。

ちなみに、そのタイトルは「『虚数』という異次元へのポータル」というものです。

そこで、その発見はたまたまなものか、それとも一連の反応の一端なのかを確かめようと、過去の経緯を調べてみました。その結果が下のグラフです。その特定記事への各月合計ヒット数の推移です。

点線はトレンドを表示

 

その記事は、2019年9月22日号に掲載したもので、むろん、その前月8月でのヒット数はゼロです。それが、掲載直後にピークをなしているのは当然(それでも、毎日2人程度ですから、さほど多いとは言えません)としても、その後、緩い減少トレンドはありながら、月平均40人弱の定着した読者があります。

通常、新しい記事には、掲載直後の山が、半年ほどで、30から20パーセントに低下するのが通例です。それがこの記事では、60パーセントほどを維持しているのですから特異です。

一般に、掲載記事には、ロボットや検索上たまたま訪れる“非自主的訪問”が一定数あるのですが、そういうケースなら、数も限られますし、不規則な上下があります。それが毎月40人弱を維持しているのは、それなりの関心の現れと判断されます。

 

そこでなのですが、ここで、私からのお願いがあります。

実は、この特定記事に限らず、いずれの記事の発信であっても、そこには闇夜に向かって一人話しかけるような感じがあって、その会話に直接の手応えはなく、自分の声は、ただ闇のなかに吸い込まれてゆくばかり、といった印象がぬぐえません。

ただ、そうした独り作業に、潜在的反応を推し量る手掛かりを与えてくれるのが、ウエブプロバイダーが提供してくれる記事別ヒット数ログです。上記の統計グラフはそれを基にしたものです。

そこでですが、そうした熱心な読者の方々に、お願いがあります。もし差し障りがないようでしたら、皆様の率直なお声を聞かせていただけないものでしょうか。もちろん、他の記事についてでも、あるいは、手厳しいご意見も歓迎いたします。

なお、その際には、本サイトへの投稿(こちらの記事末尾のアドレスへ)や、HP下端にあるコメントフォーラム『ブログり合うのも何かの縁』など、都合のいいものを用いてください。

知り合いにでも話しかけるように、気軽にご意見をいただければ、感謝感激です。

 

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